株主構成とは?わかりやすく解説

株主構成とは

株主構成(読み方:かぶぬしこうせい)
英語:shareholder composition

 

株主構成とは、その企業の株式を誰がどれだけ保有しているのかを表したもので、株主構成表ともいわれます。

【株主構成によってわかること】
株式を多く保有している大株主の一覧や割合など、その企業における株主の分散状況がわかることになります。
具体的には株主・大株主だけでなく経営陣が自社株を多く保有しているかどうか、機関投資家が保有しているかどうか、提携関係の企業なども株主構成を見るとわかるようになっています。

会社を設立する際、設立時の株主の出資額によって株主が構成されます。

「持株比率の何%以上で大株主」という明確な定義はありませんが、株主構成の上位、つまり上の例だとAさんが最も議決権を握ることができることになります。

 

株主構成メモ

・株主構成とは、その企業の株式を誰がどれだけ保有しているのかを表したもの
・株主構成では大株主一覧や保有割合などがわかる
・株主構成は会社設立時の株主の出資額に応じて構成される

 

株主構成の書き方

企業にとって”重要なデータ”となる株主構成ですが、なぜ重要なデータなのかというと、持株比率がわかりやすく示されているためです。
「持株比率=その企業の株式の保有率」のことなので、株主の持株における行使可能な権利がわかるということです。

また、その企業の経営状態や決算書の傾向がわかるともいわれている点からも、株主構成は重要なデータとなります。

株主構成の書き方自体は特に難しいものではありません。

・「誰」が
・「何株保有」していて
・「株式全体の何%」なのか

大まかにいうと、上記3点を書くことになります。

前述した例を当てはめると、上位は資本金300万円の場合において150万円を出資したAさんで、

・Aさん
・○株保有
・持株比率50%

次に、資本金300万円の場合において90万円出資したBさん

・Bさん
・○株保有
・持株比率30%

そして資本金300万円の場合において60万円出資したCさん

・Cさん
・○株保有
・持株比率20%

といった情報を書き方になります。

その企業において誰がどれだけの株式を保有していて持株比率の割合がわかる株主構成は、その企業において「誰が強い影響力を持っているのか」を知ることができます。

加えて持株比率をよりわかりやすくするために、「企業が発行する株式の総数」「発行済株数」も株主構成として書く内容とされていて、円グラフで表された「株主構成比率」をホームーページ上に記載している企業もあります。

企業にとって重要なデータである株主構成は、投資家からすると「投資すべきかどうか」の判断材料にもなります。

経営者からすると競合する他社の株主構成を見ることで自社の現状把握や問題点など、より理想的な株主構成となるように参考にできます。それによって、「当社の株主構成変更について」「当社株主変更のお知らせ」といったように、株主構成情報が更新されたりしています。

 

株主構成メモ

・株主構成は「誰が何株保有していて、それが株式全体の何%なのか」がわかるように書く
・上記に加え「企業が発行する株式の総数」や「発行済株数」、円グラフ等で「株主構成比率」も記す
・株主構成は投資家には判断材料として、経営者には理想的な株主構成としての意義がある

 

株主構成の調べ方

株主構成の意味や内容について紹介してきましたが、上場企業の株主構成はどうやって調べるのでしょうか?
企業のホームページ(WEB)上で株主構成を知ることもできますが、証券会社のアプリでも簡単に調べることができます。

例えば、以下の画像は楽天証券の「iSPEED」のものですが、「四季報」にて株主構成を知ることができます。

 

上画像のように、「誰が」「何株保有していて」「それが株式全体の何%なのか(持株比率)」が一目でわかるようになっています。

上場企業であればその企業のホームページ(WEBサイト)の会社概要などのページや四季報等で知ることができますが、非上場の中小企業などの場合は株主構成を調べるのは簡単ではなくなります。

例えば、株主であれば株主名簿の閲覧請求は可能ですが、中小企業の場合は法的に閲覧請求を拒否することができるケースがあるため、上場企業のように簡単に知ることができません。
※非上場企業の場合は基本的には株主の情報は株主以外知る・閲覧する等は難しい(法的に開示義務もない)

 

株主構成メモ

・上場企業の場合は株主など開示義務があるため、株主構成は簡単に調べることが可能
・非上場(中小企業等)の場合、開示義務もなく株主以外が株主構成を調べるのは困難
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