ToSTNeT取引とは

ToSTNeT取引(読み方:とすとねっととりひき

ToSTNeT取引とは、「Tokyo Stock Exchange Trading NeTwork System」の略で、東京証券取引所の立会外取引のことです。
立会外取引とは、通常の取引時間以外に行われる取引のことをいいます。

機関投資家などが「大口取引」や「バスケット取引」を行う際、通常の取引時間では株価に大きな影響を与えかねません。
そうなると市場の混乱を招いたり、円滑な取引執行が難しい場合もあります。

ToSTNeT取引は、そのような取引にも対応できるように設けられた取引制度となっています。

機関投資家などの「大口取引」など以外には、「自社株買い」を実施する時にも利用されます。

また、立会市場に上場する「内国株(国内株式)」や「外国株」「ETF」「REIT」「転換社債型新株予約権付社債(CB)」は、ToSTNeT市場にも上場しています。

ToSTNeT取引メモ

・ToSTNeT取引とは「Tokyo Stock Exchange Trading NeTwork System」の略
・東京証券取引所の立会外取引のことをいう
・株価に大きな影響を与えかねない大口取引などに対応するための取引制度

ToSTNeT取引の種類

ToSTNeT取引には、いくつかの取引の種類があります。

・単一銘柄取引(ToSTNeT-1)
・バスケット取引(ToSTNeT-1)
・終値取引(ToSTNeT-2)
・自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)

それぞれの内容を簡単に紹介していきます。

単一銘柄取引(ToSTNeT-1)

単一銘柄取引(ToSTNeT-1)は、文字通り単一銘柄を取引するものです。
立会市場の直近値から上下7%以内の価格で、相手方・銘柄・数量等を指定した取引ができます。

大口取引等を立会市場で行うと大きな影響を与えてしまい、円滑な執行が難しいケースもあります。
そのような場合に単一銘柄取引(ToSTNeT-1)を利用することで、市場へのインパクトを抑えることができます。
また、相手方や数量等を指定した取引ができるので円滑な執行も行うことができます。

なお、単一銘柄取引(ToSTNeT-1)は最低単位から売買が可能となっています。

バスケット取引(ToSTNeT-1)

バスケット取引(ToSTNeT-1)は、複数の銘柄をまとめて1つの商品として売買する取引のことです。
単一銘柄取引(ToSTNeT-1)と同じように、相手方・銘柄・数量等を指定した取引ができます。
価格については、立会市場の直近値で算出する基準代金の上下5%以内の価格となっています。

なお、バスケット取引(ToSTNeT-1)は、15銘柄以上かつ売買代金1億円以上から売買が可能となっています。

終値取引(ToSTNeT-2)

終値取引(ToSTNeT-2)は、立会市場の終値(又はVWAP)を確認してから取引に参加できるものです。
取引価格は取引時間によって異なりますが、基本は直近の終値等で取引ができます。

・8時20分~8時45分:前日終値
・11時30分~12時15分:前場終値
・15時~16時:当日終値

なお、終値取引(ToSTNeT-2)は、最低単位から売買が可能となっており、時間優先の取引となっています。

自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)

自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)は、自己株式取得専用の取引です。
自己株式取得とは、いわゆる「自社株買い」のことです。

終値取引では時間優先の取引となっていましたが、自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)では買付数量に相当する売付数量を取引所が定める配分方法を持って配分します。

ToSTNeT取引メモ

・ToSTNeT取引にはいくつか種類がある
・ToSTNeTの種類によって取引時間や売買単位等が異なる
・自己株式取得専用の取引もある
ああああああ

ToSTNeT取引に関してよくある質問

ToSTNeT取引の情報はどこで確認できますか?
日本取引所グループ(JPX)の公式サイトやToSTNeT取引状況ページでリアルタイム確認可能。株探の「立会外取引情報」やYahoo!ファイナンスの銘柄ページで大口取引履歴を追跡。株価影響を予測し、NISA口座で関連銘柄を保有する投資戦略を立てましょう。
ToSTNeT取引でNISA口座を使えますか?
NISA口座では通常取引可能ですが、ToSTNeTは大口向けなので個人参加しにくい。NISAの非課税メリットを活かし、ToSTNeT後の株価変動リスクをヘッジした長期保有を検討。立会外取引の株価影響を最小限に抑えましょう。
ToSTNeT取引の手数料は通常取引と違いますか?
証券会社によって異なり、大口取引の手数料率が低めになる場合が多いです。バスケット取引や自己株式立会外買付取引で別途手数料が発生するので、事前確認を。株価影響を考慮したコストパフォーマンスの高い証券会社を選びましょう。
ToSTNeT取引後の税金はどうなりますか?
取引益は譲渡所得扱いで税金(20.315%)がかかりますが、NISA口座で保有すれば非課税。立会外取引の株価変動で含み損が出た場合の損益通算を活用し、バスケット取引の税務申告を忘れずに。
ToSTNeT取引で株価変動リスクを回避する投資戦略はありますか?
ToSTNeT発表後の株価上昇を狙う順張り戦略や、立会外取引の影響を予測して分散投資。自己株式立会外買付取引の銘柄でNISA口座活用し、大口取引の株価影響をポジティブに転換しましょう。
ToSTNeT取引が失敗(不成立)になるケースはどんな時ですか?
相手方不在や価格合意不成立で失敗し、株価下落を招く可能性あり。投資家は取引状況をモニターし、大口取引の株価影響を事前分析。バスケット取引のリスクを分散投資で回避しましょう。
ToSTNeT取引で株主優待や配当はどう変わりますか?
ToSTNeTは取引方法なので優待権利に直接影響なしですが、大口取引後の株価変動で権利落ちリスクあり。NISA口座で保有して非課税配当を確保し、立会外取引の株価影響を考慮した戦略を立ててください。
ToSTNeT取引の種類(ToSTNeT-1・2・3)の手数料違いは何ですか?
ToSTNeT-1(単一銘柄)は標準手数料、ToSTNeT-2(終値取引)は低め、ToSTNeT-3(自己株式買付)は企業負担が多い。株価影響を最小限に抑えるため、証券会社比較でコスト最適化しましょう。
ToSTNeT取引とPTS取引の株価影響の違いは何ですか?
ToSTNeTは取引所経由で株価影響が軽微だが、PTSは私設取引所でリアルタイム変動大。NISA口座の保有銘柄でToSTNeTの株価安定メリットを活かし、大口取引のリスクを回避しましょう。
ToSTNeT取引後の決済で注意点は何ですか?
決済は取引成立後即時ですが、バスケット取引で複数銘柄調整が必要。株価影響を確認し、NISA口座で長期保有。自己株式立会外買付取引の銘柄で株価上昇を狙う投資戦略を検討しましょう。
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