Woodstock(ウッドストック)の評判・手数料は?200 円から手数料ゼロで米国株を 24 時間取引できるアプリを検証【NISA 非対応のデメリットも】

Woodstock(ウッドストック)は、Woodstock 株式会社が提供する米国株専用のスマホアプリで、証券口座は第一種金融商品取引業者の AlpacaJapan 株式会社に開設されます。特徴は 3 つ。取引手数料・為替手数料・出金手数料がすべて無料、200 円から 0.0001 株単位で買える、日本時間の昼間を含む 24 時間取引に対応していることです。一方で NISA 口座は作れず、取扱は 1,000 銘柄以上と大手ネット証券の 4 分の 1 程度、日本株や投資信託は扱いません。この記事では、公式サイトと契約前交付書面にもとづいて手数料の中身、少額投資と 24 時間取引の仕組み、デメリット、安全性、口座開設の手順を整理し、どんな人に向いているかを判断します。

この記事の結論
  • コストは取引・為替・出金がゼロで、主要ネット証券(売買 0.495%+為替 0〜25 銭)より安い。100 万円分を往復売買すると大手で最大 1 万円超の差
  • 200 円から 0.0001 株単位。1 株 500 ドルの株でも毎月 1,000 円ずつ積み立てられる。24 時間取引で日本の昼間にも売買できる
  • NISA 口座は不可(特定口座のみ)、取扱 1,000 銘柄以上、日本株・投信なし、他社からの移管不可。NISA は別の証券会社、少額の個別株は Woodstock という併用が現実的
向いている人・良い点
  • 少額(200 円〜)で個別株を積み立てたい人
  • 手数料と為替コストを最小にしたい人
  • 日本の昼間や夜間に米国株を売買したい人
  • スマホだけで完結させたい人
向かない人・気になる点
  • NISA で米国株を買いたい人(NISA 不可)
  • 中小型株や ETF を幅広く買いたい人(約 1,000 銘柄)
  • 日本株・投資信託も 1 つの口座で持ちたい人
  • 他社から株を移管したい人(移管不可)
Woodstock の口座を開く(無料・公式アプリ)口座開設・維持費は無料。取引には 200 円以上の入金が必要です。NISA 口座は開設できません。

Woodstock の基本情報:運営会社・口座・取扱商品

項目内容
サービス名Woodstock(ウッドストック)米国株取引アプリ(iOS・Android)
運営会社Woodstock 株式会社(金融商品仲介業者)
証券口座の開設先AlpacaJapan 株式会社(第一種金融商品取引業者、関東財務局長(金商)第 3024 号)
取扱商品米国株・米国 ETF(1,000 銘柄以上)。日本株・投資信託・債券は無し
口座の種類特定口座(源泉徴収あり/なし)のみ。NISA 口座は不可、一般口座も無し
最低投資金額200 円(金額指定の買い注文で概算約定金額 200 円未満は不可)
売買単位0.0001 株単位
取引時間24 時間(メンテナンス時間を除く)。通常取引は日本時間 23:30〜6:00(夏時間は 1 時間前倒し)
注文方法通常取引:成行・指値。時間外:指値・インスタント注文
入金専用の振込口座へ銀行振込。原則 1 時間程度で反映(営業時間外は翌営業日)。振込手数料は利用者負担

Woodstock 自体は証券会社ではなく「仲介業者」で、株や資金を預かるのは AlpacaJapan です。ネット証券の口座と同じく金融商品取引法の対象で、顧客資産は分別管理されます。アプリの提供元と口座の名義が違う点は、はじめて使う人が戸惑いやすいところなので先に押さえておいてください。

基本情報の出所は Woodstock の公式サイト(サービス案内・手数料・よくある質問)で、2026 年 9 月 24 日時点の内容です。手数料体系は将来変更される可能性があると公式に注記されています。

手数料:取引・為替・出金がゼロ。大手ネット証券との実額比較

Woodstock の手数料は次のとおりです。

項目Woodstock主要ネット証券(SBI・楽天・マネックス・松井)
売買手数料無料(回数・金額の制限なし)約定代金の 0.495%(上限 22 ドル)
為替手数料無料(リアルタイムレート、スプレッド上乗せなしと公表)1 ドルあたり 0〜25 銭(会社と決済方法で異なる)
口座開設・管理料無料無料
出金手数料無料無料(円)。ドル出金は有料の会社あり
入金銀行振込(振込手数料は利用者負担)即時入金は無料の会社が多い

100 万円分(1 ドル 150 円で約 6,667 ドル)を買って売った場合の実額を比べます。

会社(決済方法)売買手数料(往復)為替コスト(往復)合計
Woodstock0 円0 円0 円
楽天・松井(円貨決済、為替 0 銭)約 6,600 円(上限 22 ドル × 2)0 円約 6,600 円
SBI(円貨決済、為替 25 銭)約 6,600 円約 3,300 円約 9,900 円
ウィブル(手数料 0 円、為替 15 銭)0 円約 2,000 円約 2,000 円

