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ポートフォリオとは
ポートフォリオ(読み方:ぽーとふぉりお)
ポートフォリオ(英語:portfolio)は教育・就活等のビジネス用語や株式・投資等の金融関連用語など様々な業界で使われています。
この記事では株式・投資用語としてのポートフォリオについて、意味や作り方などをわかりやすく解説しています。
株式・投資におけるポートフォリオとは、株式や投資信託など金融商品の組み合わせの内容のことを指しています。(株式であれば銘柄なども含めて具体的な内容・一覧)
また、ポートフォリオは自身が保有する金融資産全体を指していわれることもあります。
ポートフォリオと分散投資
ポートフォリオは株式・債券など金融商品が持つリスクをできる限り抑えてリターンを得るために活用されます。
例えば、株式投資で1つの銘柄にのみお金をつぎ込むのは株価変動リスク等を踏まえると賢明とはいえません。値上がりの期待に反して大幅に下落してしまうケースは珍しくないからです。
1つの銘柄に絞らずに複数の銘柄に振り分ける投資手法のことを一般に分散投資といいます。
ポートフォリオは分散投資と非常に密接な関係があります。
分散投資の際、「とりあえず」といったノリで適当に振り分ける投資家の方もいるかもしれませんが、「どの銘柄をいくらずつ購入のか」を考えるのが一般的かと思います。
「銘柄と配分の組み合わせ」を考える、これがポートフォリオです。
「ポートフォリオの作成」「ポートフォリオを組む」というのは、銘柄と配分の振り分けを考えたリストを作成するということを指しています。
ポートフォリオの例はビジュアルで見ると、よりわかりやすいかと思います。
ビジュアル例のように「どの銘柄にいくら投資するのか」その詳細こそがポートフォリオです。
分散投資における一例として紹介しましたが、分散投資はあくまで投資手法・手段の1つです。
分散すればするほどリスクは減りますが、その分リターンも減りやすいということにもなります。
ちなみに、ポートフォリオのように具体的な詳細ではなく、大まかな資産配分のことをアセットアロケーションといいます。
ポートフォリオメモ
= 分散投資の中身(銘柄と配分の組み合わせ等の詳細)
= 投資信託ならどの商品を購入するのか等
ポートフォリオの作り方
ポートフォリオの作成は難しいものではなく、SBI証券どの大手ネット証券会社にはポートフォリオ機能が備わっています。
例えば、SBI証券のように取扱商品が多いと、ポートフォリオが組みやすくなります。
国内株式のほか、米国・中国だけでなく韓国やロシア、ベトナムやシンガポールなどの外国株式に対応しています。
他に、マネックス証券では資産運用をサポートしてくれるロボアドバイザーが設置されています。
一任タイプの他、運用開始後に自身の見通し等を加えてポートフォリオをカスタマイズすることが可能となっています。
楽天証券の場合だと口座開設完了前でもポートフォリオを作成することができるので、「ポートフォリオ機能がどんなものか試してみたい」という方には良いでしょう。
証券会社の機能で新規ポートフォリオを作成する際、自身の投資スタイルは勿論、証券会社の特徴・サービスを合わせた上で判断し、作成するのが好ましいです。
証券会社の機能以外には、イラストレーターやエクセルなどで作成される方もいます。
ポートフォリオメモ
・証券会社のポートフォリオ機能を活用する場合、自身の投資スタイルの他、証券会社の特徴やサービスを吟味した上での作成が好ましい(エクセルやイラストレーターで作成する方もいる)
株式投資のポートフォリオ管理アプリ
投資管理アプリとして株初心者から億トレーダーまで幅広い個人投資家をサポートする投資管理サービスとして定評のあった「myTrade(マイトレード)」が2020年の1月9日をもって運営終了となりました。
他にも株式投資のポートフォリオを管理するアプリはいくつかありますが、中でも個人投資家向け株式投資ポートフォリオ管理アプリ「ロボフォリオ」は、口コミ等でマイトレードの代わり・代替といった評価の声が上がっているアプリです。
▼個人投資家向け株式投資ポートフォリオ管理アプリ「ロボフォリオ」
SBI証券や楽天証券など証券会社に対応していて、最新の適時開示情報から過去の開示までチェックすることができるロボフォリオは料金プラン等は無く、無料で利用することができます。
無料で手軽に利用可能な反面、セキュリティ面を不安視する声もあります。
ロボフォリオの場合、セキュリティの観点ではSSL対応にて暗号化・証券取引(売買)に関するパスワードは不要となっています。(ログインIDとパスワード登録)
ロボフォリオに限らず、ポートフォリオ管理アプリご利用の際は、気になる点を十分にチェックした上でのご利用をおすすめします。