トリプルウィッチングはいつ?次は2026年12月18日(金)|2027年までの日程と日本時間、日本のSQとの違い

トリプルウィッチング(トリプル・ウィッチング)の次回は2026年12月18日(金)です。米国で株価指数先物・株価指数オプション・個別株オプションの3つの取引期限が重なる日で、3・6・9・12月の第3金曜に来ます。「魔女が3人そろう日」という意味で、期限前の決済や乗り換えの売買が増えるため、値動きが荒れやすいとされます。S&P500の四半期リバランスも同じ日の大引けです。12月の回は冬時間なので、日本時間では18日23:30の寄り付きと19日(土)6:00の大引けが節目です。

この用語の要点
  • 3・6・9・12月の第3金曜に、株価指数先物・株価指数オプション・個別株オプションの期限が重なります。個別株先物を加えて「クアドルプル(4つの)・ウィッチング」とも呼びますが、米国の個別株先物はOneChicagoが2020年9月18日に取引を終えたあと途絶えていました。CMEグループが2026年7月27日に米国株の個別株先物(3・6・9・12月の第3金曜が期限)を始めたので、2026年9月からは4つがそろった形です
  • 日本時間の節目は2回あります。寄り付き(夏22:30/冬23:30)で指数先物とS&P500の月次オプションの清算値が決まり、大引け(夏翌5:00/冬翌6:00)で個別株オプションの期限とS&P500のリバランスが重なります
  • 祝日に当たると前日の木曜に繰り上げ。2026年6月と2027年6月は第3金曜がジューンティーンス(奴隷解放記念日)の休場日なので、期限は前日の木曜です
トリプル・ウィッチングの要点:3・6・9・12月の第3金曜に、株価指数先物・株価指数オプション・個別株オプションの期限が重なります。個別株先物を加えて「クアドルプル(4つの)・ウィッチング」とも呼びますが、米国の個別株先物はOneChicagoが2020年9月18日に取引を終えたあと途絶えていました。CMEグループが2026年7月27日に米国株の個別株先物(3・6・9・12月の第3金曜が期限)を始めたので、2026年9月からは4つがそろった形です / 日本時間の節目は2回あります。寄り付き(夏22:30/冬23:30)で指数先物とS&P500の月次オプションの清算値が決まり、大引け(夏翌5:00/冬翌6:00)で個別株オプションの期限とS&P500のリバランスが重なります / 祝日に当たると前日の木曜に繰り上げ。2026年6月と2027年6月は第3金曜がジューンティーンス(奴隷解放記念日)の休場日なので、期限は前日の木曜です

何の期限が重なるのか(3人の魔女と4人目)

取引代表例期限の決まり方
株価指数先物S&P500先物(E-mini)など3・6・9・12月の限月。第3金曜の東部時間9:30に取引が終わり、寄り付きの価格で最終清算
株価指数オプションS&P500指数オプション(SPX)月次の標準オプションは第3金曜の寄り付きの価格で清算(毎日期限の週次オプションは大引け)
個別株・ETFオプションエヌビディア、アップル、SPY、QQQなど第3金曜の大引けが最終取引
(個別株先物)—OneChicagoが2020年9月18日に取引を終了。CMEグループが2026年7月27日に再開し、期限は3・6・9・12月の第3金曜

個別株オプションと株価指数オプションの月次の期限は毎月の第3金曜ですが、指数先物の期限が重なるのは3か月に1回です。この3か月に1回の日をトリプル・ウィッチングと呼びます。ニュースでは個別株先物を加えた「クアドルプル・ウィッチング(4人の魔女)」という呼び方も使われます。米国では2020年に個別株先物の取引所が閉じましたが、2026年7月27日にCMEグループが個別株先物を始め、期限も第3金曜なので、いまは名前どおり4つがそろいます。呼び方は今もトリプル・ウィッチングが一般的です。オプションの基本はオプション取引、指数そのものはS&P500の記事で説明しています。

日本時間の何時に何が起きるか

米国東部時間日本時間(夏時間)日本時間(冬時間)起きること
9:30(寄り付き)金曜22:30金曜23:30S&P500先物とSPX月次オプションの清算値(各構成銘柄の始値から計算)が決まる
日中22:30〜翌5:0023:30〜翌6:00期限を迎えるオプションの持ち高の調整、次の限月への乗り換え
16:00(大引け)土曜5:00土曜6:00個別株・ETFオプションの最終取引。S&P500の四半期リバランスの基準になる引け値
翌週月曜の寄り付き前——S&P500の新しい構成・株数が反映される

