株初心者の方におすすめの証券会社を紹介しています。
当記事ではそのような方々のためにおすすめの証券会社を紹介しています。
株初心者におすすめの証券会社7選
今回紹介する証券会社は、以下の7社となります。
・DMM株
・SBI証券
・楽天証券
・マネックス証券
・松井証券
・SBIネオモバイル証券
・LINE証券
各社の取引手数料やおすすめポイントをあわせて紹介していきますので、証券会社選びに迷ったときは参考にしてみてください。
※2020/12/15時点情報となります。
7社の取引手数料を一括比較
証券会社選びに迷ったら、まず取引手数料を比較してみるといいでしょう。
取引手数料プランは「取引ごとにかかるプラン」や「1日定額プラン」があります。
それぞれの取引手数料について、一括比較していきたいと思います。
現物取引(取引ごと)
取引ごとの手数料とは、1注文ごとに生じる手数料のことです。
利用する証券会社によって、大きく異なることもあるのでチェックしていきましょう。
証券会社 | 取引金額:取引手数料 |
DMM株 | ~5万円以下:55円 ~10万円以下:88円 ~20万円以下:106円 ~50万円以下:198円 ~100万円以下:374円 NISA口座は取引手数料無料 |
SBI証券 | ~5万円以下:55円 ~10万円以下:99円 ~20万円以下:115円 ~50万円以下:275円 ~100万円以下:535円 NISA口座は取引手数料無料 |
楽天証券 | ~5万円以下:55円 ~10万円以下:99円 ~20万円以下:115円 ~50万円以下:275円 ~100万円以下:535円 NISA口座は取引手数料無料 |
マネックス証券 | ~10万円以下:110円 ~20万円以下:198円 ~30万円以下:275円 ~40万円以下:385円 ~50万円以下:495円 ~100万円以下:1,100円(成行注文)/ 1,650円(指値注文) NISA口座は取引手数料無料 |
松井証券 | 1日定額プランのみ NISA口座は取引手数料無料 |
SBIネオモバイル証券 | 月額のサービス利用料のみ なお、NISA口座は未対応となります。 |
LINE証券 | 取引手数料は無料 但し、「スプレッド(差額)」という実質的なコストはかかります。 詳細はLINE証券の特徴で説明します。 なお、NISA口座は未対応となります。 |
※上記手数料は税込価格です。
「取引ごとにかかるプラン」の場合は、1回の取引が5万円以下ならば、「SBI証券」「DMM株」「楽天証券」、5万円を超える場合は「DMM株」がお得に利用できます。
続いて1日定額プランをチェックしていきましょう。
現物取引(1日定額)
1日定額プランは、1日の約定代金合計額で手数料が決まるものです。
売買頻度が多い場合は、1日定額プランの方がお得に利用できることもあります。
証券会社 | 取引金額:取引手数料 |
DMM株 | 取引ごとプランのみ |
SBI証券 | ~50万円以下:0円 ~100万円以下:0円 |
楽天証券 | ~50万円以下:0円 ~100万円以下:0円 |
マネックス証券 | ~100万円以下:550円 |
松井証券 | ~50万円以下:0円 ~100万円以下:1,100円 |
SBIネオモバイル証券 | ~50万円:220円 ~300万円:1,100円 |
LINE証券 | 取引手数料は無料 但し、「スプレッド(差額)」という実質的なコストはかかります。 詳細はLINE証券の特徴で説明します。 なお、NISA口座は未対応となります。 |
※上記手数料は税込価格です。
1日の約定金額が100万円以下である場合は「SBI証券」「楽天証券」「松井証券」、100万円以下である場合は「SBI証券」「楽天証券」がお得に利用できます。
色々な銘柄を頻繁に売買する場合は、取引ごとの手数料プランより、定額プランを選択した方が手数料の節約につながります。
手数料プランは途中で変更もできるので、投資スタイルを確立してから変更しても良いでしょう。
それでは、各証券会社のおすすめポイントをチェックしていきましょう。
DMM株
DMM株の魅力は何と言っても「業界最低水準の取引手数料」にあります。
一度の取引で考えると大きな差は無いかもしれませんが、積み重ねで大きな金額になるので無駄なコストを抑えたい人は要チェックです。
・取引ツール(アプリ)が充実している!
