プレマーケット・アフターマーケットとは?米国株の時間外取引の日本時間と対応証券会社・注意点

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プレマーケットは通常取引が始まる前、アフターマーケットは通常取引が終わったあとに売買できる時間帯で、まとめて「時間外取引」と呼びます。米国企業の決算発表は通常取引の外で行われるため、決算直後の急騰・急落はほぼ時間外に起きます。日本の証券会社は対応がまちまちで、対応していない会社だと翌日の通常取引まで売買できません。

この用語の要点
  • 日本時間では夏時間でプレ17:00〜22:30、通常22:30〜翌5:00、アフター5:00〜9:00。冬時間は1時間遅い
  • 決算発表は引け後(日本時間の朝5〜6時台)か寄り前(20〜21時台)。株価はまず時間外で動く
  • 時間外は参加者が少なく値が飛びやすいので、成行ではなく指値で。対応していない証券会社では翌日の通常取引まで待つことになる

日本時間での時間割(夏時間・冬時間)

時間帯現地(東部時間)日本時間(夏時間3月第2日曜〜11月第1日曜)日本時間(冬時間)
プレマーケット4:00〜9:3017:00〜22:3018:00〜23:30
通常取引9:30〜16:0022:30〜翌5:0023:30〜翌6:00
アフターマーケット16:00〜20:005:00〜9:006:00〜10:00

証券会社が実際に注文を受け付けるのは、この枠より狭いこともあります(プレマーケットは日本時間21時から、など)。2026年は11月1日に冬時間へ切り替わります。

なぜ決算直後の値動きは時間外で起きるのか

米国企業の多くは、通常取引の時間を避けて決算を発表します。取引時間中に出すと株価が乱高下するからです。引け後(現地16:00過ぎ=日本時間の朝5〜6時台)か寄り前(現地7〜8時台=日本時間の20〜21時台)が定番です。発表直後にアフターマーケットで10%動けば、翌日の通常取引はその値段から始まります。

「決算を見てから売買したい」なら、時間外取引に対応した証券会社が要ります。そうでないと、動いたあとの値段でしか売買できません。銘柄ごとの発表時刻は決算カレンダー(日本時間)で確認できます。

対応している証券会社(2026年10月時点)

証券会社プレ・アフター備考
楽天証券対応最長16時間。2026年12月7日11:00(日本時間)から23時間取引
マネックス証券対応2026年12月7日11:00(日本時間)から23時間取引
moomoo証券対応+24時間取引選定銘柄は深夜・日中も売買可
ウィブル証券対応+夜間取引指定の60銘柄超は24時間
サクソバンク証券対応プレは日本時間21時から
松井証券プレに対応。12月7日11:00(日本時間)から23時間取引主要ネット証券で最初に発表
SBI証券未対応2026年12月7日の23時間取引に初日から対応予定(日本経済新聞、9月10日)

12月7日からの取引時間と各社の対応は23時間取引の記事にまとめました。各社の手数料・為替・NISAまで含めた比較は米国株の証券会社10社を採点比較にまとめています。

時間外取引の4つの注意点

  1. 参加者が少なく、値が飛ぶ。買い手と売り手の値段の差(スプレッド)が、通常取引の数倍に開くことがあります。成行注文は使わず、必ず指値にします。
  2. 時間外の値動きが翌日に続くとは限らない。アフターで+8%でも、通常取引が始まると戻すことはよくあります。少ない出来高で付いた値段だからです。
  3. 注文の有効期限に注意。「当日中」の注文が時間外に引き継がれるかどうかは、証券会社で違います。
  4. NISAでの可否・手数料。時間外の手数料は通常と同じ会社が多いものの、使えない注文方法もあります。

2026年12月6日から始まる「23時間取引」

2026年12月6日(現地)から、ナスダックなど米国の主要取引所が取引時間を延ばします。1日23時間(東部時間20〜21時の1時間だけ休止)の取引です。日本時間では朝10時から翌朝9時(冬時間は11時〜翌10時)になり、日本の日中にも米国株を売買できるようになります。松井証券(12月6日の取引分から)とマネックス証券(12月7日11:00から)は対応を発表済みです。延びた時間帯も売買が少ないのは同じなので、指値で出すのが基本です。

決算や指標の発表直後に売買できる口座

米国企業の決算は、引け後なら日本時間の朝5〜6時台、寄り前なら夜19〜21時台に出ます。発表の直後に売買できるかは、口座が時間外取引(プレマーケット・アフターマーケット)に対応しているかで決まります。対応していない口座では、通常の取引が始まる日本時間22時30分(冬時間23時30分)まで待つしかありません。

Woodstock(ウッドストック)24時間取引に対応。朝の決算発表の直後でも注文を出せる(時間外に売買できるのは一部の銘柄)。NISAは不可Woodstockの公式サイト
楽天証券プレマーケットとアフターマーケットの両方に対応し、1日最長16時間楽天証券の公式サイト
松井証券17時(冬時間は18時)からのプレマーケットに対応。アフターマーケットは12月7日に始まる23時間取引から松井証券の公式サイト
SBI証券今は通常の取引時間だけだが、12月7日に始まる23時間取引には初日から対応予定。為替0銭・NISAの売買手数料は無料SBI証券の公式サイト

10社の手数料・為替・NISA・時間外取引を並べた証券会社の比較もあります。内容は2026-09-24時点の各社公式ページによります。口座開設でアフィリエイト報酬を得る場合があります。

プレマーケット・アフターマーケットに関するよくある質問

時間外取引の手数料は高いですか?
主要ネット証券では通常取引と同じ料率です。ただ値段の差(スプレッド)が広がりやすく、実際のコストは通常取引より高くつきがちです。
SBI証券では時間外取引ができませんか?
2026年10月時点では未対応です。日本時間2026年12月7日(月)11時に始まる23時間取引には、初日から対応すると報じられています(日本経済新聞、9月10日)。
決算発表は日本時間の何時に出ますか?
引け後の発表は日本時間の朝5〜6時台(冬時間は6時台)、寄り前の発表は20〜21時台が多いです。銘柄ごとの傾向は決算カレンダーに載せています。
日本の日中に米国株を売買する方法はありますか?
moomoo証券・ウィブル証券の24時間取引(対象銘柄のみ)と、2026年12月からの23時間取引(松井・マネックスが対応発表)があります。CFDでも日中に取引できますが、現物とは別の商品です。

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執筆:(Pacific Stock編集長・専業投資家歴20年)
取引時間は各取引所、各社の対応状況は2026年9月時点の各社の発表によります。この記事は情報提供を目的としたもので、特定の銘柄や証券会社の売買・口座開設を勧めるものではありません。当サイトは証券会社の口座開設などでアフィリエイト報酬を得る場合がありますが、比較の順位や数値には影響しません。最終更新2026-10-08。

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