コストだけで比べれば Woodstock が最安です。ただし「無料」の裏側として、Woodstock の収益は為替や取引の執行で得ているとみられ、公式は「スプレッドを上乗せしていない」と説明しています。約定価格が市場の価格とどれだけ違うかは、実際に少額で売買して確かめるのが確実です。当サイトのコスト&配当手取りシミュレーターでは、投資額と口座の種類を入れると 9 社のコストが並びます。

200 円から 0.0001 株:少額投資の仕組みと使い方

米国株はもともと 1 株から買えますが、エヌビディアやマイクロソフトのように 1 株が数百ドル(数万円)の銘柄が多く、毎月同じ金額で積み立てるには 1 株単位では合いません。Woodstock は金額指定で 0.0001 株単位まで買えるため、「毎月 3,000 円ずつ 3 銘柄」のような積立ができます。

例(1 ドル 150 円)1 株の価格1,000 円で買える株数
エヌビディア約 180 ドル(2.7 万円)約 0.037 株
コストコ約 900 ドル(13.5 万円)約 0.0074 株
コカ・コーラ約 70 ドル(1.05 万円)約 0.095 株
VOO(S&P500 ETF)約 550 ドル(8.3 万円)約 0.012 株

1 株未満で持っていても、配当は保有比率に応じて受け取れます。議決権は原則ありません。端数の持ち分は他社へ移管できないので、将来まとまった額になったら売却して現金化する前提で使うのが現実的です。1 株未満取引の一般的な注意点は 1 株未満取引(フラクショナルシェア)の解説 にまとめています。

使い方として向いているのは、(1) 米国株を初めて触る人が「まず 1,000 円で買ってみる」、(2) 高い株を毎月定額で積み立てる、(3) 配当が入るたびに少額で再投資する、の 3 つです。逆に、まとまった資金を一度に投じる人には 1 株単位の大手ネット証券と差がありません。

24 時間取引:日本の昼間に売買できる

Woodstock は通常取引(現地 9:30〜16:00)のほかに、プレマーケット・アフターマーケット・夜間取引に対応し、メンテナンス時間を除いて 24 時間注文できます。

区分日本時間(冬時間)夏時間注文方法
プレマーケット18:00〜23:3017:00〜22:30指値・インスタント注文
通常取引23:30〜翌 6:0022:30〜翌 5:00成行・指値
アフターマーケット6:00〜10:005:00〜9:00指値・インスタント注文
夜間取引10:00〜18:009:00〜17:00指値・インスタント注文(対象銘柄のみ)

大手ネット証券では SBI が時間外取引に未対応(2026 年内に対応予定)、楽天・マネックス・松井もプレ・アフターまでで、日本の昼間(10:00〜18:00)に米国株を売買できるのは 2026 年 9 月時点で moomoo・ウィブル・Woodstock などに限られます。決算発表(日本時間の早朝)の直後に動きたい人、仕事の休憩時間に注文したい人には実用的です。

注意点は、時間外は参加者が少なく売り買いの値幅が広がること、時間外に取引できない銘柄があることです。「インスタント注文」は提示された価格で即時に約定する方式で、指値と違って価格を自分で決められません。時間外取引の一般的な仕組みは プレマーケット・アフターマーケットの解説 をご覧ください。

Woodstock で 200 円から米国株を試す(公式)口座開設・維持費は無料。取引には 200 円以上の入金が必要です。NISA 口座は開設できません。

デメリット:NISA 非対応・銘柄数・日本株なし・移管不可

デメリット内容対処
NISA 口座が作れない公式 FAQ「現在のところ NISA 口座は取り扱っておりません」。売却益・配当に日本で 20.315% 課税NISA は SBI・楽天・松井などに置き、Woodstock は少額の個別株用に併用
取扱銘柄が約 1,000大手の 4,000〜7,000 と比べて少ない。大型株・主要 ETF は揃うが中小型株や一部 ETF は無い買いたい銘柄があるかアプリ内検索で先に確認
日本株・投資信託なし米国株専用。資産をまとめて管理できない大手ネット証券をメインにし、Woodstock はサブに
株式の移管ができない他社から持ち込めず、他社へも出せない。やめるときは売却して出金長期で大きく育てる株は移管できる大手で持つ
入金は銀行振込のみ即時入金サービスが無く、振込手数料は自己負担。反映は 1 時間程度振込手数料無料枠のあるネット銀行を使う
手数料体系の変更リスク「将来変更される可能性」を公式が注記変更の案内を確認。他社との併用でリスク分散

とくにNISA が使えない点は、長期投資の税金の面で大きな差になります。配当 100 ドルの手取りは、特定口座で約 71.7 ドル、NISA なら 90 ドルです。長期で持つ指数 ETF や高配当株は NISA に置き、Woodstock は「少額で個別株を試す」「昼間に売買する」用途に絞ると、デメリットが実害になりにくくなります。米国株の税金の全体像は 米国株の税金の解説 をご覧ください。

安全性:第一種金融商品取引業者の口座、分別管理

Woodstock 株式会社は金融商品仲介業者で、顧客の口座と資産はAlpacaJapan 株式会社(第一種金融商品取引業者、関東財務局長(金商)第 3024 号)が管理します。第一種金融商品取引業者は金融商品取引法により、顧客の資産を自社の資産と分けて管理する義務(分別管理)を負っています。仮に会社が破綻しても、分別管理された株と資金は原則として顧客に返還されます。