・現金に交換できるDMM 株ポイント!
取引手数料は業界最低水準!
DMM株の取引手数料は「業界最低水準」となります。
SBI証券のスタンダードプランや楽天証券の超割コースも比較的低水準となっていますが、手数料面ではDMM株が一歩リードしています。
取引手数料で証券会社を選択するのならDMM.com証券の「DMM株」はおすすめとなります。
現物取引手数料 | |
~5万円以下 | 55円 |
~10万円以下 | 88円 |
~20万円以下 | 106円 |
~50万円以下 | 198円 |
~100万円以下 | 374円 |
~150万円以下 | 440円 |
~300万円以下 | 660円 |
300万円超 | 880円 |
取引ツール(アプリ)が充実している!
証券会社ではそれぞれ独自の取引ツールを用意しており、DMM株も同様でPC用とスマホ用の取引ツールを提供しています。
PC用の取引ツールは、
・インストール版の「DMM株 PRO」「DMM株 PRO+」
・WEB版の「DMM株 STANDARD」
上記3種類が用意されています。
「DMM株 PRO」は、取引に特化した高機能トレーディングツールとなっており、多彩な注文機能や高機能テクニカルチャートを搭載しています。また、画面カスタマイズも可能で、自分に合った配置設定ができます。「DMM株 PRO+」は、「DMM株 PRO」の後継ツールとなっており、プロ仕様の取引ツールとなります。
WEB版の「DMM株 STANDARD」は、シンプルな設計で初心者にも使いやすい仕様となっており、基本機能が集約された取引ツールとなります。
使いやすさなどは個人差や慣れもあるので、色々と試して自身にあったものを選択するとよいでしょう。
スマホアプリの取引ツールは、1つのアプリで2つのモード「かんたんモード」と「ノーマルモード」から選択して利用することが可能です。
かんたんモードでは、複雑な操作などは一切なく、テーマや条件等から銘柄を選んで注文することができます。難しい用語などもないので、株初心者の方でも簡単に利用することができます。
ノーマルモードでは、チャートからワンタップで発注したり、板情報からスピーディに取引が可能となっています。銘柄選びの各種情報も確認でき、PC取引ツールに匹敵する高機能株取引アプリとなっています。
初めての株式投資では、取引ツールの使い方が難しいと思う方もいるかもしれません。
そのようなときはかんたんモードを利用して、まずは発注してみるのもよいでしょう。
現金に交換できるDMM株ポイント!
DMM株では、現金と交換できるDMM株ポイントが貯まります。
国内株式と米国株式の取引手数料の1%がDMM株ポイントとして貯まり、貯まったポイントは「1pt=1円」として現金に交換できます。
ポイント投資をできる証券会社は増えてきましたが、直接現金に交換できるポイントは少ないので、この点はDMM株の注目ポイントになるでしょう。
但し、DMM株ポイントの有効期限は付与された日から1年以内となっていたり、交換は「1,000pt~」となっています。
そのため、売買頻度が低かったり、投資金額が少ない場合は交換条件を満たせずにポイントが失効してしまう可能性があります。この点は覚えておくようにしましょう。
SBI証券
SBI証券は、ネット証券口座開設数No.1(2020年2月26日現在)となっており、2020年オリコン顧客満足度調査ではネット証券部門で第1位を獲得するなど人気の証券会社となっています。
それではSBI証券のおすすめポイントを紹介していきたいと思います。
・IPOの引受実績が多い!
・取扱商品も豊富!
・Tポイントが貯まる!使える!
取引手数料が安い!
