野村の空売り|キオクシアを1000億円以上もショートする圧倒的割合

空売り(ショート)残高の一覧に「Nomura」という名前を見つけると、外資の機関を見たときとは違う受け止め方になるかもしれません。日本の証券会社が、日本株を売り建てているように見えるためです。

2026年8月26日から2026年9月2日の報告を調べると、野村の名前は3つの法人に分かれて載っていました。ロンドン、東京、シンガポールです。

そして、ロンドンの法人と東京の法人では、1銘柄あたりの大きさが5.6倍違いました。銘柄数はロンドンが204、東京が21。それなのに1銘柄あたりの金額は、東京のほうが大きいという結果です。

この記事では、3つの窓口がそれぞれ何を扱っているのかを数えます。東京の21銘柄は数が少ないので、全部を表に載せます。

この記事でわかること

・野村の名前は3つの法人に分かれて報告されている(ロンドン204/東京21/シンガポール1)
1銘柄あたりは東京 約87.5億円/ロンドン 約15.6億円で5.6倍の差
・両方に名前が出ている銘柄は2銘柄だけ。扱いが分かれている
・東京の野村證券が報告している21銘柄を全部掲載
・ロンドン分の金額の33.9%がキオクシアホールディングス1銘柄に集中
・1銘柄あたりの残高は平均0.84%で上位4機関のなかで最小
・204銘柄の年初来は上がった116/下がった88(中央値+2.0%)
・上位4機関を並べた比較

※ この記事は制度と公表データの解説であり、特定の銘柄や売買、特定の事業者の評価を目的とするものではありません。集計は2026年8月26日から2026年9月2日に公表された空売り残高の報告にもとづきます。株価はYahoo Financeの日足終値です。

野村證券とNomura International plcとはどんな会社か

野村の名前で報告している法人のうち、中心になるのは東京の「野村證券株式会社」とロンドンの「Nomura International plc」の2つです。同じグループですが、登記されている国が違う別の会社です。

どちらも野村ホールディングスの傘下ですが、報告書の上では別々に数えられています。

項目 内容
東京の法人 野村證券株式会社(東京都中央区日本橋一丁目13番1号)。国内最大手の証券会社で、個人向けの店舗を持つ
ロンドンの法人 Nomura International plc(1 Angel Lane, London EC4R 3AB)
ロンドン法人の登記 英国の公開有限会社(Public limited Company)。会社番号 01550505。設立は1981年3月12日
ロンドン法人の規制 英国健全性規制機構(PRA)の認可、金融行為規制機構(FCA)の規制
関係 どちらも野村ホールディングスの傘下だが、報告書の上では別の報告者

※ この表の内容は、JPXの空売り残高報告(報告者名と住所)と、英国 Companies House の登記(会社番号・種類・設立日)で確認しました。

この2つを1つに足すと、実際より大きな数字になります。報告制度の上では別々の法人として扱われているためです。

野村の名前は3つの法人に分かれている

報告書には、報告者の名前と住所が載っています。「野村」を含む名前を抜き出すと、次の3つになりました。

報告者 住所 銘柄数 売り建ての合計
Nomura International plc ロンドン 204銘柄 約3,174億円
野村證券株式会社 東京・日本橋 21銘柄 約1,838億円
Nomura Asset Management Singapore シンガポール 1銘柄 約17.4億円

銘柄数ではロンドンが204と大半を占めます。個人投資家が一覧で目にするのは、ほとんどがこの Nomura International plc です。

ところが金額を見ると、東京の野村證券が21銘柄で約1,838億円。ロンドンの204銘柄・約3,174億円に対して、10分の1の銘柄数で半分以上の金額です。次の章で、1銘柄あたりの大きさがどれだけ違うかを見ます。

1銘柄あたりの大きさが5.6倍違う

同じグループの名前でも、報告の中身はまったく違います。1銘柄あたりに直すとはっきりします。

ロンドン(Nomura International) 東京(野村證券)
銘柄数 204銘柄 21銘柄
売り建ての合計 約3,174億円 約1,838億円
1銘柄あたりの金額 約15.6億円 約87.5億円
平均の残高割合 0.84% 0.73%
両方に名前が出ている銘柄 2銘柄 2銘柄

