クオカード優待株10選|100株の実質利回りランキング2026年版

2026年9月時点で、100株でクオカードがもらえるのは179社です。そのうち実質利回りが高い10社を選びました。

「クオカード優待の一覧」はどこにでもありますが、そのほとんどはすでに廃止された優待や、100株では対象外の銘柄が混ざっています。

この記事は東証が公表している上場銘柄一覧をもとに3,713社を1社ずつ確認して作りました。データはすべて2026年9月時点のもので、次に当てはまるものを外しています。

外したもの 理由
周年記念・上場記念の優待 今回限りで、翌年はもらえない
申込や契約が条件のもの 株を持っているだけではもらえない
抽選・ガチャの景品 全員がもらえるわけではない
100株では対象外のもの 500株や1,000株から、という設定になっている
廃止が発表済みのもの 一覧サイトにはまだ残っていることがある

この作業だけで、条件に合いそうに見えた312件のうち133件が消えました。

この記事でわかること

実質利回りランキング上位10社を1社ずつ解説
実質利回り11〜20位の10社
21位以下は検索ページで絞り込み(種類・投資額・権利確定月)
年2回もらえる31社で順位が入れ替わる理由
同じ「クオカード優待」でも紙とデジタルは別物
・買った年はもらえない58社の存在
・権利確定月の偏り(3月に101社が集中
・利回りをその場で計算できるツール
・利回りだけで選ぶと外す3つの理由

※ この記事は制度とデータの解説であり、特定の銘柄や売買を推奨するものではありません。優待の内容は変更されることがあるため、購入前に各社のIR情報で確認してください。

この一覧の作り方

順位の根拠がわからない一覧は比較に使えないので、計算の前提を書いておきます。

項目 この記事での扱い
母集団 東証の内国株式3,713社(プライム・スタンダード・グロース)
株価 2026年9月1日の終値
実質利回り 年間の優待額 ÷ 100株の投資額 × 100。優待額は買った年にもらえる額を使い、長期保有で増える場合も最初の金額で計算
年2回の銘柄 2回分を合計して年間額にする
選択制の銘柄 クオカードを選んだ場合の額。他のコースのほうが高いことがある
配当 含めていない(優待だけの利回り)

「買った年にもらえる額」で計算しているのが、他の一覧と最も違うところです。長期保有で増える銘柄を最大額で計算すると順位は上がりますが、それは今年買う人が受け取れる額ではありません。

クオカード優待株10選と、実質利回りランキング20位まで

実質利回りは「年間にもらえる優待額 ÷ 100株の投資額」で計算しています。株価は2026年9月1日の終値です。

「実質」としているのは、買った年に実際に受け取れる額で計算しているからです。長期保有で増える銘柄を最大額で並べる一覧もありますが、それは今年買う人がもらえる額ではありません。

11位以下と、179社すべての一覧は株主優待の検索ページにまとめてあります。

順位 銘柄(コード) 100株の投資額 年間の優待額 実質利回り 回数・権利確定月 条件
1 ADRバイオメディカルホールディングス(3750) 84,800円 5,000円 5.90% 年2回
3月、9月
条件なし
2 コレックホールディングス(6578) 48,000円 2,000円 4.17% 年2回
2月、8月
条件なし
3 大阪油化工業(4124) 295,500円 10,000円 3.38% 年2回
3月、9月
条件なし
4 パワーソリューションズ(4450) 236,500円 8,000円 3.38% 年2回
4月、10月
条件なし
5 TOKAIホールディングス(3167) 132,400円 4,340円 3.28% 年2回
3月、9月
条件なし
6 コンピューターマネージメント(4491) 326,500円 10,000円 3.06% 年1回
9月
条件なし
7 ランシステム(3326) 65,400円 2,000円 3.06% 年1回
3月
条件なし
1年以上で増額
8 アズ企画設計(3490) 303,000円 8,000円 2.64% 年2回
2月、8月
条件なし
9 マーキュリアホールディングス(7347) 80,900円 2,000円 2.47% 年1回
12月
条件なし
10 インターネットインフィニティー(6545) 82,200円 2,000円 2.43% 年1回
3月
条件なし