SBI証券の取引手数料は比較的低水準となっており、無駄なコストを削減することができます。
1度の手数料で考えると数十円、数百円の差かもしれませんが、取引を頻繁に行うと年間で大きな金額になることもあります。
そのため、SBI証券の手数料の安さはおすすめポイントの1つになります。
スタンダードプラン※1(現物取引) | |
~5万円まで | 55円 |
~10万円まで | 99円 |
~20万円まで | 115円 |
~50万円まで | 275円 |
~100万円まで | 535円 |
~150万円まで | 640円 |
~3,000万円まで | 1,013円 |
3,000万円超 | 1,070円 |
アクティブプラン※2(現物取引) | |
~50万円まで | 0円 |
~100万円まで | 0円 |
以降100万円増加毎に440円ずつ増加 |
※1 スタンダードプランは取引ごとに手数料がかかるプランです。
※2 アクティブプランは1日定額プランです。
IPOの引受実績が多い!
SBI証券は「IPO」の引受実績も多いので、IPO株投資を検討している人にもおすすめの証券会社です。
IPO株は人気となりやすく、初値は公開価格以上をつけることも多いです。
直近5年間のパフォーマンスを見ても、80%以上のIPO株が公開価格を上回る展開となっています。
SBI証券ならより多くのIPO株に申し込めるので、IPO株投資をしたい人はSBI証券口座を保有しておくとよいでしょう。
取扱商品も豊富!
また、ネット証券最大手というだけあって、取扱金融商品も豊富で夜間取引(PTS取引)も可能となっています。
・国内株式
・外国株式
・投資信託
・債券
・FX
・先物取引
・CFD
・金
・iDeCo
などがあります。
取扱商品が多いということは、ポートフォリオが組みやすくなります。
株式だけでなく、債券や金など他の金融商品を組み合わせることでリスク分散化にもつながります。
外国株式に関しては、米国や中国だけでなく、韓国やロシア、ベトナムやシンガポールなども対応しています。
将来投資の幅を広げていきたいとお考えの場合は、取扱商品の豊富さもポイントになるでしょう。
また、SBI証券では夜間取引(PTS取引)も可能となっています。
通常、株式市場は「前場(9時から11時30分)」と「後場(12時30分から15時)」となっていますが、SBI証券のPTS取引を使えば朝8時から23時59分(一部時間除く)まで取引可能となっています。
仕事の都合上、日中の取引が難しい方などもいると思いますが、SBI証券ならそのような方でもお取引が可能です。
Tポイントが貯まる!使える!
SBI証券ではTポイントを貯めることができます。
株式取引や投資信託を保有しているだけで貯まるので、注目ポイントの1つです。
詳細は以下の通りです。
■国内株式現物取引
スタンダードプラン手数料及び現物PTS取引手数料の月間の合計手数料の1.1%相当のポイント
■投資信託保有残高
対象投資信託の月間平均保有額で付与されるポイントは異なります。
・1,000万円未満の場合は年率0.1%相当のポイント
・1,000万円以上の場合は年率0.2%相当のポイント
■金・プラチナ・銀取引
スポット取引手数料、および積立買付手数料の月間合計手数料の1.0%相当のポイント
このほか、新規口座開設で期間固定Tポイント一律100ポイントが付与されたり、国内株式1回の移管入庫につき100ポイントの付与があります。
また、Tポイントは貯めるだけでなく、投資信託の買付代金に利用することもできます。
最近は「ポイント投資」という言葉もよく聞くようになってきましたが、SBI証券でもTポイントを利用したポイント投資が可能です。
Tポイントで株投資をしたい場合は、後述する「SBIネオモバイル証券」もあわせて口座開設するとよいと思います。
楽天証券
楽天証券は、楽天ユーザーにおすすめの証券会社となります。
SBI証券やDMM株と同じように手数料も安く、楽天ポイントも投資に回せるので、楽天ユーザーの方には特におすすめの証券会社となっています。
・楽天カードで投信積立ができる!
・楽天スーパーポイントが貯まる!使える!
手数料が安い!