1銘柄あたりの金額が5.6倍違います。ロンドンは多くの銘柄に小さく、東京は少ない銘柄に大きく。役割が分かれていることが数字に出ています。

さらに、両方に名前が出ている銘柄は2銘柄だけです。大阪チタニウムテクノロジーズ(5726)とCIJ(4826)です。扱う銘柄がほとんど重なっていません。

※ 報告書に金額の記載はありません。ここでの金額は、残高数量に株価をかけて計算したものです。

東京の野村證券が報告している21銘柄

数が少ないので、全部を載せます。これが東京から報告されている売り建てのすべてです。

銘柄(コード) 市場 残高割合 年初来
1. 日本空港ビルデング(9706) プライム 2.13% +30.3%
2. 大阪チタニウムテクノロジーズ(5726) プライム 2.02% +41.8%
3. ダイキン工業(6367) プライム 1.43% +1.2%
4. ANAホールディングス(9202) プライム 1.00% −0.1%
5. Gunosy(6047) スタンダード 0.91% −23.8%
6. 日本製鋼所(5631) プライム 0.80% −9.1%
7. メンバーズ(2130) プライム 0.69% −29.3%
8. サーバーワークス(4434) スタンダード 0.61% +29.2%
9. 新コスモス電機(6824) スタンダード 0.60% +2.7%
10. アイ・アールジャパンホールデ(6035) スタンダード 0.59% −7.6%
11. フォーカスシステムズ(4662) プライム 0.56% −8.3%
12. レゾナック・ホールディングス(4004) プライム 0.50% +130.0%
13. 日本ホスピスホールディングス(7061) グロース 0.49% −56.9%
14. CIJ(4826) プライム 0.47% +3.2%
15. 鎌倉新書(6184) プライム 0.46% −5.8%
16. クロスキャット(2307) プライム 0.45% −0.8%
17. ファインデックス(3649) プライム 0.45% −7.1%
18. eBASE(3835) プライム 0.44% −0.9%
19. 信越化学工業(4063) プライム 0.42% +17.0%
20. ユーザーローカル(3984) プライム 0.38% −19.8%
21. 日本ピグメントホールディング(4119) スタンダード 0.01% +59.4%

21銘柄のうち15銘柄がプライムです。顔ぶれを見ると、名前の通った大型株が並んでいます。

金額の上位は次のとおりです。

銘柄(コード) 残高割合 売り建ての時価
① ダイキン工業(6367) 1.43% 865.1億円
② 信越化学工業(4063) 0.42% 486.5億円
③ レゾナック・ホールディングス(4004) 0.50% 148.5億円
④ ANAホールディングス(9202) 1.00% 145.3億円
⑤ 日本空港ビルデング(9706) 2.13% 113.4億円

残高割合が1.43%でも、金額では約865.1億円になります。時価総額が大きい銘柄では、割合の小ささと金額の大きさが同時に起きます。

ロンドンの204銘柄はどんな顔ぶれか

いっぽうロンドンの Nomura International plc は、204銘柄に薄く広がっています。残高割合の分布を見ます。

残高割合 銘柄数 構成比
0.5〜1%未満 110銘柄 53.9%
1〜2%未満 44銘柄 21.6%
2〜3%未満 8銘柄 3.9%
3%以上 1銘柄 0.5%

0.5〜1%未満が110銘柄で、全体の53.9%を占めます。3%を超えているのは1銘柄だけです。

平均0.84%・中央値0.68%という水準は、報告銘柄数が多い上位4機関のなかで最も小さくなっています。

市場区分で分けると次のとおりです。

市場区分 銘柄数 構成比 年初来の中央値
プライム 101銘柄 50.5% +3.2%
スタンダード 45銘柄 22.5% +6.5%
グロース 54銘柄 27.0% −0.4%

