大株主とは

大株主(読み方:おおかぶぬし)

大株主とは、企業の株式を大量に保有している(持株比率が高い)株主のことをいいます。
株主は個人・法人問わずですが、「持株比率が○%以上保有なら大株主」という定義や基準は明確にありません。

大株主の中でも”最も多くの株式を保有している株主”のことを筆頭株主(ひっとうかぶぬし)といいます。

議決権*のある発行済み株式の100分の10以上を保有する株主のことを主要株主(しゅようかぶぬし)といいます。
※株主総会の決議に参加して票を入れることができる権利

ちなみに、株式の5%以上を保有する株主は大量保有報告書を提出しなければいけない制度があります。
また、上場企業の場合は筆頭株主や主要株主に変更があったときには適時開示が義務付けられています。

▼大株主を英語では?
・major stockholder
・large shareholder
・big shareholder

大株主メモ

・大株主とは企業の株式の持株比率が高い株主
・大株主の中で最も多くの株式を保有している株主は「筆頭株主」
・大株主の中で議決権のある発行済み株式の100分の10以上保有する株主は「主要株主」

大株主になるには

大株主について説明しましたが、大株主になるにはどうしたらいいのでしょうか?
権利や権限とあわせて簡潔に解説します。

大株主の定義

前述したように、持株比率が何%以上なら大株主といった明確な基準定義はなく、基本的には企業の株式において、持株比率が高い株主のことを指しています。

そのため、「大株主になるには持株比率何%以上」「どれくらい多く保有していれば大株主」という定義がありません。

上場企業の場合、企業のホームページ(WEBサイト)内の投資家情報やIR情報、株式情報のページには株主の上位7名以上の記載がされているのが一般的で、大株主の状況を知ることができるようになっています。

ちなみに、大株主=法人というイメージを持たれている方もいますが、冒頭でも触れたように個人・法人は問いません。
例えば、そーせいグループ(4565)など多くの銘柄を保有する有名個人投資家・五味大輔氏のような方もいらっしゃいます。

大株主の権利・権限

基本的に株主には色々な権利があります。
簡単にいうと「経営に参加する権利」「配当金を受け取る権利」「株主優待を受け取る権利」などです。
大株主の定義は特に基準がないものの、株式を多く保有している大株主ほど企業の運営に関しての意見等、影響力があることにはなります。

行使可能な権利・持株における株主権利について詳しくは「持株比率とは何か?わかりやすく解説」をご参考ください。

大株主メモ

・大株主になるための定義は特に基準がなく、決まっていない
・上場企業のホームページには株主上位7名以上が記載されているのが一般的
・大株主=大口の株主なので、小口の株主よりも企業に対して影響力がある

大株主のメリットとデメリット

配当金や株主優待がもらえるのは大株主だけでなく株主であれば得られる権利です。
大株主になるほど企業の経営への影響力が強められるため、筆頭株主の場合は株主総会での発言権・議決権を得られることが大きなメリットだといえます。

大株主は”大口の株主”になります。
小口の株主(一般的な株主)よりも当然多くの株式を保有しているため、企業の株価が下落・急落した際、大きな損失を被ってしまう可能性があるということがデメリットとして考えられます。
⇒ 株価が下がり企業の業績が落ち、得られていた配当などが出なくなってしまう他、企業が倒産となると出資した分までの金額を失う可能性(有限責任)の損失を被る可能性

大株主メモ

・大株主の大きなメリットは筆頭株主の場合に株主総会での発言権や議決権を得られること
・大株主の大きなデメリットは企業の株価下落の際、大きな損失を被る可能性

大株主を検索する

公式ホームページ(WEBサイト)上で大株主の状況などを掲載している上場企業は多くありますが、「色々な企業の大株主が知りたい」「大株主の一覧が見たい」といった場合、どのように調べればいいのでしょうか?

いくつか方法はありますが、ここでは以下の3つを紹介します。

・Ullet(無料)
・EDINET(無料)
・会社四季報オンライン(有料)

それぞれ簡単に検索方法も紹介します。

約4,000社の企業情報がわかる企業価値検索サービスサイト・Ullet(ユーレット)は、検索窓に企業名または証券コードを入力すると該当企業の個別ページが表示され、大株主の名前や保有割合が記載されています。
また、保有金額順の「大株主ランキング」も観ることができます。

”金融商品取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム”・EDINET(エディネット)は、「書類種別を指定する」の「有価証券報告書」にチェックを入れ、「書類提出者/有価証券発行者/ファンド情報を指定する」の入力欄に企業名または証券コードを入力します。
入力後、検索結果に表示されるPDFから大株主の状況・情報をチェックすることができます。

”日本最強の株式投資情報サイト”会社四季報オンラインは、検索窓に企業名または証券コードを入力すると、該当企業の詳細情報が表示されます。
ただ、有料プランでないと大株主などの情報を閲覧することができなくなっています。

大株主メモ

・大株主の検索方法は「Ullet」「EDINET」「会社四季報オンライン」がわかりやすい
※Ullet、EDINETは無料閲覧可、会社四季報オンラインは有料

大株主に関してよくある質問

大株主の情報はどこで確認できますか?
大株主の情報は株探の「大株主一覧」やYahoo!ファイナンスの銘柄ページ(株主構成タブ)、EDINETの有価証券報告書で簡単に確認できます。株初心者向けに大量保有報告書(5%超保有時開示)をチェックし、大株主の株価影響を予測しましょう。
大株主が多い銘柄の株価影響はどうなりますか?
大株主が多い銘柄は株価変動が安定しやすいですが、売却圧力が集中すると下落リスク大。株初心者は大株主保有比率30%以上の銘柄で株価影響を分析し、分散投資でリスクを軽減しましょう。
大株主の保有割合が変わったら通知は来ますか?
5%超の変動で大量保有報告書が開示され、株探やYahoo!ファイナンスでアラート設定可能。大株主の株価影響をリアルタイムで追跡し、投資戦略を調整しましょう。
大株主の変化を活用した投資戦略はありますか?
大株主増加(アクティビスト参入)で株価上昇を狙う戦略が有効。株初心者は大株主保有比率上昇銘柄をウォッチリストに追加し、株価影響のポジティブサインを捉えましょう。
大株主が少ない銘柄のリスクはどう回避できますか?
大株主少ない銘柄は株価変動が激しいので、分散投資でリスクヘッジ。大株主保有比率10%未満の銘柄を避け、株価影響の安定した大型株を選びましょう。
大株主保有銘柄で株主優待は変わりますか?
大株主保有で優待強化の可能性ありですが、変更リスクも。権利確定日前に大株主の株価影響を確認し、優待獲得戦略を立ててください。
大株主の種類(個人・機関・外国法人)で株価影響の違いは何ですか?
機関大株主は株価安定効果高く、外国法人大株主はグローバル材料で上昇しやすい。株初心者は大株主保有比率と種類を分析し、株価影響を予測しましょう。
大株主保有銘柄で失敗(損失)になるケースはどんな時ですか?
大株主売却(保有比率低下)で株価急落しやすい。株初心者は大株主の株価影響を大量保有報告書で監視し、売却サインを見逃さないようにしましょう。
大株主保有銘柄のNISA活用で注意点は何ですか?
NISA口座で大株主保有銘柄を保有すれば非課税メリットを活かせますが、大株主売却の株価影響に注意。株初心者は長期保有戦略でリスクを軽減しましょう。

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