10位までで2.4%を切ります。ここからは実質利回りが1%台後半から2%台前半の並びです。

順位 銘柄(コード) 100株の投資額 年間の優待額 実質利回り 回数・権利確定月 条件
11 山田再生系債権回収総合事務所(4351) 83,700円 2,000円 2.39% 年2回
6月、12月
条件なし
12 マリオン(3494) 44,200円 1,000円 2.26% 年1回
9月
条件なし
13 瑞光(6279) 93,000円 2,000円 2.15% 年1回
2月
条件なし
14 コーチ・エィ(9339) 143,900円 3,000円 2.08% 年1回
12月
条件なし
15 トリドリ(9337) 146,100円 3,000円 2.05% 年1回
12月
条件なし
16 靜甲(6286) 151,200円 3,000円 1.98% 年1回
3月
条件なし
17 トランヴィア(545A) 101,500円 2,000円 1.97% 年1回
9月
条件なし
18 エヌジェイホールディングス(9421) 51,300円 1,000円 1.95% 年1回
6月
条件なし
19 中広(2139) 52,700円 1,000円 1.90% 年1回
3月
条件なし
20 トミタ(8147) 140,900円 2,500円 1.77% 年1回
3月
条件なし
3年以上で増額

20位でも1.77%あります。優待だけで見ればこの水準ですが、配当を合わせると総合利回りはもっと高くなる銘柄もあります。配当込みで計算したい場合は、この記事の後半にある計算ツールを使ってください。

【1位】ADRバイオメディカルホールディングス(3750)5.90%

84,800円の投資で、年5,000円分。継続保有の条件もありません。

3月末と9月末の年2回、それぞれ2,500円分が届きます。179社の中で唯一5%を超えていて、2位との差も1.7ポイント以上あります。

ただし利回りが飛び抜けて高いということは、それだけ株価が低く評価されているということでもあります。優待の金額は固定なので、株価が下がるほど利回りは自動的に上がります。

【2位】コレックホールディングス(6578)4.17%

48,000円で買えて年2,000円分。2月末と8月末の年2回で、1回あたり1,000円分です。条件はありません。

2025年11月に優待制度を導入したばかりの銘柄です。5万円を切る投資額で4%台に届くのは、この一覧では他にありません。

【3位・4位】年8,000円〜10,000円分をもらえる2社

銘柄 投資額と優待額 条件
3位 大阪油化工業
(4124)
295,500円で年10,000円分
3.38%・年2回(3月/9月)
条件なし。179社で最高額の優待
4位 パワーソリューションズ
(4450)
236,500円で年8,000円分
3.38%・年2回(4月/10月)
条件なし。権利確定が4月と10月という珍しい設定

どちらも投資額が20万円を超えます。金額の大きい優待は、その分だけ多くの資金を1銘柄に置くことになります。もらえる額だけでなく、その資金を1社に集中させてよいかも合わせて考えたいところです。

【5位〜10位】3%前後の6社

順位・銘柄 投資額・優待額 見ておきたい点
5位 TOKAIホールディングス
(3167)
132,400円
年4,340円分・3.28%
選択制。クオカード以外に自社グループ商品なども選べる
6位 コンピューターマネージメント
(4491)
326,500円
年10,000円分・3.06%
年1回で10,000円分。1回の金額としては最大
7位 ランシステム
(3326)
65,400円
年2,000円分・3.06%
選択制。クオカードはBコース。Aコースの優待券なら6,000円相当になる
8位 アズ企画設計
(3490)
303,000円
年8,000円分・2.64%
半年以上の保有が条件。年2回(2月/8月)
9位 マーキュリアホールディングス
(7347)
80,900円
年2,000円分・2.47%
条件なし・年1回(12月)
10位 インターネットインフィニティー
(6545)
82,200円
年2,000円分・2.43%
条件なし・年1回(3月)。2025年2月に優待を導入

7位のランシステムは、クオカードを目当てに買うと損をする可能性がある銘柄です。選択制になっていて、クオカードのBコースは2,000円相当ですが、自遊空間の優待券を選ぶAコースは6,000円相当です。近くに店舗があるなら、そちらのほうが金額は3倍になります。

年2回もらえる31社で順位が入れ替わる

179社のうち31社は年2回もらえます。ここが他の一覧と最も差が出るところです。

銘柄 1回あたり 年間 利回りの見え方
ADRバイオメディカルHD 2,500円 5,000円 2.95% → 5.90%
コレックホールディングス 1,000円 2,000円 2.08% → 4.17%
大阪油化工業 5,000円 10,000円 1.69% → 3.38%

