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目次
宅飲みに重宝するお酒やおつまみ優待株7選
こちらの記事では、100株保有で貰える株主優待において、お酒が好きな方に嬉しい優待品を贈呈する優待銘柄を紹介しています。
なお、紹介する銘柄の優待利回りは2021年10月22日終値で算出しています。
それでは早速、紹介していきます。
【2922】なとり
出典:なとり
1つ目の優待株は、証券コード(2922)なとりです。
権利確定月は3月で、100株保有で2000円相当の同社製品詰め合わせセットが贈呈されます。
出典:なとり
参考までに、2021年度の株主優待品はこちらですが、優待品の内容は毎年変更になります。
加工製品や菓子製品など、主におつまみを中心とする食品の製造・販売を行うなとりですが、
2021年10月22日時点の株価は1946円ですので、100株取得の最低投資金額は194,600円となります。
優待利回りは、優待価値2,000円計算で1.03%となります。
なとりは業績面も良好な会社です。
前期は数字ばっちりで5期ぶりに最高益を更新しました。
8月の第1四半期も前期比71%増益と好調、通期に対する進捗率も33.5%と、5年平均の27.0%を上回って好調な滑り出しとなっています。
前期の実質的な値上げや、採算よい高付加価値品の増加が良い効果となっています。
このまま今期も上振れる展開に期待の会社です。
【9997】ベルーナ
出典:ベルーナ
続いては2つ目の銘柄は、証券コード(9997)ベルーナです。
権利確定月は3月と9月で、100株保有で優待券、優待クーポンまたは自社取扱商品から選択することになります。
選択できるのは
(1)1,000円分の通信販売優待券
(2)1,000円分のネット専用優待クーポン
(3)1,000円相当の自社取扱の食品またはワイン
となっています。
主に婦人服のカタログ通販を主力に、全国のショッピングモールに実店舗も出店しているベルーナですが、
2021年10月22日時点の株価は817円ですので、100株取得の最低投資金額は81,700円となります。
優待利回りは、優待価値1,000円計算で1.22%となります。
ベルーナは業績面も良好な会社です。
前期も良く今期も増益で、2期連続で最高益を更新する見通しとなっています。
コロナの長期化で、取り扱っている血中酸素飽和度測定器などの看護師向けが好調で、更にグルメも堅調に推移しているということで数字貢献。
30~40歳代の女性向けアパレルECサイトの運営会社を8月買収しており、今後の展開にも期待です。
【2531】宝ホールディングス
出典:宝ホールディングス
3つ目の銘柄は、証券コード(2531)宝ホールディングスです。
権利確定月は3月で、100株保有で次の選択肢からひとつ選択することができます。
・酒類詰め合わせ、
・調味料詰め合わせ
・社会貢献活動
いずれも額面は1,000円相当となっています。
酒造業のほか、海外日本食卸事業やバイオ事業も手掛ける宝ホールディングスですが、
2021年10月22日時点の株価は1567円ですので、100株取得の最低投資金額は156,700円となります。
優待利回りは、優待価値1,000円計算で0.64%となります。
宝ホールディングスも業績良好な会社となっています。
前期は着地良く最高益、今期も増益見込みで2期連続の最高益更新の見通しです。
元々控えめな予想から上方修正で上乗せしてくる会社ですが、今期も既に2度ほど上方修正を行っています
好調続いて上向きな会社で、今後も更なる伸びが期待できそうです。
【2501】サッポロホールディングス
出典:サッポロホールディングス
4つ目の銘柄は、証券コード(2501)サッポロホールディングスです。
権利確定月は12月で、100株保有3年未満の株主の場合は以下の選択肢から1つ選択となります。
1.ビール詰め合わせセット、こちらは350ml缶が4本
2.1,000円相当の食品・飲料水詰め合わせ
3.社会貢献活動への寄付
出典:サッポロホールディングス
100株を3年以上保有の長期保有株主の場合は以下の選択肢から1つ選択となります。
1.ビール詰め合わせセット
(こちらは350ml缶が6本で、長期保有株主限定のビール「サッポロセレクション」が含まれます)
2.1,500円相当の食品・飲料水詰め合わせ
3.サッポログループネットショップ限定ECクーポン1,500円分
4.社会貢献活動への寄付
飲食・食品事業のほか、外食事業や不動産事業も展開し、日経平均株価の構成銘柄の一つであるサッポロホールディングスですが、
2021年10月22日時点の株価は2,498円ですので、100株取得の最低投資金額は249,800円となります。