グロースが54銘柄と、他の3機関より高い比率を占めます。業種では情報・通信業が44銘柄、電気機器が27銘柄、サービス業が20銘柄という並びです。

金額の33.9%が1銘柄に集まっている

ロンドン分を金額で並べ替えると、1番目が突出しています。

銘柄(コード) 残高割合 売り建ての時価
① キオクシアホールディングス(285A) 0.36% 1075.9億円
② 古河電気工業(5801) 0.93% 253.3億円
③ オーエスジー(6136) 5.70% 197.3億円
④ ローム(6963) 0.97% 192.1億円
⑤ KOKUSAIELECTRI(6525) 0.81% 161.0億円
⑥ エムスリー(2413) 0.60% 73.3億円
⑦ ニプロ(8086) 2.69% 67.8億円
⑧ AGC(5201) 0.49% 60.6億円
⑨ 関西ペイント(4613) 1.20% 60.5億円
⑩ 名村造船所(7014) 1.71% 57.2億円

キオクシアホールディングス(285A)が約1075.9億円。2番目の古河電気工業(約253.3億円)の4.2倍です。

この1銘柄だけで、ロンドン分の合計約3,174億円の33.9%を占めます。それでいて残高割合は0.36%で、割合で並べた一覧では上位に出てきません。

なぜこの銘柄にこれだけ大きな売り建てがあるのか。報告書に理由は書かれていないため、外からは分かりません。証券会社の売り建ては顧客の注文や引受け、デリバティブの提供などから生まれますが、どれに当たるのかを確かめる方法がない以上、推測で語らないほうが安全です。

この銘柄そのものについてはキオクシアの株価急落の全貌で扱っています。

残高割合で見ると、突出した1銘柄がある

金額ではなく、いつもの並べ方に戻します。

銘柄(コード) 市場 残高割合 年初来
① オーエスジー(6136) プライム 5.70% +56.9%
② イオレ(2334) グロース 2.97% +37.0%
③ ニプロ(8086) プライム 2.69% −1.3%
④ イーソル(4420) スタンダード 2.41% +64.9%
⑤ ブライトパス・バイオ(4594) グロース 2.36% +4.1%
⑥ フランスベッドホールディング(7840) プライム 2.29% −0.5%
⑦ Delta-FlyPharm(4598) グロース 2.25% −77.8%
⑧ リボミック(4591) グロース 2.06% +9.0%
⑨ ワイエイシイホールディングス(6298) プライム 2.02% +22.2%
⑩ 旭ダイヤモンド工業(6140) プライム 1.92% +39.3%

最も大きいのはオーエスジー(6136)の5.70%です。2番目は2.97%で、そこから先は2%台が並びます。

突出した1銘柄があり、そのあとは横並び。これがこの機関の残高の形です。

204銘柄の年初来

名前が出ている銘柄の株価を全数で数えます。

銘柄数 構成比
年初来がプラス 116銘柄 56.9%
年初来がマイナス 88銘柄 43.1%
年初来の中央値 +2.0%
報告が出ている全銘柄の中央値 +5.9% (1,043銘柄)

プラスが116銘柄・56.9%です。中央値+2.0%は、報告が出ている全銘柄の+5.9%より低い水準にあります。

ただし、これを「この機関に売られると下がる」と読むのは早すぎます。グロースの比率が他の機関より高く、値動きの荒い銘柄が多く含まれているためです。市場区分ごとに見ると、中央値の差はもっと小さくなります。

株価を動かす要因は業績や地合いなど数多くあり、そのなかで空売り残高が占める位置は特定できません。1つの数字から因果を読み取らないことが、このデータを扱うときの前提になります。

この機関だけが名前を出している51銘柄

他の機関の名前がなく、Nomura International plc だけが載っているのが51銘柄あります。204銘柄の25.0%です。

銘柄(コード) 市場 残高割合 年初来
① オーエスジー(6136) プライム 5.70% +56.9%
② Aiming(3911) グロース 1.46% −18.2%
③ オープンドア(3926) スタンダード 1.29% +26.3%
④ ベクトル(6058) プライム 1.11% +69.1%
⑤ セルシード(7776) グロース 1.04% −22.6%
⑥ ディア・ライフ(3245) プライム 0.98% +0.2%
⑦ 日本ケミコン(6997) プライム 0.95% +82.5%
⑧ 古河電気工業(5801) プライム 0.93% +264.7%
⑨ 新日本空調(1952) プライム 0.90% −2.2%
⑩ 河西工業(7256) スタンダード 0.83% +215.4%