楽天証券もSBI証券やDMM株と同じように手数料が安いです。
また、超割コースなら大口優遇の判定条件を達成することで、優遇手数料が適用されてさらにお得に利用することができます。
超割コース※1(現物取引) | |
~5万円まで | 55円 |
~10万円まで | 99円 |
~20万円まで | 115円 |
~50万円まで | 275円 |
~100万円まで | 535円 |
~150万円まで | 640円 |
~3,000万円まで | 1,013円 |
~3,000万円超 | 1,070円 |
超割コース※1/大口優遇(現物取引) | |
~5万円まで | 0円 |
~10万円まで | 0円 |
~20万円まで | 110円 |
~50万円まで | 261円 |
~100万円まで | 468円 |
~150万円まで | 559円 |
~3,000万円まで | 886円 |
~3,000万円超 | 936円 |
いちにち定額コース※2(現物取引+信用取引の合計) | |
~50万円まで | 0円 |
~100万円まで | 0円 |
~200万円まで | 2,200円 |
~300万円まで | 3,300円 |
以降、100万円増えるごとに1,100円を追加 |
※1 超割コースは取引ごとに手数料がかかるプランです。
※2 いちにち定額コースは1日定額プランのことです。
通常の手数料はSBI証券と同水準となっており、業界内では比較的低水準の手数料となっています。
大口優遇ではさらにお得に利用でき、一度条件を達成すると3ヶ月間適用されます。
ただ、株初心者にとっては条件達成のハードルが高いというデメリットがあります。
■「まいにち判定」
「まいにち判定」の場合は、以下のいずれかの条件を達成することで翌営業日から大口優遇が適用されます。
信用取引にて
・本日の新規建約定金額が3,000万円以上
・1ヶ月の新規建約定金額の合計が3億円以上
・本日の15:30時点の信用建玉残高が3,000万円以上
■「まいつき判定」
「まいつき判定」の場合は、以下のいずれかの条件を達成することで翌月から大口優遇が適用されます。
・貸株:1ヶ月の平均残高が3,000万円以上
・投資信託:1ヶ月の平均残高が3,000万円以上
上記をご覧になるとわかるように、条件達成には信用取引を使ったり、投資資金に余裕がないと難しいです。
ですから他社と手数料を比較する際は、通常の手数料で比較するようにしましょう。
楽天カードで投信積立ができる!
投信積立とは、投資信託を毎月一定額積み立てしながら投資していくものです。
通常、投信積立といえば、銀行口座や証券口座の預入金より引き落とされます。
しかし楽天証券の場合は楽天カードクレジット決済を選択することができるのです。
楽天カードで積立を行うことで、決済額に応じて楽天カードの楽天スーパーポイントも貯まります。
ですから楽天カードを保有している人には特におすすめできる証券会社となっています。
楽天スーパーポイントが貯まる!使える!
楽天証券では、楽天スーパーポイントを貯めたり、使ったりすることができます。
たとえば、手数料コースを「超割コース」にするだけで、取引手数料の1%をポイントバックで受け取ることができます。大口優遇を達成した場合は2%になります。
他にも先物取引等でもポイントバックが行われるので、取引をすればするだけポイントを受け取ることができます。
また、楽天銀行と連携したり、楽天カードで投信積立をすれば、さらに効率よくポイントを貯めることができます。
上記のほかにはキャンペーン等でポイントプレゼントも実施しているので、それらを活用するのも良いでしょう。
貯めたポイントについては、楽天証券で投資に使うことができます。
対象となる「投資信託の買付代金や積立」と「国内株式(現物)の購入代金や手数料」となっています。
投資で得たポイントを再び投資に回すことで、より効率的に資産運用を行うこともできます。
マネックス証券
マネックス証券は、米国株の取扱数やIPOの実績が豊富となっています。
株式取引の手数料が、他社よりもやや高いというデメリットはあるものの、それをカバーできる魅了もあります。
・IPOの取扱実績が豊富!抽選は完全平等抽選!
・2つのロボアドバイザー!
米国株の取扱数が豊富!