1回分だけで計算している一覧では、これらの銘柄が半分の利回りで並んでいます。上位3社が全部この形なので、年2回を合計するかどうかでランキングの顔ぶれが変わります。

逆に注意したいのは、年2回ということは権利確定日も2回あるという点です。片方を逃せば、その年にもらえるのは半分になります。

同じ「クオカード優待」でも紙とデジタルは別物

クオカード優待には3つの種類があります。

種類 中身 使える場所
紙のクオカード
この記事の179社
郵送で届くカード コンビニ、書店、ドラッグストアなど
QUOカードPay
別表の8社
メールでURLが届く。スマホ専用 紙が使える店でも使えないことがある
デジタルギフト Amazonギフトなど複数から選ぶ形式。クオカードは選択肢の1つ 選んだものによる

「クオカードがもらえる」と書いてあっても、届くのがスマホのURLだけということがあります。紙のカードを想定していると、受け取ったときに使えなくて困ることになります。

21位以下の159社を探す

この記事に載せているのは実質利回りの上位20社です。100株でクオカードがもらえる179社すべてと、クオカード以外も含めた1,106社は検索ページにまとめてあります。

株主優待の検索ページ

👉 100株で買える株主優待1,106社を検索する

・優待の種類(クオカード・食事券・お米など13種類)
100株の投資額(5万円まで/10万円まで…)
・権利確定月(1〜12月)
買った年からもらえるものだけに絞る

条件を組み合わせてその場で絞り込めます。

たとえば「クオカード」+「10万円まで」+「買った年からもらえるものだけ」で絞ると49社に絞れます。予算が決まっているなら、こちらから探すほうが早く見つかります。

買った年にはもらえない58社がある

179社とは別に、クオカード優待はあるものの「1年以上の保有」などが条件で、買った年はもらえない銘柄が58社ありました。

一覧サイトではこれらも同じ表に並んでいることが多く、利回りの数字だけを見ると気づきません。代表的なものを挙げます。

銘柄(コード) もらえるようになる条件
K&Oエナジーグループ(1663) 1年以上で500円相当
六甲バター(2266) 1年以上で1,000円相当
オルバヘルスケアホールディングス(2689) 1年以上で1,000円相当
トーメンデバイス(2737) ◆下記より1点を選択 / ・オリーブオイル&バラエティオイル詰め合わせ 5本入り
日本毛織(3201) 1年以上で1,000円相当
コーセーアールイー(3246) 1年以上で500円相当
帝国繊維(3302) 【1年以上保有】 / 1、QUOカード 1,000円相当 / 2、自社製品(リネ
日本フエルト(3512) 1年以上で300円相当
東海染工(3577) 1年以上で1,000円相当
ケイブ(3760) 1年以上で500円相当
SCAT(3974) 1年以上で500円相当
オロ(3983) 1年以上で3,000円相当

「1年以上」の数え方は会社によって違います。単純に365日ではなく、「同じ株主番号で株主名簿に3回連続で記載されること」といった条件になっていることがあります。この場合、実際には1年半近く持つ必要が出てきます。

権利確定月は3月に集中している

179社の権利確定月を数えると、はっきり偏っていました。

権利確定月 社数(年2回の銘柄は両方に計上)
3月 101社
9月 46社
12月 18社
6月 11社
8月 9社
2月・10月 各6社
その他(1月・4月・5月・7月・11月) 合計13社

3月と9月だけで147社分を占めます。クオカード優待を狙うなら、動くのはこの2つの時期に集中することになります。

権利確定日の直前は優待狙いの買いが入って株価が上がり、権利落ち日に下がる傾向がよく指摘されます。直前に慌てて買うより、時間に余裕をもって検討したほうが有利になりやすいと考えています。

権利を取るには権利確定日の2営業日前(権利付最終売買日)までに買う必要があります。2019年7月16日の決済期間短縮で、3営業日前から2営業日前に変わっています。

自分の条件で利回りを計算する

株価は毎日動くので、この一覧の利回りも日々変わります。いま検討している銘柄の数字を入れて計算できるツールを置いておきます。配当も合わせた総合利回りが出ます。

株主優待の総合利回り計算ツール

株価と優待額を入れると、優待利回り・配当利回り・その合計を同時に計算します。数値を変えるとその場で計算し直します。





投資額 120,000円
年間の優待額 2,000円
年間の配当額(税引前) 3,000円
優待利回り 1.67%
配当利回り 2.50%
総合利回り 4.17%

