バフェット指数とは何か?わかりやすく解説

バフェット指数とは

バフェット指数(読み方:ばふぇっとしすう)

 

バフェット指数とは、アメリカの著名な投資家ウォーレン・バフェット氏が用いているとされる指標のことで、「バフェット指標(読み方:ばふぇっとしひょう)」とも呼ばれています。

バフェット指数は、現在の株式市場は割安であるか、割高であるかを判断するために使われます。
株式市場はその国の経済成長と比例して上昇していくという考えが基になっており、長期的に見れば株価は経済成長に見合った水準になるという考え方の指標となります。

たとえば、経済(GDP)が成長しているのに株式市場がそれほど上昇していない場合は、いずれ株式市場は上昇してくると考えられるので「現在の株式市場は割安である」という判断ができます。
反対に経済が成長していないのに株式市場が上昇している場合は、いずれ株式市場は下落すると考えられるので「現在の株式市場は割高である」と考えることができます。

具体的な判断基準は「100%以下で割安」「100%超で割高」と判断されます。
この数値は「株式市場の時価総額」と「名目GDP(国内総生産)」を使って算出しますが、株式市場の時価総額が名目GDPよりも大きければ「100%超で割高」、小さければ「100%以下で割安」となります。

 

バフェット指数メモ

・バフェット指数とは、アメリカの著名な投資家ウォーレン・バフェット氏が用いているとされる指標のこと
・現在の株式市場の割安・割高を判断するために使われるもので「100%以下で割安」「100%超で割高」と判断される
・その国の株式市場の時価総額とGDPは比例するという考えが基になっている

 

バフェット指数の計算式

バフェット指数の計算方法は次のとおりです。

当該国の株式市場の時価総額 ÷ 当該国の名目GDP×100

当該国の株式市場の時価総額はその国の全ての市場の時価総額となります。

日本の場合は「東証一部・東証二部・マザーズ・JASDAQ(ジャスダック)」に上場している企業の時価総額の合計です。
時価総額は日本取引所グループのHPより確認することができます(月末時価総額)。

たとえば、日本の株式市場の時価総額が570兆円、名目GDPが500兆円だった場合は次のように計算ができます。

570兆円÷500兆円×100=114

バフェット指数の値は「114%」であることが分かります。
100%を超えているので、この場合は「割高」という判断ができます。

バフェット指数の見方

バフェット指数は、株式市場の割安・割高を判断するときに使われます。

見方はシンプルで100%を基準にして、100%を下回る水準にある場合は割安、反対に100%を上回る水準にある場合は割高とされ、株価が急落する可能性があるという見方がされます。

但し、100%を超えたからといってすぐに急落するとは限らないですし、100%を下回る場合でも絶対に安全とは言えません。
100%を超えてから数年ほど経って暴落することもありますし、割安水準にいても株価の下落が続く場合もあります。

バフェット指数は、現在の株式市場の割安・割高を判断して将来の暴落などに備えるという点では判断材料のひとつになりますが、ピンポイントで売買を見極めることはできないのでこの点は注意しましょう。

 

バフェット指数メモ

・メモバフェット指数は100%を超えると株価が急落する可能性があるとされている
・但し、100%を超えたからといって、直ぐに株価が急落するとは限らない
・数年ほど経ってから暴落することもあるので、ピンポイントで売買のタイミングを見極めることはできない

 

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