
米国株の通常取引時間は、ニューヨーク時間の 9:30〜16:00(月〜金)です。日本時間に直すと夏時間は 22:30〜翌朝 5:00、冬時間は 23:30〜翌朝 6:00で、年に 2 回、開始と終了が 1 時間ずれます。日本株のように昼休みはなく、6 時間半の立会いが途切れずに続きます。この記事では、夏時間・冬時間の切り替わり日、通常取引の前後にあるプレマーケット・アフターマーケット、日本の証券会社で注文を受け付けている時間、感謝祭やクリスマス前の半日立会いまで、日本時間を軸にまとめます。
- 通常取引は現地 9:30〜16:00。日本時間では夏時間 22:30〜5:00、冬時間 23:30〜6:00。昼休みはない
- 夏時間は3 月第 2 日曜から 11 月第 1 日曜まで(2026 年は 3 月 8 日〜11 月 1 日)。切り替わりの週は決算発表の時刻も 1 時間ずれる
- 日本のネット証券は取引時間外でも注文の予約を受け付ける。寝る前に指値を入れておけば、夜中に約定する
米国株の取引時間を日本時間に直すと(夏時間・冬時間の一覧表)
ニューヨーク証券取引所(NYSE)とナスダックの取引時間は同じで、現地時間 9:30〜16:00 です。日本との時差は夏時間で 13 時間、冬時間で 14 時間なので、日本時間では次のようになります。
| 時間帯 | 現地(東部時間) | 日本時間・夏時間 | 日本時間・冬時間 |
|---|---|---|---|
| プレマーケット | 4:00〜9:30 | 17:00〜22:30 | 18:00〜23:30 |
| 通常取引 | 9:30〜16:00 | 22:30〜翌 5:00 | 23:30〜翌 6:00 |
| アフターマーケット | 16:00〜20:00 | 翌 5:00〜9:00 | 翌 6:00〜10:00 |
日本株の前場・後場のような昼休みはなく、6 時間半を通して売買が続きます。日本の個人投資家にとっては「寝る前に注文を出し、朝起きて約定を確認する」のが基本の型です。取引開始直後の 30 分(日本時間 22:30〜23:00)は値動きが荒く、寄り付きの成行注文は思わぬ価格で約定しやすいので、指値を使うのが無難です。
取引所の休場日(元日・独立記念日・感謝祭・クリスマスなど年 9〜10 日)は日本と異なります。日本の祝日でも米国市場は開いているので、ゴールデンウィークやお盆でも夜は普通に取引できます。
夏時間(サマータイム)と冬時間の切り替わり日:年 2 回、1 時間ずれる
米国の夏時間(Daylight Saving Time)は、3 月の第 2 日曜日に始まり、11 月の第 1 日曜日に終わります。日本には夏時間がないので、この 2 回の切り替わりで日本時間の取引時間が 1 時間動きます。
| 年 | 夏時間の開始 | 夏時間の終了 |
|---|---|---|
| 2026 年 | 3 月 8 日(日) | 11 月 1 日(日) |
| 2027 年 | 3 月 14 日(日) | 11 月 7 日(日) |
切り替わりの週は、決算発表や経済指標の発表時刻も日本時間で 1 時間ずれます。たとえば引け後の決算発表は、夏時間なら日本時間の朝 5 時台、冬時間なら 6 時台に出ます。米国の雇用統計(現地 8:30 発表)は、夏時間で日本時間 21:30、冬時間で 22:30 です。当サイトの決算カレンダーは夏時間・冬時間を自動で判定して日本時間を表示しています。
なお、欧州の夏時間は 3 月最終日曜〜10 月最終日曜で米国とずれています。米国と欧州の切り替わりの間の 2〜3 週間は、ロンドン市場との時間差が普段と違うため、為替の値動きの時間帯も変わります。
プレマーケット・アフターマーケット:通常取引の前後にある時間外取引
通常取引の前の 4:00〜9:30(プレマーケット) と後の 16:00〜20:00(アフターマーケット) は、電子取引ネットワーク(ECN)を通じた時間外取引の時間帯です。米国企業の決算はほぼすべてこの時間帯(寄り前か引け後)に発表されるため、決算直後の株価は時間外取引で先に動きます。
