米国株の配当月一覧|1・4・7・10月など3つのグループと毎月配当にする組み合わせ方

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米国株の配当は年4回払う会社が多く、支払月は1・4・7・10月、2・5・8・11月、3・6・9・12月の3つのグループに分かれます。会社の発表で確かめると、1・4・7・10月はフィリップ・モリス・マイクロン・シスコ、2・5・8・11月はP&G・アップル、3・6・9・12月はシェブロン・マイクロソフトでした。リアルティ・インカムは毎月払います。基準日と支払日は月がずれることがあり、日本の口座に入るのは米国の支払日より後なので、予定を立てるときは支払日で数えます。

この用語の要点
  • 支払月は3つのグループ。1・4・7・10月、2・5・8・11月、3・6・9・12月。どのグループかは会社が決め、業種では決まらない
  • 基準日から支払日までは3〜24日(確かめた7社の直近の回)。マイクロソフトやシェブロンは8月が基準日で9月払い
  • グループの違う3社を持てば毎月どれかの配当が入る。ただし月ごとの額は1株配当と株数で決まり、均等にはならない
米国株の配当月の要点:支払月は3つのグループ。1・4・7・10月、2・5・8・11月、3・6・9・12月。どのグループかは会社が決め、業種では決まらない / 基準日から支払日までは3〜24日(確かめた7社の直近の回)。マイクロソフトやシェブロンは8月が基準日で9月払い / グループの違う3社を持てば毎月どれかの配当が入る。ただし月ごとの額は1株配当と株数で決まり、均等にはならない

米国株の配当月は3つのグループに分かれる

米国株の配当は、四半期ごとに年4回払う会社が多く、支払月はおおむね3つのグループに分かれます。日本株のように「3月と9月にまとめて」ではありません。下は、会社がSECに出した書類(配当の発表や決算発表)で支払日を1件ずつ確かめた銘柄です。

どのグループに入るかは会社が決めていて、業種や上場市場では決まりません。同じテクノロジー株でも、マイクロンとシスコは1・4・7・10月、アップルは2・5・8・11月、マイクロソフトは3・6・9・12月に払います。配当の時期は会社の取締役会が毎回決めるもので、過去の月が将来も続く約束ではありません。この記事の月は、2025年10月から2026年10月までに会社が発表した支払日です。

主要銘柄の支払日(2025年10月〜2026年10月)

確かめた支払日を並べました。どれも会社がSECに出した書類に書かれた支払日(payable・Payment Date)です。

銘柄支払日(米国)直近の1株配当
フィリップ・モリス2025年10月20日・2026年1月14日・4月13日・7月20日・10月26日1.60ドル(10月26日払いから)
マイクロン2025年10月21日・2026年1月14日・4月15日・7月21日・10月29日0.15ドル
シスコ2026年1月21日・4月22日・7月22日・10月21日0.42ドル
P&G2025年11月17日・2026年2月17日・5月15日・8月17日1.0885ドル
アップル2025年11月13日・2026年2月12日・5月14日・8月13日0.27ドル
シェブロン2025年12月10日・2026年3月10日・6月10日・9月10日1.78ドル
マイクロソフト2025年12月11日・2026年3月12日・6月11日・9月10日0.91ドル(2026年9月15日に増配を発表し、12月10日払いから0.98ドル)

支払日の「日」は毎回少しずつ動きますが、月はどの会社も1年を通して同じグループの中にとどまっています。フィリップ・モリスは2026年9月に1株1.47ドルから1.60ドルへの増配を決め、10月26日払いから新しい額になります。アップルは2026年5月払いから0.26ドルを0.27ドルに上げました。

リアルティ・インカムは決算発表で、月ごとの配当(monthly dividends)を払っていると書いています。2026年4〜6月に払った1株配当は合計0.8115ドルでした。毎月の決まった日付は、同社の配当のお知らせで確かめます。

基準日と支払日の月はずれる

配当をもらう権利が決まる日(基準日)と、実際に払われる日は別です。同じ月とは限りません。直近の1回で比べると、日数は会社によって大きく違いました。

銘柄基準日支払日あいだの日数
アップル2026年8月10日8月13日3日
マイクロン2026年10月14日10月29日15日
シスコ2026年10月2日10月21日19日
マイクロソフト2026年8月20日9月10日21日
シェブロン2026年8月19日9月10日22日
フィリップ・モリス2026年10月2日10月26日24日
P&G2026年7月24日8月17日24日

マイクロソフトやシェブロンは8月が基準日で、お金が払われるのは9月です。「何月の権利か」と「何月に入るか」を混ぜると、配当の予定表がずれます。権利を得るには基準日の前の営業日(権利落ち日の前日)までに買っておく必要があり、その仕組みは権利落ち日の記事にまとめています。

ずれる場所はもう1つ、日本の口座への入金です。日本の証券会社の口座に入るのは、米国の支払日より後になります。月末近くに払われる配当は、日本の口座では翌月の入金になることがあります。フィリップ・モリスの10月26日払いのように月の後半に払う会社は、月をまたぐ前提で見ておくのが無難です。証券会社ごとの入金日は米国株の配当金はいつ入る?で比べています。

月ごとの配当カレンダー(確かめた7社)

確かめた7社の支払日を、月ごとの予定表に並べ直しました。カッコ内は直近の支払日(米国の日付)で、1〜10月は2026年(10月は会社が発表した予定を含む)、11月と12月は2025年の支払日です。リアルティ・インカムは毎月なので表から外しています。