優待と配当を合わせた総合利回りが3%を超えると、高めの水準にあたります。

※ 優待利回り=年間の優待額÷投資額×100 / 配当利回り=1株あたり配当×株数÷投資額×100
※ 配当は税引前です。実際には約20.315%が源泉徴収されます。優待の金額換算は自分にとっての価値で見積もってください。

クオカードは金額がはっきりしているぶん、優待の中では計算しやすいほうです。食事券や自社製品の優待は「金額換算」をどう見積もるかで利回りが変わりますが、クオカードにはその曖昧さがありません。

実質利回りだけで選ぶと外す3つの理由

ここまで実質利回り順に並べてきましたが、その順位だけで決めると外しやすくなります。

理由① 優待は企業の判断でいつでも廃止できる

優待は配当と違い、会社法で定められた株主への分配ではありません。企業が任意で行っているサービスなので、業績や方針の変更で予告なく廃止されます。

実際、今回の調査でも廃止済みの銘柄が見つかりました。

銘柄 状況
オープンドア(3926) 2026年2月6日に「2026年3月末を基準日とする株主優待の実施を見送る」と発表。100株で1,000円分のクオカードがもらえる優待だったが、現在は実施されていない
ザ・パック(3950) 2026年2月13日に「株主還元方針の変更及び株主優待制度の廃止」を開示
オリックス(8591) ふるさと優待は2024年3月末を最後に廃止

この2社は、優待の一覧サイトにはまだ載っていました。まとめ記事やランキングは更新が追いつかないことがあります。購入前には必ず各社のIR情報で確認してください。

理由② 実質利回りは株価が下がると自動的に上がる

優待利回りの計算式は「優待額 ÷ 投資額」です。優待額は固定なので、株価が下がれば利回りは勝手に上がります。

株価 100株の投資額 1,000円分の優待の利回り
1,000円 100,000円 1.00%
700円 70,000円 1.43%
400円 40,000円 2.50%

株価が6割下がると、利回りは2.5倍になります。利回りが高い銘柄の中には、株価が大きく下がった結果としてそう見えているだけのものが混ざっています。1,000円分の優待をもらうために60,000円の含み損を抱えては意味がありません。

理由③ 優待は原則として課税の対象になる

株主優待は「非課税」と説明されていることがありますが、原則として雑所得にあたります。

給与を1か所から受けている会社員で、給与以外の所得が年20万円以下なら確定申告が不要という基準があるため、実務上は申告しないケースが多いというだけです。優待の金額が大きくなったり、他に副収入がある場合は扱いが変わります。

配当が源泉徴収で完結するのとは仕組みが違う点は、押さえておきたいところです。税務の判断は税理士や税務署に確認してください。

QUOカードPay・デジタルギフトの8社

紙のクオカードではないものの、クオカード系の優待として扱われる銘柄です。本表とは分けています。

銘柄(コード) 100株の投資額 年間の額 実質利回り 中身
デュアルタップ(3469) 89,500円 4,000円 4.47% QUOカードPay
イー・ガーディアン(6050) 182,100円 5,000円 2.75% デジタルギフト
ROBOT PAYMENT(4374) 249,300円 2,000円 0.80% デジタルギフト
プリントネット(7805) 71,000円 500円 0.70% デジタルギフト、優待品
エムケー精工(5906) 76,600円 500円 0.65% QUOカードPay、カタログギフト
川西倉庫(9322) 251,400円 1,000円 0.40% QUOカードPay
リコーリース(8566) 688,000円 2,000円 0.29% カタログギフト
共和工業所(5971) 855,000円 1,000円 0.12% QUOカードPay