この51銘柄の平均残高は0.70%、他の機関も名前を出している153銘柄は0.89%です。1社だけのときは小さめ、というのは他の機関でも同じ傾向でした。

上位4機関のなかでの位置

報告銘柄数の多い4機関を並べます。

報告者 銘柄数 平均残高 1銘柄あたりの金額
バークレイズ 428 1.17% 20.4億円
モルガン・スタンレーMUFG 377 1.22% 21.0億円
ゴールドマン・サックス 319 1.07% 28.6億円
野村インターナショナル 204 0.84% 15.6億円

平均残高0.84%、1銘柄あたり約15.6億円は、いずれもこの4機関のなかで最も小さい水準です。

名前が出ている銘柄数は4番目、1件あたりの重さも4番目。それでも204銘柄という数があるため、一覧では頻繁に目にすることになります。

他の3機関の内訳は、バークレイズの空売り428銘柄モルガン・スタンレーMUFG証券の空売りゴールドマン・サックスの空売り319銘柄でそれぞれ扱っています。

報告は1週間で入れ替わる

1つ前の報告と比べた動きです。

前回報告との比較 銘柄数 構成比
増えた 99銘柄 48.5%
減った 105銘柄 51.5%
0.5%を下回っている 41銘柄 20.1%
残高0%の届け出 5銘柄 2.5%
銘柄(コード) 前回 今回 増減
Delta-FlyPharm(4598) 0.63% 2.25% +1.62
ダイナミックマッププラットフ(336A) 0.00% 1.33% +1.33
メドレックス(4586) 0.00% 0.69% +0.69
KOKUSAIELECTRI(6525) 0.13% 0.81% +0.68
サイバーセキュリティクラウド(4493) 0.01% 0.60% +0.59
SOSiLA物流リート投資法(2979) 1.33% 0.00% −1.33
エブリー(607A) 0.96% 0.00% −0.96
ハローズ(2742) 0.94% 0.00% −0.94
メタプラネット(3350) 0.74% 0.00% −0.74
サンバイオ(4592) 0.68% 0.00% −0.68

0%の届け出が5銘柄あります。これは基準を割ったという知らせで、買い戻しが終わったことを示します。名前が載っている状態は、3日ぶんの報告を見るだけでも入れ替わります。

報告者の名前をどこまで読むか

この記事で見てきたことを、実際に一覧を開いたときの手順にします。

① 名前を最後まで読む

「Nomura」で始まる名前は3つありました。International plc なのか、野村證券株式会社なのか、Asset Management なのか。途中で切って読むと、別の法人の数字を足してしまいます。

② 住所欄を見る

報告書には住所も載っています。ロンドンなのか、東京・日本橋なのか、シンガポールなのか。住所が違えば別の法人で、扱っている銘柄も重なっていませんでした(重複は2銘柄)。

③ 同じグループの数字を安易に合算しない

3つを足して「野村が○○銘柄」と言うことはできます。ただし1銘柄あたりの大きさが5.6倍違うものを足すと、平均が実態から離れます。足すなら、何を足したのかを添えてください。

この集計でできることと、できないこと

内容 理由
できる 報告者ごとの銘柄数・残高割合・残高数量を数える 公表されている項目
できる 残高数量に株価をかけて金額の見当をつける 報告書に金額の記載はないので自前の計算
できない なぜその銘柄を売り建てているのかを知る 報告書に理由の欄がない
できない 同じグループの買い持ちを知る 買いは5%を超えるまで公表されない
できない 0.5%に届かない売り建てを知る 報告義務が生じていない

