ナスダック100の入れ替えはいつ発表?2026年12月の日程(日本時間)と採用・除外の基準

ナスダック100の年1回の入れ替えは、2026年は12月11日(金)の引け後に発表され、12月21日(月)の寄り付きから新しい構成になる見込みです。日本時間では発表が12月12日(土)の朝6時以降、新しい構成での取引開始は21日の23時30分です。どちらもナスダックの方法書の決まりから計算しました。銘柄は11月30日(月)時点の時価総額の順位で選ばれ、上位75社は必ず入り、今の構成銘柄は条件つきで125位まで残れます。

この用語の要点
  • 発表は反映日の6取引日前の引け後。2026年は12月11日(金)、日本時間12月12日(土)6時以降の見込み。反映は12月21日(月)
  • 選び方は4段階。1〜75位は必ず採用、今の構成銘柄は100位以内なら残り、101〜125位でも前回100位以内なら、枠が残っていれば残れる
  • 条件はナスダック系の取引所に上場・金融でない・1日平均売買代金500万ドル以上・原則として上場から3か月以上(今の構成銘柄とFast Entryは別扱い)。2025年は6社、2024年は3社が入れ替わった
ナスダック100の入れ替えの要点:発表は反映日の6取引日前の引け後。2026年は12月11日(金)、日本時間12月12日(土)6時以降の見込み。反映は12月21日(月) / 選び方は4段階。1〜75位は必ず採用、今の構成銘柄は100位以内なら残り、101〜125位でも前回100位以内なら、枠が残っていれば残れる / 条件はナスダック系の取引所に上場・金融でない・1日平均売買代金500万ドル以上・原則として上場から3か月以上(今の構成銘柄とFast Entryは別扱い)。2025年は6社、2024年は3社が入れ替わった

2026年12月の入れ替えの日程(日本時間)

ナスダック100の年1回の入れ替えは、ナスダックの方法書(Methodology)に日付の決め方が書かれています。2026年のカレンダーに当てはめると次のとおりです。日付は方法書の決まりから計算した見込みで、ナスダックの発表で確定します。12月は米国が冬時間なので、日本時間は東部時間に14時間を足しています。

段階方法書の決まり2026年(米国)日本時間
上場の期限8月の最終取引日までに上場していること8月31日(月)—
順位を決める基準日11月の最終取引日11月30日(月)—
結果の発表反映日の6取引日前の取引終了後12月11日(金)の引け後12月12日(土)6時以降
反映前の最後の取引12月の第3金曜12月18日(金)12月19日(土)6時の引け
新しい構成で取引開始12月の第3金曜の次の取引日の寄り付き12月21日(月)12月21日(月)23時30分

発表は金曜の米国の取引が終わったあとなので、日本では土曜の朝に結果が出ます。日本の市場が開く月曜には、採用・除外の銘柄名がすでに分かっている形です。12月18日は先物とオプションの期限が重なる日で、ナスダックも発表文で入れ替えを「quadruple witch(クアドルプル・ウィッチング)」の金曜に合わせていると書いています。12月の予定全体は米国株の休場日もあわせて確かめておくと安心です。

採用と除外の決め方(上位75社と125位までの猶予)

12月の入れ替えでは、条件を満たす会社を、基準日の時価総額(上場していない株も含めた会社全体の時価総額)の大きい順に並べ、次の順番で100社を選びます。

順番選ばれる会社
1順位が1〜75位の会社(今入っているかどうかに関係なく)
2今の構成銘柄で、100位以内の会社
3今の構成銘柄で101〜125位の会社。ただし前回の入れ替えで100位以内だったか、前回のあとに加わった会社に限る(順位の高い順)
4まだ入っていない会社で、100位以内の会社(順位の高い順)。100社になったら終わり

ポイントは3番目です。今の構成銘柄は、125位まで順位を落としても、前回100位以内にいれば残れることがあります。逆に、まだ入っていない会社は100位以内に入っても、4番目の段階までに空きがなければ選ばれません。

たとえば、ある構成銘柄が基準日に110位だったとします。前回の入れ替えで100位以内だったなら、3番目の段階で残る候補になります。前回も100位の外で、前回の入れ替えのあとに加わった銘柄でもなければ、3番目の条件に当てはまらないので除外の対象です。

順位の表に載るための条件

年1回の入れ替えで順位の表に載るには、原則として次の条件をすべて満たす必要があります(上場3か月の条件は、今の構成銘柄とFast Entryには当てはまりません)。方法書の「Security Eligibility Criteria」の要点です。

条件方法書の決まり
上場市場ナスダック系の米国の取引所に主に上場していること(Nasdaq Capital Marketは除く)
業種ICBという業種分類で金融(Financial)ではないこと。不動産は対象だが、REITの形の会社は除く
株の種類普通株、トラッキング・ストック、ADR(米国預託証券)
時価総額下限・上限はない(順位だけで決まる)
売買の多さ3か月の1日平均売買代金が500万ドル以上
上場してからの期間上場した月を除いて3か月以上。12月の入れ替えなら8月の最終取引日までに上場し、9〜11月を過ごしていること

ある証券会社の学習記事には「上場して2年以上」「1日20万株以上の出来高」「12月の第2金曜日」と書いたものがありましたが、2026年版の方法書の条件とは違います。指数の決まりは変わることがあるので、ナスダックの方法書の日付を確かめてから読みます。

年1回の入れ替えのほかに、時価総額が構成銘柄の上位40位に入る会社は「Fast Entry」として早めに加わる場合もあり、このときは誰も外れず、構成銘柄が一時的に100社を超えることもあります。指数そのものの説明はナスダック100の記事にまとめています。