時刻は米国東部時間に夏時間なら13時間、冬時間なら14時間を足して計算しています(2026年の夏時間は11月1日に終わり、12月の回は冬時間)。注目されるのは寄り付きと大引けの2回です。S&P500の入れ替えも第3金曜の大引け後に反映されるので、大引けの売買には特に注意が向けられます。日本の投資家が注意したいのは、大引けが日本時間の土曜早朝で、結果を見られるのは土曜の朝という点です。取引時間の全体像は米国株の取引時間と夏時間、S&P500の入れ替えの日程はS&P500の記事で確認できます。

2026〜2027年のトリプル・ウィッチングの日程(日本時間)

第3金曜を暦で求め、ニューヨーク証券取引所(NYSE)が公表している休場日に当たる回は前営業日に繰り上げて、日本時間に換算しました。2026年12月以降の5回は、CMEが公表しているS&P500先物(E-mini)の取引最終日と一致しています。あわせて、FRBの金融政策を決めるFOMCが同じ週に開かれるかも並べています。

回期限日(米国)寄り付き(日本時間)大引け(日本時間)同じ週・前週のFOMC
2026年3月3/20(金)3/20 22:303/21(土)5:00同じ週(3/17〜18)
2026年6月6/18(木)6/18 22:306/19(金)5:00同じ週(6/16〜17)
2026年9月9/18(金)9/18 22:309/19(土)5:00同じ週(9/15〜16)
2026年12月12/18(金)12/18 23:3012/19(土)6:00前週(12/8〜9)
2027年3月3/19(金)3/19 22:303/20(土)5:00同じ週(3/16〜17)
2027年6月6/17(木)6/17 22:306/18(金)5:00前週(6/8〜9)
2027年9月9/17(金)9/17 22:309/18(土)5:00同じ週(9/14〜15)
2027年12月12/17(金)12/17 23:3012/18(土)6:00前週(12/7〜8)

表を作ってみて気づいたことが3つあります。1つ目は、6月の回が2年続けてジューンティーンスの休場日と重なり、木曜に繰り上がることです(2026年は6/19が金曜の祝日、2027年は6/19が土曜のため6/18金曜が振替休場)。2つ目はFOMCとの近さです。2025〜2026年の8回のうち6回は、FOMCの結果発表(水曜)と同じ週でした。発表の2日後(2026年6月は翌日)にトリプル・ウィッチングが来るので、金利の見通しが変わった直後に先物・オプションの期限が重なります。3つ目に、決算とはほとんど重なりません。決算カレンダーの100銘柄の決算発表(2024年9月〜2026年9月の763件)のうち、トリプル・ウィッチングの週(月〜金)に発表したのは8件(マイクロン4件・ナイキ3件・ルルレモン1件)だけでした。

第3金曜は暦で計算し、休場日はNYSEの公式の休場日一覧(2026年10月12日確認)、FOMCの日程はFRBの公表(2027年は暫定)を使いました。決算の件数はSECに出された決算8-K(Item 2.02)の日付で数えています。オプションの期限の扱いは取引所の規則で決まり、臨時の休場などで変わることがあります。

2026年12月のトリプルウィッチング前後の予定(日本時間)

次の回の前後は、日米の大きな予定が2週続けて並びます。日付は日本の暦で書いています。

日付できごと
12月8〜9日(米国)FOMC(12月の会合)。結果は日本時間で10日の早朝
12月11日(金)日本のメジャーSQ(東証の寄り付きでSQ値が決まる)
12月18日(金)23:30米国の寄り付き。S&P500先物とSPX月次オプションの清算値が決まる
12月19日(土)6:00米国の大引け。個別株オプションの期限とS&P500の四半期リバランス
12月21日(月)S&P500の新しい株数・構成が米国の寄り付き前に反映

FOMCと日本のSQが同じ週に、米国のトリプルウィッチングがその翌週に来る形です。12月は米国が冬時間に入っているので、10月までの回より日本時間がそれぞれ1時間遅くなります。9月の回では、S&P DJIが9月4日にS&P500の構成の変更を発表し、四半期のリバランスに合わせて9月21日(月)の寄り付き前から反映しました。採用の条件はS&P500の採用基準の記事にまとめています。