3番目が特に大事です。キオクシアホールディングスの約1075.9億円のように目を引く数字が出てきても、その理由は報告書のどこにも書かれていません。

元のデータは日本取引所グループの「空売り残高に関する情報」で公開されています。報告者の名前と住所の欄があるので、この記事と同じ確認を自分で試せます。

野村の空売りに関するよくある質問

野村が空売りしているというのは、日本の野村證券のことですか。
報告に出ているのは別々の法人です。今回の集計では、ロンドンの Nomura International plc が204銘柄、東京の野村證券株式会社が21銘柄でした。名前が出る回数で言えば、ほとんどがロンドンの法人のほうです。
ロンドンと東京で、扱っている銘柄は同じですか。
ほとんど重なっていません。両方に名前が出ている銘柄は2銘柄だけでした。1銘柄あたりの金額も、東京が約87.5億円、ロンドンが約15.6億円と5.6倍の差があります。
日本の証券会社が日本株を空売りしてよいのですか。
制度として認められています。空売りは金融商品取引法のもとで行われる取引で、一定の規模を超えたときに報告と公表が義務づけられています。今回の報告に名前が出ている39機関には、大和証券やSMBC日興証券など国内の証券会社も含まれています。
残高0.36%の銘柄が、金額では3分の1を占めるのはなぜですか。
報告される残高割合が、金額ではなく株数の比率だからです。キオクシアホールディングス(285A)は残高0.36%ですが、金額に直すと約1075.9億円になります。ロンドン分の合計約3,174億円の33.9%がこの1銘柄です。
なぜこの銘柄にこれだけ大きな残高があるのですか。
報告書に理由を書く欄がないため、分かりません。証券会社の売り建ては顧客の注文や引受け、デリバティブの提供などから生まれますが、個別の銘柄がどれに当たるのかを外から特定する方法はありません。推測で語らないほうが安全です。
この機関の名前が出た銘柄は、その後どう動きましたか。
204銘柄の年初来は、上がったのが116銘柄・下がったのが88銘柄でした。中央値は+2.0%です。報告が出ている全1,043銘柄の中央値+5.9%よりは低い水準にあります。ただし銘柄ごとの事情が大きく、この数字から売買の判断はできません。
他の機関と比べて残高は大きいほうですか。
1銘柄あたりで見ると、上位4機関のなかで最も小さくなっています。平均0.84%・中央値0.68%です。3%を超えているのは1銘柄しかありません。
残高が0%と報告されている銘柄があるのはなぜですか。
基準の0.5%を下回ったことを届け出たものです。1度報告を始めると、基準を割ったことを知らせるまで一覧に残ります。今回は5銘柄が0%の届け出でした。買い戻しが終わったことを示します。

まとめ

野村の名前で報告されている空売り残高を、法人ごとに分けて数えました。

この記事のポイント

・報告者は3つの法人(ロンドン204銘柄/東京21銘柄/シンガポール1銘柄)
1銘柄あたりは東京 約87.5億円/ロンドン 約15.6億円で5.6倍の差
・両方に名前が出ているのは2銘柄だけ。扱いが分かれている
・ロンドン分の金額の33.9%がキオクシアホールディングス1銘柄(残高は0.36%)
・平均残高0.84%・1銘柄あたり約15.6億円は上位4機関で最小
・0.5〜1%未満が110銘柄(53.9%)。3%以上は1銘柄だけ
・年初来は上がった116/下がった88(中央値+2.0%)。グロースの比率が高い点に注意
売り建ての理由は報告書に書かれていない

同じ「野村」でも、報告している法人によって中身が違いました。ロンドンは204銘柄に小さく、東京は21銘柄に大きく。重なっているのは2銘柄だけです。

報告者の名前は、最後まで読む。住所も見る。それだけで、一覧から読み取れることが変わります。

他の機関の空売り残高を見る

同じ報告データを、機関ごとに全数で数えたページを用意しています。同じ日のデータでも、機関によって形がまったく違います。

機関 銘柄数 その機関の特徴
モルガン・スタンレーMUFG証券 377銘柄 報告銘柄数が最多。名前がよく似た3つのモルガン
バークレイズ 428銘柄 報告が出ている銘柄の41.0%に名前がある
ゴールドマン・サックス 319銘柄 銘柄数は3番目だが、売り建ての金額は最大
JPモルガン証券 130銘柄 割合の上位10と金額の上位10に共通が0件
メリルリンチ 87銘柄 3%超えが1つもない
UBS 70銘柄 3分の2が報告ラインのすぐ上に集まっている

7機関の全体像と、空売り機関がどう見られているかは 空売り機関の手口|「悪の機関」と呼ばれる理由 にまとめています。

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