2024年・2025年に入れ替わった銘柄

ナスダックの発表文で、直近2年の入れ替えを確かめました。どちらも発表は金曜で、月曜の寄り付き前に反映されています。

年発表日反映採用除外
2024年12月13日(金)12月23日(月)の寄り付き前パランティア、マイクロストラテジー、アクソン(3社)イルミナ、スーパー・マイクロ・コンピューター、モデルナ(3社)
2025年12月12日(金)12月22日(月)の寄り付き前アルナイラム、フェロビアル、インスメッド、モノリシック・パワー・システムズ、シーゲイト、ウエスタンデジタル(6社)バイオジェン、CDW、グローバルファウンドリーズ、ルルレモン、オン・セミコンダクター、トレード・デスク(6社)

どちらの年も、発表日は反映日の6取引日前で、今の方法書の日付の決まりと同じ並びでした。2024年は採用・除外が3社ずつ、2025年は6社ずつです。2026年の発表も、方法書どおりなら12月11日(金)の引け後になります。

採用されたパランティア・マイクロストラテジー・アクソン、除外されたスーパー・マイクロ・コンピューターとルルレモンは、どれも決算カレンダーの銘柄別ページで次の決算日を見られます。

比率の上限と3か月ごとの見直し

入れ替えのたびに、銘柄ごとの比率(ウェイト)も決め直します。方法書の上限の決まりは次のとおりです。

決まり中身
12月の比率の調整1社でも比率が24%を超えたら、まず1社20%以下に下げる。次に4.5%を超える会社の合計が48%以上なら、その合計を40%に下げる
3か月ごとの見直し3・6・9・12月の第3金曜の次の取引日に反映(基準日は2・5・8・11月の最終取引日)
臨時の見直し1社が24%を超えるか、4.5%超の会社の合計が48%を超えたら、特別リバランスを行うことがある

12月は、構成銘柄の入れ替えと比率の見直しが同じ日に重なる月です。ナスダックは2025年12月の発表で、ナスダック100に連動する商品が200本を超え、運用資産が6,000億ドルを超えると書いており、その代表としてQQQを挙げています。連動するETFの選び方は米国ETF(VOO・VTI・QQQ)、S&P500の入れ替えの決まりはS&P500の採用基準の記事で比べられます。

2027年の比率見直しの日程(日本時間)

12月の入れ替えのあとも、比率の見直しは3か月ごとに続きます。方法書の決まり(基準日は2・5・8・11月の最終取引日、反映は第3金曜の次の取引日、発表はその6取引日前の引け後)を、2027年のカレンダーとNYSEの休場日に当てはめました。こちらも計算した見込みです。

回発表(米国)発表(日本時間)反映(米国の寄り付き)反映(日本時間)
2026年12月(入れ替え)12月11日(金)引け後12月12日(土)6時以降12月21日(月)12月21日(月)23時30分
2027年3月3月12日(金)引け後3月13日(土)6時以降3月22日(月)3月22日(月)22時30分
2027年6月6月10日(木)引け後6月11日(金)5時以降6月21日(月)6月21日(月)22時30分
2027年9月9月10日(金)引け後9月11日(土)5時以降9月20日(月)9月20日(月)22時30分

2027年6月は、第3金曜の6月18日がジューンティーンスの振替休場です。取引日を6日さかのぼると、発表は木曜の6月10日になります。米国の夏時間は2027年3月14日に始まるので、3月の発表(12日)は冬時間、3月の反映(22日)は夏時間で日本時間を計算しています。

発表は、ナスダックのサイトの「Press Release」に「Annual Changes to the Nasdaq-100 Index」という題で載ります。2025年と2024年の発表は、どちらもGLOBE NEWSWIREで配信されていました。12月の発表を自分で確かめたいなら、この題で探すのがいちばん早い方法です。

ナスダック100の入れ替えに関するよくある質問

ナスダック100の入れ替えはいつ発表されますか?
方法書では、反映日の6取引日前の取引終了後に発表すると決めています。2026年に当てはめると12月11日(金)の引け後、日本時間では12月12日(土)6時以降の見込みです。2025年は12月12日(金)、2024年は12月13日(金)に発表されました。
入れ替えが反映されるのはいつですか?
12月の第3金曜の次の取引日の寄り付きからです。2026年は12月21日(月)で、日本時間では21日の23時30分に新しい構成で取引が始まる見込みです。
どんな会社が外されますか?
基準日(11月の最終取引日)の時価総額の順位で、100位以内に入らず、101〜125位の残る条件も満たさない構成銘柄が外れます。金融への業種変更やREITへの転換、上場廃止などで条件を満たさなくなった会社は、年1回の入れ替えを待たずに外されます。
ニューヨーク証券取引所の会社はナスダック100に入れますか?
入れません。方法書では、ナスダック系の米国の取引所に主に上場していることが条件です。金融の会社も対象外です。
上場したばかりの会社でも入りますか?
12月の入れ替えでは、8月の最終取引日までに上場し、9〜11月の3か月を過ごしている必要があります。時価総額が構成銘柄の上位40位に入るほど大きければ、Fast Entryとして早めに加わることがあります。

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執筆:(Pacific Stock編集長・専業投資家歴20年)
日程と基準はナスダックのNasdaq-100の方法書(2026年版)、過去の入れ替えはナスダックの発表文によります。この記事は情報提供を目的としたもので、特定の銘柄や証券会社の売買・口座開設を勧めるものではありません。当サイトは証券会社の口座開設などでアフィリエイト報酬を得る場合がありますが、比較の順位や数値には影響しません。最終更新2026-10-12。

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