マネックス証券のおすすめポイントとして「米国株の取扱銘柄数」があります。
他社でも米国株を取り扱っているところはありますが、マネックス証券の取扱銘柄数は3,800超(2020/11/16時点)と業界最高水準となっています。
米国株の魅力は1株から購入できる点や配当金にあります。
日本株は基本的に100株単位(単元株)で取引する必要があるため、まとまった資金が必要になることもあります。
しかし米国株は1株単位で取引が可能となっているため、大企業の株式も比較的買いやすいというメリットがあります。
また、日本株の配当金は年1~2回程度が主流となっていますが、米国株は年4回支払う企業も多いです。
この点も米国株の魅力の1つとなります。
「国内株式は手数料が安い証券会社を使って、米国株はマネックス証券を使う」
このような投資家の方も多く、米国株へ投資をするのならマネックス証券もチェックしておくとよいでしょう。
IPOの取扱実績が豊富!抽選は完全平等抽選!
マネックス証券はIPOの取扱実績が豊富となっているため、IPO株投資をする人にも人気があります。
また、抽選方法は「1人1抽選権」といったように「完全平等抽選」となっています。
IPOの抽選方法には「1単元1抽選権」といったように申込数に応じて抽選するところもありますが、この場合は申込数が多い人(資金が多い人)に有利となり、資金の少ない人には不利になってしまいます。
そのため、投資資金や申込数で当選確率が変わることないマネックス証券は株初心者や資金が少ない人におすすめとなります。
2つのロボアドバイザー!
マネックス証券では、資産運用をサポートしてくれるロボアドバイザーがあります。
・「アドバイス型」のマネックスアドバイザー
・「投資一任型」のマネラップ
上記の2つのタイプが用意されており、自分の好きな方を選択して利用することができます。
マネックスアドバイザーは、アドバイス型とあるように運用プランを提案してくれるタイプです。
簡単な質問に答えていくだけでその人にあった運用プランを提案してくれるので、初めての投資で不安がある人や何に投資してよいかわからない時に利用するのも良いと思います。
また、運用開始後も自身の見通しをあとから加えて、ポートフォリオをカスタマイズできるのも特徴となります。
マネラップは、投資一任型とあるように資産運用をお任せするプランです。
いくつかの質問に答えるだけで資産計画を作成してくれて、プロに資産運用をお任せするものです。
自分自身で売買をするのは嫌だけど資産運用はしたいとお考えの方は、このようなサービスを活用するのも良いと思います。
松井証券
松井証券は創業100年以上の老舗証券会社となっています。
取引手数料の安さやIPO投資、充実した投資ツールなどおすすめ証券会社の1社となります。
・入金不要でIPOの抽選申込が可能!
・充実のツールも注目!
手数料が安い!
松井証券の現物株式取引は、手数料の安さがポイントになります。
定額プランのみとなりますが、SBI証券や楽天証券と同じように「1日の約定代金合計金額が50万円までは0円」でお取引できます。
現物株式取引の手数料 | |
~50万円まで | 0円 |
~100万円まで | 1,100円 |
~200万円まで | 2,200円 |
100万円増えるごとに1,100円加算 | |
1億円超 | 110,000円(上限) |
50万円までは0円となっているので、仮に「5銘柄 × 10万円」を購入したとしても松井証券なら手数料はかかりません。
取引ごとの手数料ではDMM株が業界最低水準の手数料となっていますが、同じように購入すると440円の手数料が発生します。
440円程度と思われるかもしれませんが、「10日繰り返すと4,400円」「20日繰り返すと8,800円」の差が生まれます。積もり積もって大きな金額になっていきますので、50万円以下の投資からスタートする場合は松井証券もおすすめできます。
事前入金不要でIPOの抽選申込が可能!
松井証券では、事前入金不要でIPOの抽選申込が可能です。
IPO株は人気も高く、当選確率を上げるために複数の証券会社を利用する方も多いです。
しかし証券会社によっては
・証券会社口座の買付余力(資金)がないと申込ができない
・抽選時に買付余力(資金)がないと抽選の対象外になる
など、事前に入金を必要とするケースもあります。
つまり、複数の証券会社で申込をしようと思ったら、その分の資金が必要となってくるわけです。
しかし松井証券では事前入金の必要はなく、買付余力がなくても申込・抽選が可能です。
入金が必要となるのは当選が決まった後なので、資金が少ない方でもIPOの当選確率をあげることができます。
充実のツールも注目!
