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運・鈍・根の三要素とは
運・鈍・根の三要素(読み方:うん・どん・こんのさんようそ)
「運・鈍・根の三要素」とは、投資家・トレーダーが持っておくべき3つの要素のことで、単に「運・鈍・根」と表現されることもあります。
日本では昔から仕事などで成功するために「幸運」「愚鈍」「根気」の3つが必要な要素だと言われています。
この「運・鈍・根の三要素」という相場格言は、江戸時代に大阪の堂島で開設された「堂島米会所」にあった格言で、わかりやすく言うと、株式相場において成功するためには“運が良いこと・根気・適度な鈍感さ”の要素が必要だという意味となっています。
運・鈍・根のそれぞれの意味とは
もう少し具体的に「運・鈍・根」について解説すると
「運・鈍・根の三要素」という相場格言は、投資家・トレーダーの心得とも言えます。
「運」「鈍」「根」これら3つの要素のいずれかが欠けていると、その人のトレードスタイルが確固たるものでなく、崩れてしまいますよ、という教えだとも考えられます。
投資家・トレーダーにとって、トレードスタイルが崩れてしまうことは「冷静ではなくなる」ことに繫がってしまうものです。
冷静な状態=相場の展開をよく見通すことができるということを意味します。
つまり、相場において急や衝動的でなく「常に冷静に相場に向き合いましょう」という意味合いも、この相場格言にはあるのではないでしょうか。
解説の冒頭でも触れましたが、「運・鈍・根」は仕事など人生の成功に必要3要素と提唱されていることもありますが、その本質的なところは株式相場においても同様だと考えられます。