月配当を払った会社(支払日)
1月フィリップ・モリス(14日)・マイクロン(14日)・シスコ(21日)
2月アップル(12日)・P&G(17日)
3月シェブロン(10日)・マイクロソフト(12日)
4月フィリップ・モリス(13日)・マイクロン(15日)・シスコ(22日)
5月アップル(14日)・P&G(15日)
6月シェブロン(10日)・マイクロソフト(11日)
7月フィリップ・モリス(20日)・マイクロン(21日)・シスコ(22日)
8月アップル(13日)・P&G(17日)
9月シェブロン(10日)・マイクロソフト(10日)
10月フィリップ・モリス(26日)・マイクロン(29日)・シスコ(21日)
11月アップル(13日)・P&G(17日)
12月シェブロン(10日)・マイクロソフト(11日)

並べると、1・4・7・10月のグループは月の中旬から下旬、3・6・9・12月のグループは10日前後に払っているのが分かります。月の後半に払う会社ほど、日本の口座では翌月の入金になりやすい点も表から読み取れます。毎月の家計の足しにしたいなら、月の前半に払う会社を中心に組むほうが入金の月を読みやすいはずです。

3つのグループを組み合わせて毎月受け取る

3つのグループから1社ずつ持てば、四半期配当の銘柄だけでも毎月どれかの配当が入ります。フィリップ・モリス(1・4・7・10月)、P&G(2・5・8・11月)、マイクロソフト(3・6・9・12月)を10株ずつ持った場合を、直近の1株配当で計算しました。税金を引く前の米ドルの額です。

受け取る月払う会社10株分(税引前)
1・4・7・10月フィリップ・モリス(1株1.60ドル)16.00ドル
2・5・8・11月P&G(1株1.0885ドル)10.885ドル
3・6・9・12月マイクロソフト(1株0.98ドル)9.80ドル
1年の合計12回146.74ドル

毎月入るといっても、月ごとの額は会社の1株配当と株数で決まるので均等にはなりません。この例では、1・4・7・10月の額が3・6・9・12月の1.6倍ほどあります。額をそろえたいなら、配当の少ない月のグループの株数を増やします。

実際に受け取る額は、米国と日本の両方で税金が差し引かれるので上の表より少額です。手取りの計算は米国株の税金で確かめてください。支払月をそろえることを優先して、配当の持続性や株価の割高・割安を見ずに銘柄を選ぶのは本末転倒です。配当を何年も増やしてきた会社の一覧は配当貴族にあります。

支払月を自分で確かめる手順

支払月は、会社の発表を見れば確実に分かります。私は次の順で確かめています。

  1. 会社の投資家向けページ(Investor Relations)で「Dividend」や「Dividend History」を探す。過去の支払日の一覧を載せている会社もある
  2. 見つからなければ、配当を決めたときのお知らせを読む。「payable on(支払日)」と「shareholders of record(基準日)」の日付が書いてある
  3. アップル・シスコ・マイクロンのように、決算発表の中で次の配当を知らせる会社もある。シェブロンも決算発表に配当の支払日を書いている
  4. マイクロソフトは年次報告書(10-K)に、1年分の発表日・基準日・支払日を表で載せている

SECの書類は、EDGARで会社名を入れれば誰でも無料で読めます。配当の発表をSECに出していない会社もあるので、そのときは会社のページが頼りです。まとめサイトの配当カレンダーは便利ですが、増配や支払日の変更が遅れて反映されることがあります。株数を決める前に、1度は会社の原文で確かめておくと安心です。配当の利回りの見方は米国株の配当利回り、配当を株の買い増しに回す仕組みはDRIPの記事にあります。

米国株・米国ETFの配当をNISAで受け取るなら

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米国株の配当月に関するよくある質問

米国株で1・4・7・10月に配当を払う銘柄は?
会社の発表で確かめた例では、フィリップ・モリス・マイクロン・シスコが1・4・7・10月に配当を払っています(2025年10月〜2026年10月の支払日)。支払月は会社が毎回決めるので、買う前に会社の発表で確かめてください。
2・5・8・11月や3・6・9・12月に配当を払う米国株は?
会社の発表で確かめた例では、2・5・8・11月はP&G・アップル、3・6・9・12月はシェブロン・マイクロソフトです。どちらのグループも、2025年10月から2026年10月まで同じ月に払っていました。
毎月配当を払う米国株はありますか?
あります。リアルティ・インカム(O)は決算発表で毎月の配当を払っていると書いています。四半期配当の銘柄でも、支払月のグループが違う3社を組み合わせれば毎月どれかの配当が入る形にできます。
配当の基準日と支払日は同じ月ですか?
同じとは限りません。マイクロソフトは2026年8月20日が基準日で支払日は9月10日、シェブロンも8月19日が基準日で9月10日払いでした。アップルのように3日で払う会社もあります。
米国の支払日に日本の口座にも入金されますか?
日本の口座への入金は米国の支払日より遅れます。月末近くの支払日だと、日本の口座では翌月の入金になることがあります(証券会社ごとの入金日)。
支払月を組み合わせると毎月同じ額になりますか?
なりません。月ごとの額は会社の1株配当と株数で決まります。フィリップ・モリス・P&G・マイクロソフトを10株ずつ持つ例では、1・4・7・10月が16.00ドル、3・6・9・12月が9.80ドルでした(税引前)。

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執筆:(Pacific Stock編集長・専業投資家歴20年)
支払日と基準日は各社がSECに出した配当・決算の発表と年次報告書の原文によります(2026年10月時点)。この記事は情報提供を目的としたもので、特定の銘柄や証券会社の売買・口座開設を勧めるものではありません。当サイトは証券会社の口座開設などでアフィリエイト報酬を得る場合がありますが、比較の順位や数値には影響しません。最終更新2026-10-12。

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