アプリの提供元(Woodstock)と口座の管理者(AlpacaJapan)が分かれているのは、スマホ証券や仲介業のサービスでは一般的な形です。契約締結前交付書面に運営の仕組みと手数料、リスクが書かれているので、口座開設時に一度目を通してください。

税務面は特定口座(源泉徴収あり)を選べば、円換算の損益計算と納税を証券会社側が代行し、確定申告は原則不要です。配当は米国で 10% 源泉徴収されたうえで日本で 20.315% 課税され、米国分を取り戻す外国税額控除には確定申告が必要です(外国税額控除の解説)。W-8BEN(米国の源泉徴収を 10% にする申告)は口座開設の手続きに含まれます。

口座開設の手順とキャンペーンの条件

  1. アプリをダウンロード:App Store か Google Play で「Woodstock」を入手(下のボタンから公式ページへ)
  2. メールアドレスでサインアップ:アプリ内でアカウントを作成
  3. 口座開設の申込:氏名・住所・職業・投資経験などを入力。本人確認書類(マイナンバーカードまたは運転免許証+通知カード等)をスマホで撮影して提出
  4. 審査・開設完了:数日で口座が開設され、アプリ内の「ウォレット」に振込専用口座が表示される
  5. 入金して取引:銀行振込で入金(原則 1 時間程度で反映)。200 円以上から金額指定で買付

口座開設・維持費は無料で、口座を作るだけなら費用はかかりません。当サイト経由の口座開設プログラムの成果条件は「初回サインアップから 30 日以内の新規口座開設申込完了」なので、アプリを入れたら早めに申込まで済ませるのがスムーズです。

米国株の口座を初めて作る人は、口座の種類(特定口座)・取引時間・税金の全体像を 米国株の始め方 でも確認しておくと、開設後につまずきません。

大手ネット証券との使い分け:結論

やりたいこと向く口座理由
NISA で S&P500 ETF や高配当株を長期保有SBI・楽天・松井NISA の売買手数料無料、為替 0 銭
毎月 1,000〜1 万円で個別株を積み立てWoodstock200 円から 0.0001 株、手数料ゼロ
日本の昼間に売買・決算直後に動くWoodstock・moomoo・ウィブル24 時間取引に対応
中小型株・ETF を幅広くmoomoo・ウィブル・サクソバンク6,000〜7,000 銘柄
日本株・投信とまとめて管理SBI・楽天・マネックス1 口座で完結

結論:Woodstock は「メインの 1 社」ではなく「少額の個別株と昼間の売買のための 2 社目」として持つと、手数料ゼロと 24 時間取引の利点をそのまま享受できます。NISA を含めた全体の口座選びは、10 社を同じ基準で採点した 米国株の証券会社 10 社を比較 をご覧ください。

Woodstockに関するよくある質問

Woodstock は本当に手数料が無料ですか?
取引手数料・為替手数料・出金手数料は公式に無料と明記されています。銀行振込の入金手数料は利用者負担です。為替はリアルタイムレートでスプレッドを上乗せしていないと公表していますが、約定価格と市場価格の差は自分でも確認することをおすすめします。手数料体系は将来変更される可能性があります。
Woodstock で NISA は使えますか?
使えません。公式 FAQ に「現在のところ NISA 口座は取り扱っておりません」とあります。NISA で米国株を買うなら SBI 証券・楽天証券・松井証券などを使い、Woodstock は少額の個別株用に併用するのが現実的です。
いくらから買えますか?
200 円から買えます。金額を指定して注文し、0.0001 株単位で約定します。概算の約定金額が 200 円未満になる注文は受け付けられません。
配当や税金はどうなりますか?
配当は保有比率に応じて受け取れ、米国で 10% 源泉徴収されたあと日本で 20.315% 課税されます。特定口座(源泉徴収あり)なら日本の税金は自動で天引きされ、確定申告は原則不要です。米国分を取り戻す外国税額控除を使う場合は確定申告が必要です。
Woodstock が倒産したら株はどうなりますか?
口座は第一種金融商品取引業者の AlpacaJapan に開設され、顧客の株と資金は金融商品取引法にもとづいて会社の資産と分別管理されます。破綻しても分別管理された資産は原則として顧客に返還されます。詳細は契約締結前交付書面で確認してください。
Woodstock の口座開設はこちら(無料)口座開設・維持費は無料。取引には 200 円以上の入金が必要です。NISA 口座は開設できません。

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執筆:(Pacific Stock 編集長・専業投資家歴20年)
手数料・取引時間・最低金額・口座の種類・NISA の扱いは Woodstock 公式サイト(サービス案内・手数料・よくある質問、2026 年 9 月 24 日確認)、運営会社と登録番号は同サイトの表示、他社の手数料は各社公式サイト(2026 年 9 月時点)にもとづきます。株価の例は 2026 年 9 月時点のおおよその水準です。利用者の口コミの引用は行っていません。
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