優待利回りは、優待価値1,000円計算で0.4%、優待価値1,500円計算で0.6%となります。
サッポロホールディングスは前期は大きく沈んで赤字となりました。
今期は不動産売却益の220億円を計上して大幅増益の見込みで、一気に11期ぶりの最高益を更新する見通しとなっています。
お酒がメインの会社なのでコロナ影響は大きいです。
酒類は業務用の戻りが鈍いですが、家庭用は好調で『黒ラベル』等の人気商品が好調です。
海外は徐々に復活してきているのと、コロナ状況は良化してきているので国内の今後の戻りに期待します。
【2502】アサヒグループホールディングス
出典:アサヒグループホールディング
5つ目の銘柄は、証券コード(2502)アサヒグループホールディングスです。
権利確定月は12月で、100株保有で株主限定ビールなど、選択式になります。
出典:アサヒグループホールディングス
2020年12月期の株主優待では、
1.株主様限定プレミアムビール
2.酒類商品詰め合わせ
3.清涼飲料水・食品詰め合わせ
4.アサヒグループ環境基金「水の惑星」へのご参加
5.東日本大震災復興支援活動への寄附
となっていました。
いずれも100株保有で1,000円相当の内容となっています。
アサヒビールやアサヒ飲料などを傘下に持つ、日本の大手ビールメーカーの1つであるアサヒグループホールディングスですが、
2021年10月22日時点の株価は5084円ですので、100株取得の最低投資金額は508,400円となります。
優待利回りは、優待価値1,000円で算出すると0.2%となります。
アサヒグループホールディングスもお酒系の会社ということでコロナの影響で業務用の影響が大きく前期は厳しい展開でした。
今期は土地の売却益として約300億円を計上、数字は大幅反発で3期ぶりに最高益を更新する見通しです。
国内酒類は業務用が戻り鈍いですが、家庭内需要増が想定超で数字に貢献しています。
海外も回復してきているので、後は国内の業務用が伸びてくればという状況なので今後の展開に期待となります。
【2503】キリンホールディングス
出典:キリンホールディングス
6つ目の銘柄は、証券コード(2503)キリンホールディングスです。
権利確定月は12月で、100株保有で、いくつかの優待品の中から希望の品を選択することができます。
参考までに、2020年12月期の優待内容は
1.キリンビールギフト
2.キリンビバレッジ商品詰め合わせ
3.機能性表示食品
4.キリンシティお食事券
5.サッカー日本代表応援グッズ
ほか、「キリン飲酒運転根絶募金」への寄付となります。
ちなみに1000株以上保有の株主にはワイン詰め合わせも選択肢にありました。
ビールなど酒類・飲料事業のほか、ヘルスサイエンス・医療領域も展開するキリンホールディングスですが、
2021年10月22日時点の株価は2005円ですので、100株取得の最低投資金額は200,500円となります。
優待利回りは、優待価値1,000円で算出すると0.5%となります。
キリンホールディングスもコロナ影響はあり苦戦中です。
国内酒類はやはり業務用は戻り鈍いです。
ただ家庭用は伸びており、自販機などの苦戦している飲料分は補えている印象です。
ほか同様コロナの状況良化で伸びそうな所で今後に期待となります。
【6309】巴工業
出典:巴工業
7つ目の銘柄は、証券コード(6309)巴工業です。
権利確定月は10月で、100株保有でワイン1本が贈呈されます。
出典:巴工業
2020年の贈呈品は2種類のワインから、いずれか1本が贈呈されました。
分離機器の製造販売など機械事業や、化学品事業として化学工業製品を中心とした先端商品の輸入販売を手掛ける巴工業ですが、
2021年10月22日時点の株価は2466円ですので、100株取得の最低投資金額は246,600円となります。
優待利回りは、算出不可とします。
巴工業は業績面も良好で、今期は13期ぶりに最高益を更新する見通しとなっています。
中国など中心に海外向け機械が数字伸びており貢献。
輸入品中心の化学工業製品も自動車や戸建て住宅の需要や、半導体生産回復で各関連の分野が好転して数字が伸びています。
直近絶好調と言って良さそうな会社です。
以上が、株主優待・100株保有で貰えるお酒やおつまみ優待株になります。
株主優待において、少しでも参考になりましたら幸いです。
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※当記事で提供する情報は特定の銘柄を推奨したり、投資勧誘を目的としたものではありません。投資をする際の最終決定は、必ずご自身の判断で行うようお願いいたします。