日本のSQ(メジャーSQ)との違い

日本のメジャーSQ米国のトリプル・ウィッチング
日付3・6・9・12月の第2金曜3・6・9・12月の第3金曜
清算値SQ当日の各構成銘柄の始値で計算(SQ値)指数先物・SPX月次オプションは当日の始値で計算、個別株オプションは大引けまで取引
日本時間金曜朝の東証の寄り付き金曜22:30/23:30の寄り付きと、土曜5:00/6:00の大引け

日本のメジャーSQは米国のトリプル・ウィッチングの1週間前に来ます。2026年12月なら、日本が12月11日(金)、米国が12月18日(金)です。日本のSQは、SQ値が朝の寄り付きで決まることが中心です。米国は寄り付きの清算に加えて、大引けに個別株オプションの期限とS&P500の四半期リバランスが重なります。日本のSQの基本はSQの記事で書いています。

個人投資家はこの日をどう扱えばいいか

トリプル・ウィッチングの日は荒れやすいと言われますが、値動きの方向が決まっているわけではありません。長期で米国株やS&P500の投資信託を積み立てている人が、この日を理由に売買を変える必要はありません。

気をつけたいのは3点です。(1)引け間際の成行注文は避け、指値を使います。リバランスの大口注文に巻き込まれて、想定と違う値段で約定することがあるからです。(2)S&P500に新しく採用される銘柄や外れる銘柄は、この日の大引け後に指数への反映が行われるため、指数連動ファンドの売買が集まると言われます。(3)オプションの建玉が多い価格の近くで株価が張り付く、あるいは期限後に動き出すと言われます。ただ毎回起きるわけではありません。株価が大きく動いたときの目安はVIX(恐怖指数)と米国株、ストップ注文の使い方はストップ注文の記事で説明しています。各社の決算日は米国株の決算カレンダー(日本時間)で確認できます。

トリプル・ウィッチングに関するよくある質問

トリプル・ウィッチングの日は株価が下がりますか?
上がるか下がるかは決まっていません。先物・オプションの期限前の決済や乗り換え、S&P500のリバランスが重なるため、値動きが荒れやすいと言われます。長期投資なら特別な対応は要りません。引け間際の成行注文は避けて、指値を使うと安心です。
次のトリプル・ウィッチングはいつですか?
2026年12月18日(金)です。日本時間では18日23:30の寄り付きで指数先物などの清算値が決まり、19日(土)6:00の大引けで個別株オプションの期限とS&P500のリバランスが重なります。2027年は3月19日・6月17日(木、祝日の繰り上げ)・9月17日・12月17日です。
2026年のトリプルウィッチングはいつでしたか?
2026年は3月20日(金)・6月18日(木)・9月18日(金)・12月18日(金)の4回です。6月は第3金曜の19日がジューンティーンスの休場日だったため、前日の木曜に繰り上がりました。
クアドルプル・ウィッチングとトリプル・ウィッチングは違うものですか?
同じ日を指します。クアドルプル(4つ)は個別株先物を加えた呼び方ですが、米国の個別株先物はOneChicagoが2020年9月18日に取引を終えたあと途絶えていましたが、CMEグループが2026年7月27日に再開しました。期限は3・6・9・12月の第3金曜なので、いまは4つが重なります。以前の中身は株価指数先物・株価指数オプション・個別株オプションの3つです。
日本のSQと同じ日ですか?
違います。日本のメジャーSQは3・6・9・12月の第2金曜、米国のトリプル・ウィッチングは第3金曜で、日本が1週間早く来ます。2026年12月は日本が11日、米国が18日です(SQ)。

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執筆:(Pacific Stock編集長・専業投資家歴20年)
日程と日本時間は取引所の規則と休場日から計算し、CMEの先物の取引最終日と照らし合わせたものです(2026年10月12日時点)。この記事は情報提供を目的としたもので、特定の銘柄や証券会社の売買・口座開設を勧めるものではありません。当サイトは証券会社の口座開設などでアフィリエイト報酬を得る場合がありますが、比較の順位や数値には影響しません。最終更新2026-10-12。

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