日本の証券会社では、対応の有無と時間帯が会社によって違います。マネックス証券はプレとアフターの両方、楽天証券はアフターマーケット、松井証券はプレマーケットに対応しており、SBI 証券は 2026 年時点で未対応(年内に対応予定と発表)です。詳しくは プレマーケット・アフターマーケットの解説 と 証券会社 9 社の比較 をご覧ください。
時間外取引は参加者が少なく、売り買いの値幅(スプレッド)が広がります。決算直後に飛びつくと、通常取引が始まってから逆方向に動くこともあるので、時間外の急騰・急落は「方向感の目安」として見て、注文は通常取引が始まってからでも遅くありません。
2026 年 12 月からの変更:米国の取引所は 2026 年 12 月 6 日から取引時間を大きく延長する予定で(SEC が 2026 年 4 月に承認)、日本の松井証券・マネックス証券は 12 月上旬から 23 時間取引を提供すると発表しています。日本の昼間でも米国株を売買できるようになる見込みで、対応状況は各社の発表で確認してください。
日本の証券会社で注文できる時間と、半日立会いの日
日本のネット証券は、米国市場が閉まっている時間でも注文の予約を受け付けています。たとえば日本時間の昼に指値注文を出しておけば、夜の取引開始とともに市場に流れます。ただし、各社とも 1 日のうち数十分のメンテナンス時間(日本時間の朝〜昼が多い)は注文できません。
| 注文の種類 | 米国株での扱い |
|---|---|
| 指値注文 | 有効期間を「当日」「今週中」「90 日」などから選べる会社が多い。基本はこれ |
| 成行注文 | 取引時間外に出すと、寄り付きの価格で約定。値が飛びやすいので決算直後は避ける |
| 逆指値(ストップ) | 損切り用。米国株は 1 日で 10% 動くことがあるので、指定価格から離れた価格で約定することもある |
半日立会い(13:00 に終了)の日:感謝祭の翌日(11 月第 4 金曜)とクリスマスイブ(12 月 24 日)、独立記念日の前日(7 月 3 日、平日の場合)は、現地 13:00 で取引が終わります。日本時間では夏時間の 7 月 3 日は翌 2:00、冬時間の 11・12 月は翌 3:00 に閉まるので、指値の有効期限や寝る前の注文には注意してください。
まとめると、「夏は 22:30、冬は 23:30 に始まり、翌朝 5 時か 6 時に終わる。昼休みはない。注文は昼間でも予約できる」の 3 点を押さえれば、日本にいながら米国株を無理なく売買できます。取引時間そのものより、決算や指標の発表時刻がいつ日本時間の何時になるかを把握しておくほうが実務では大切です。
米国株の取引時間と夏時間に関するよくある質問
米国株は日本の昼間に買えますか?
夏時間と冬時間はどちらが「早く始まる」のですか?
日本の祝日に米国株は取引できますか?
取引開始直後に成行で買うのは危険ですか?
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執筆:佐々木優也(Pacific Stock 編集長・専業投資家歴20年)
取引時間・半日立会いは NYSE および Nasdaq の公表カレンダー、夏時間の開始・終了日は米国の連邦法(2007 年以降の規定)、各証券会社の時間外取引の対応は 2026 年 9 月時点の各社公式サイトにもとづきます。2026 年 12 月の取引時間延長は取引所と各社の発表にもとづく予定であり、変更される可能性があります。 本記事は情報提供を目的とし、特定の銘柄・証券会社の売買や口座開設を推奨するものではありません。当サイトは証券会社の口座開設等によりアフィリエイト報酬を得る場合がありますが、比較の順位や数値には影響しません。最終更新 2026-09-17。

