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四本値

四本値(読み方:よんほんね)

 

四本値とは、ある一定期間の値動きにおける「始値、高値、安値、終値」の4つの値段のことです。

一定期間は1分や1時間、1日や1週間など様々ですが、その期間の4つの値段を総称して四本値といいます。

四本値は様々なチャートの作成などに利用されており、代表的なものでは「ローソク足」があります。

それでは「始値、高値、安値、終値について」や「四本値とローソク足」についてをもう少し詳しく解説していきます。

始値、高値、安値、終値について

始値

始値(読み方:はじめね)


 

始値とは、ある一定期間の値動きにおいて、一番最初に取引された値段のことをいいます。

 

 

例えば、日本の株式市場(東京証券取引所)の場合、朝9時から取引が開始され、15時には終了します。

ですので日本株の1日の始値は「朝9時から15時の間で一番最初に取引された値段(売買が成立した値段)」となります。

始値は9時ちょうどに付けるケースもありますが、取引状況によって9時以降になることもあれば、「特別買い気配(特別売り気配)」になって15時になることもあります。

ちなみに一番最初に値段がつくことを「寄り付き」といい、始値は「寄り付き値」と呼ばれることもあります。
また、英語では「Opening price」や「open」といいます。

高値

高値(読み方:たかね)


 

高値とは、ある一定期間の値動きにおいて、最も高く取引された値段のことをいいます。

 

 

日本株の1日の高値なら「9時~15時の間で最も高く取引された値段(売買が成立した値段)」となります。

高値と言えば、その年の値動きで最も高く取引された値段を示す「年初来高値」や、上場してからの全期間の高値を示す「上場来高値」などもあります。

安値

安値(読み方:やすね)


 

安値とは、ある一定期間の値動きにおいて、最も安く取引された値段のことをいいます。

 

 

日本株の1日の安値なら「9時~15時の間で最も安く取引された値段(売買が成立した値段)」となります。

安値と言えば、その年の値動きで最も安く取引された値段を示す「年初来安値」や、上場してからの全期間の安値を示す「上場来安値」などもあります。

終値

終値(読み方:おわりね)


 

終値とは、ある一定期間の値動きにおいて、一番最後に取引された値段のことをいいます。

 

 

日本の株式市場(東京証券取引所)であれば、15時に取引が終了しますので「9時から15時の間で一番最後に取引された値段(売買が成立した値段)」が終値となります。

終値は15時につくこともありますが、最後の取引がそれよりも早い場合はその値段が終値となります。

また、特別気配のまま値がつかずに大引けとなった場合や、売買自体が少ない場合などは「始値・高値・安値・終値」が全て同じ値段になることもあります。

四本値とローソク足

ローソク足とは、四本値をひとつにまとめて、棒状にして表したものです。
その形状がローソクのような形をしていることからローソク足と呼ばれています。

 

 

ローソク足は「実体」と「ヒゲ」で構成されており、実体は始値と終値、ヒゲは高値と安値を表しています。

始値や終値が安値や高値となる場合はヒゲが出ないこともあります。

上記のように価格が上昇して終わった場合(始値より終値が高い場合)のローソク足を「陽線」といいます。

 

上記のように価格が下落して終わった場合(始値より終値が低い場合)のローソク足を「陰線」といいます。

「陽線」と「陰線」の色については取引ツールなどによって違いますが、「陽線」は赤や白、「陰線」は青や黒がよく見られます。

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