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デイトレードとは

デイトレード(読み方:でいとれーど)

 

デイトレードとは、一言でいうと「一日取引」です。
※デイトレードという言葉は株取引やFX、先物取引などで用いられますが、この記事では株のデイトレードについて解説します

株式取引のデイトレードとは、買付から売却まで一日のうちに行って取引を終了させて利益確定を目指す投資方法になります。
デイトレードは「デイトレ」と略して表現されたり、「デイトレーディング」ともいわれます。

背景的には手数料の自由化・インターネット普及によるネット証券(オンライン取引)の増加から、デイトレードを行う個人投資家が2000年代に入ってから急増しました。

デイトレードのように、一日のうちに株式売買(利益・損失確定から取引終了まで)を繰り返しを行って利益をあげようと専門に行っている投資家のことを「デイトレーダー」といいます。

そのため、デイトレードを専門で行う投資家は「専業デイトレーダー」と称されます。

 

デイトレードメモ

・デイトレードとは一日のうちに取引を終了させて利益確定を目指す投資方法
・デイトレードはデイトレ、デイトレーディングともいわれる
・デイトレーダーとはデイトレードを専業で行う投資家のこと

 

デイトレードのメリットとデメリット

デイトレードの主なメリット・デメリットをわかりやすくまとめると以下のように考えられます。

デイトレードのメリット

翌日に資金を持ち越さないのでリスクが軽減できる(オーバーナイトリスクがない)
回転する(トレード回数が多くなる)ため、少額資金でも資金効率が良くなって多額投資と同等効果を得やすい

デイトレードのデメリット

1日のうちに何度も売買を繰り返すため、手数料が割高
信用取引やレバレッジ取引での大きな損失リスク

それぞれ主なメリット・デメリットを箇条書きにしましたが、あくまで好きな時間帯で取引に挑めるという自由性はメリットでもありデメリットでもあると考えられます。
例えばサラリーマンの方だと一日ずっと相場に張り付いている時間が取れない等あるかと思います。
その反面、好きな時間帯でも良いということを考えると、メリット・デメリットは相反する部分があるともいえます。

また、デメリットとして挙げた手数料が割高になりがちな点ですが、証券会社の”一日の約定代金の合計で手数料が決まる定額プラン”はデイトレードのように少額の取引で日に何度も売買する場合に役立つサービスとなっています。

▼定額プランの例
SBI証券の「アクティブプラン」
楽天証券の「いちにち定額コース」
松井証券の「一日信用取引」など

デイトレードのやり方・手法

デイトレードのやり方・手法において重要なポイントとして、以下の3点が挙げられます。

①銘柄選び
一日のうちに、ある程度動きがないと利ざやを稼ぐことが難しいといわれています。
短期上昇銘柄などデイトレードに向いている銘柄、出来高が多い銘柄を選ぶことがポイントとなります。

②取引方法
現物取引に比べて資金効率が高い取引となるのが信用取引です。
信用取引でデイトレードを行うことで、FXや仮想通貨でも使われているレバレッジ効果によってさらに資金効率が高くなります。
ただ、レバレッジは少額資金で大きな利益を期待できる反面、大きな損失リスクでもあるため、注意も必要となります。

③各種ツール
証券会社が無料で提供しているツールを上手く活用する(デイトレードに役立つツール)ことが鍵となります。
前述した定額プランと併用することで、日々のデイトレードがよりスムーズとなるでしょう。

▼定額プラン+デイトレードに役立つツール活用例(松井証券の場合)
「一日信用取引」+「ネットストック・ハイスピード」「株touch」「QUICKリサーチネット」

証券会社の取引ツールだけでなく、個人投資家のブログからデイトレードの手法などをチェックして情報収集されている方もいます。
例えば、デイトレードのための情報が多く集まっている「デイトレードアイランド」なども、情報収集に役立つツールの1つだともいえます。

・証券会社の取引ツール、アプリ
・本(デイトレードのことをまとめているもの)
・投資家ブログ
・情報サイト
・Twitter

これらは全てツールとして挙げられるかと思います。

 

デイトレードメモ

・デイトレードのやり方3大ポイント=「銘柄選び」+「取引方法」+「ツール活用」

 

デイトレードにおすすめのパソコンスペック

デイトレードを行うためのパソコンは、前述したような各種ツールを適格に操作することができ、リアルタイムで確実にチャートをチェックできる仕様環境がポイントだといえます。

”デイトレードのパソコン”というと、多くの方が以下イラストのようなイメージがあるかと思います。

複数のモニターによって、画面の切り替えが不要で値動きの変化に対して瞬時に気が付くことができます。
チャートや板情報など、画面が小さいとわかりにくかったりするため、できるだけ画面が大きいに越したことがないといえます。

ただ、株初心者やデイトレード初心者のうちから4画面・6画面必要かといえば、実際にデイトレードを行っている投資家の中には「最初は2画面あればいい、慣れてきたら増やしていく」といった意見も見られるため、一概には言い切れないところがあります。

初期費用に余裕がある場合などは、最初から4画面・6画面といった複数モニターを揃えると良いでしょう。

デイトレードのように、”日に何度も取引を行う手間をいかに効率化させるか”ということを考えてパソコンを選ぶべきだといえます。

そのため、処理速度(CPU)はある程度の速さがあるものが理想的です。

OSはWindowsが主流となっています。
デイトレード用のパソコンを取り扱っている「パソコン工房」「ドスパラ」の製品なども踏まえてまとめると、以下のように考えられます。

・OS:Windows
・CPU:Core i5以上
・メモリ:8G以上

ゲーミングPCほどの高性能さは必要ありませんし、上記スペックがストレスなくスムーズにデイトレードを行うことができると考えられるスペックだといえます。

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