金額だけを見ると上位に入るものもありますが、受け取り方が違うので同じ表には並べていません。スマホで受け取ることに抵抗がなければ、選択肢に入ります。

クオカード優待に関するよくある質問

クオカード優待がもらえる銘柄は全部で何社ありますか?
東証の内国株式3,713社を調べたところ、100株でクオカードがもらえるのは179社でした。ほかにQUOカードPayやデジタルギフトの形が8社、1年以上の継続保有が条件で買った年にはもらえないものが58社あります。500株や1,000株から対象という銘柄や、周年記念で今回限りのものは除いています。
いちばん実質利回りが高いのはどの銘柄ですか?
2026年9月1日の終値で計算すると、ADRバイオメディカルホールディングス(3750)の5.90%です。84,800円の投資で年5,000円分(3月末と9月末に2,500円分ずつ)で、継続保有の条件もありません。179社で唯一5%を超えていますが、利回りが高いということは株価が低く評価されているということでもあります。優待額は固定なので、株価が下がると利回りは自動的に上がります。
できるだけ少ない金額で買える銘柄はどれですか?
179社のうち48社が10万円未満で買えます。最も少額なのはアエリア(3758)の25,200円です。ただし優待額が300円分なので利回りは1.19%になります。少額かつ利回りも高いという条件では、コレックホールディングス(6578)が48,000円で年2,000円分・4.17%と最もバランスが取れています。
「選択制」と書かれている銘柄は何に注意すればいいですか?
クオカード以外のコースのほうが金額が大きいことがあります。ランシステム(3326)はクオカードのBコースが2,000円相当ですが、自遊空間の優待券を選ぶAコースは6,000円相当です。この記事の利回りは「クオカードを選んだ場合」で計算しているので、他のコースを選べる状況なら、そちらも比べてみてください。
年2回もらえる銘柄はどれくらいありますか?
179社のうち31社です。この記事では2回分を合計して年間の利回りを出しています。1回分だけで計算している一覧では、これらの銘柄が半分の利回りで並ぶため順位が大きく変わります。上位3社はすべて年2回の銘柄です。ただし権利確定日も2回あるので、片方を逃すとその年にもらえるのは半分になります。
クオカードとQUOカードPayは何が違いますか?
受け取り方と使える場所が違います。紙のクオカードは郵送で届き、コンビニや書店で使えます。QUOカードPayはメールでURLが届くスマホ専用で、紙が使える店でも使えないことがあります。優待の案内に「クオカード」と書いてあってもPayのほうというケースがあるため、この記事では紙の179社と、Pay・デジタルギフトの8社を別の表に分けています。
いつ買えばクオカードをもらえますか?
権利確定日の2営業日前(権利付最終売買日)までに買えば権利を取れます。2019年7月16日の決済期間短縮で、3営業日前から2営業日前に変わりました。179社の権利確定月は3月が101社、9月が46社と偏っているため、動く時期はこの2つに集中します。なお権利確定日の直前は優待狙いの買いで株価が上がり、権利落ち日に下がる傾向がよく指摘されます。
優待が廃止されていないか確認する方法はありますか?
各社のIRページにある「株主優待」の案内と、適時開示の一覧を見るのが確実です。「株主優待制度の廃止に関するお知らせ」「株主優待制度の変更に関するお知らせ」といったタイトルで開示されます。今回の調査でも、オープンドア(3926)とザ・パック(3950)が優待の一覧サイトに残ったままでした。一覧サイトの情報だけで判断せず、購入前に企業の開示を確認してください。

まとめ

この記事の要点
東証3,713社を調べて、100株でクオカードがもらえるのは179社(2026年9月時点)
実質利回り1位はADRバイオメディカルHD(3750)5.90%。条件なし・年2回
少額ならコレックHD(6578)48,000円で4.17%。10万円未満は48社
年2回もらえる31社を合計すると順位が変わる。上位3社はすべてこの形
紙のクオカードとQUOカードPayは別物。Payは8社を別表にした
買った年はもらえない継続保有条件つきが58社ある
権利確定月は3月に101社、9月に46社と偏っている
一覧サイトに廃止済みの銘柄が残っていた(オープンドア・ザ・パック)

クオカード優待は金額がはっきりしているため、優待の中では比較しやすい部類です。ただし179社の条件を並べてみると、公表されている条件を読まないと分からない違いが想像以上に多いことがわかります。

この記事の10選と一覧は2026年9月時点のものです。優待の新設・変更・廃止は毎月起きているため、実際に買う前には必ず各社の最新の開示を確認してください。

利回りの数字だけを見て決めるのではなく、「年に何回か」「買った年にもらえるか」「紙かデジタルか」の3つを確認するだけで、想定と違うものを掴む場面はかなり減らせます。

※ 優待の内容は株探および各社の開示情報をもとに2026年9月2日に確認したものです。株価は2026年9月1日の終値。母集団は日本取引所グループ「東証上場銘柄一覧」(2026年7月31日現在)の内国株式3,713社です。優待は企業の判断で変更・廃止されるため、購入前に各社のIR情報で必ず確認してください。投資の判断はご自身の責任でお願いします。

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