松井証券は充実した取引ツールも注目です。
・ネットストック・ハイスピード
・株価ボード
・株touch
・投信アプリ
・株価教えて! by 松井証券
・QUICK情報
・QUICKリサーチネット
・テーマ投資ガイド
・チャートフォリオ
高機能な発注機能を搭載したトレーディングツール「ネットストック・ハイスピード」やスマートフォン向けの取引アプリ「株touch」など、色々なものがあります。
Amazon EchoなどのAlexa対応のスマートスピーカーがあれば「株価教えて! by 松井証券」を利用し、音声による情報提供を受けることもできます。
この他、ニュースや決算情報を提供する「QUICK情報」、アナリストによるマーケット分析レポートなどを閲覧できる「QUICKリサーチネット」、注目のテーマ銘柄をランキング形式で表示してくれる情報ツール「テーマ投資ガイド」などもあります。
株式投資をするうえで情報は必要不可欠なものなので、充実したツールがあるのは松井証券のポイントになると思います。
SBIネオモバイル証券
SBIネオモバイル証券(以下、ネオモバ)は、日本で初めて「Tポイントを使って株を買えるサービス」を提供した証券会社です。もちろん現金での投資も可能です。
1株単位(単元未満株)で株式投資を始めることができるので、お試しで始めたい方や少額投資者にもおすすめの証券会社です。
・手数料は月額サービス利用料のみ!
・1株からIPO投資ができる!
Tポイントで株投資ができる!
ネオモバのおすすめポイントは、自分が持っているTポイントで株投資ができるところです。
「1ポイント=1円」換算で株式の購入代金に充てることができます。
ネオモバは1株単位で株式の購入ができるので、手持ちのTポイント次第では現金を使わずに株投資が可能です。
もちろん現金のみも使えますし、現金とあわせて利用することもできます。
お試しで株式取引をしてみたい人や少額投資から始めたい人には特におすすめの証券会社となります。
また、ネオモバでは株の「定期買付」を行うこともできます。
注文日と金額を指定するだけでOKなので、手間をかけずにコツコツ投資をすることができます。
手数料は月額サービス利用料のみ!
ネオモバは取引ごとに手数料がかかることはなく、月額のサービス利用料のみで利用できます。
月額サービス利用料は、「月間の国内株式約定代金合計額」で決まります。
詳細は以下の通りです。
月額サービス利用料 | |
~50万円 | 220円 |
~300万円 | 1,100円 |
~500万円 | 3,300円 |
~1,000万円 | 5,500円 |
以降100万円ごとに1,100円(税込)が加算されます。(上限なし) |
1ヶ月の約定代金合計額が50万円以下なら、220円で取引放題となっています。
ただ、月間の約定代金合計額なので、頻繁に売買する人や取引金額が大きい人にはあまり向いていません。
サービス利用料には上限がないので注意しましょう。
ネオモバが向いている人は、中長期投資、かつ少額投資をしたい人です。
・毎月数万円程度を定期買付して長期投資する
・Tポイントを中心にコツコツ投資をする
そのような方にはおすすめできる証券会社となっています。
また、毎月ネオモバで使える「期間固定Tポイント200ポイント」をもらうことができるので、月額サービス利用料が220円だった場合は実質手数料はほぼ無料となります。
1株からIPO投資ができる!
ネオモバでは、1株からIPO投資ができる「ひとかぶIPO」というサービスを提供しています。
通常のIPOでは100株単位での申込となり、ある程度まとまった資金が必要となります。
しかしネオモバなら1株単位で申込が可能となっているので、少ない資金でIPO投資をすることができます。
誰でも手軽にIPO投資を始めることができるのはネオモバだけなので、この点はおすすめポイントになります。
LINE証券
LINE証券は、低コストで1株数百円から気軽に投資が可能で、LINE上で株取引ができます。
また、不定期で株のタイムセールも行っており、安く株を手に入れたい人にはおすすめの証券会社となります。
・いきなりタイムセールがある!
・LINE Payで入金!LINEポイントでも投資ができる!
夜間取引にも対応!即約定!
LINE証券は夜間取引にも対応しているため、日中は取引が難しい人でも利用することができます。
以下、LINE証券の取引時間となります。
日中取引 | 9:00~11:20 |
11:30~12:20 | |
12:30~14:50 | |
夜間取引 | 17:00~21:00 |
夜間取引は21時まで可能となっているので、仕事帰りにさくっと取引をすることもできます。
もちろん日中のお取引も可能です。
また、単元未満株の取引では珍しく、注文時の提示価格で即時に取引が成立します。
他の証券会社で単元未満株を取引する場合は、注文時間によって約定時間が決められているので、「即約定」という点もLINE証券の魅力の1つとなります。
以下、他社の注文時間と約定時間となります。
ネオモバ | |
0:00~7:00 | 当日前場始値 |
7:00~10:30 | 当日後場始値 |
10:30~13:30 | 当日後場終値 |
13:30~24:00 | 翌営業日前場始値 |
SBI証券 | |
0:00~7:00 | 当日前場始値 |
7:00~10:30 | 当日後場始値 |
10:30~13:30 | 当日後場終値 |
13:30~24:00 | 翌営業日前場始値 |
マネックス証券 | |
0:00~11:30 | 当日の後場始値 |
11:30~17:00 | 注文受付停止 |
17:00~24:00 | 翌営業日の後場始値 |
基本的に前場や後場の始値で約定する形です。
そのため、リアルタイムで値動きを確認しながら単元未満株を取引したい場合はLINE証券がおすすめとなります。
但し、LINE証券の取扱銘柄は他社よりも少ないです(2020/3/28時点)。
・国内株式:300銘柄
・国内ETF(上場投資信託):15銘柄
選択肢が少ないので、この点はLINE証券のデメリットになります。
いきなりタイムセールがある!
LINE証券では、不定期開催となっていますが「いきなりタイムセール」を行っています。
いきなりタイムセール期間は、対象銘柄が最大7%OFFとなっており、通常より安く株を購入することができます。
しかも取引コストもかかりません。
上限株数はあるものの、通常より安く株を購入できるのはLINE証券の魅力の1つです。
たとえば、株価が10,000円の銘柄を5株買ったとしたら、通常なら「50,000円+取引コスト※」が必要です。
これがいきなりタイムセール中なら【 50,000円×0.93(7%OFF)】となるので「46,500円」で購入することができます。
つまり、「3,500円+取引コスト」の分だけお得に取引ができたことになります。
よりお得に株投資をしたい人はいきなりタイムセールを見逃さないように情報をチェックしておきましょう。
※ LINE証券では取引手数料はかかりませんが、スプレッド(差額)という取引コストがかかります。
詳細は以下の通りです。
■9:00-11:20、12:30-14:50:0.05%のスプレッドを加減算
■11:30-12:20:0.05%のスプレッドを加減算。ただし終値引けのみ対象
■17:00~21:00:翌日基準値段に0.5%のスプレッドを加減算
例)9:00に約定代金1,000円の場合は「1,000円×0.05%」で5円の取引コストがかかります。
LINE Payで入金!LINEポイントでも投資ができる!
LINE証券ではLINE Payで入金することもできます。
銀行口座から入金する必要がないので、LINE Payユーザーにとっては便利なポイントになると思います。
また、LINEポイントを使って投資できる点もLINE証券の魅力の1つです。
LINE Payなどを普段からお使いの場合は、LINEポイントも自然と貯まっていくと思います。
LINE証券ではそれらのポイントを有効活用することができます。
お試しで投資をしてみたい人、少額投資をしたい人にはおすすめの証券会社です。