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目次
はじめに
当記事は、100株保有でもらえる株主優待を特集しております。
今回は、権利確定月が2024年10月の株主優待の中から、ZAi探編集部独自の視点でおすすめ銘柄を7選ピックアップしています。
各銘柄、優待利回り(%)、簡単に事業・業績など一言会社紹介を添えていますので、簡潔に優待銘柄をお探しの際に役立てれば幸いです。
なお、これから紹介する株主優待銘柄の優待利回りは、2024年9月25日の終値で算出となっています。
それでは早速、100株でもらえる2024年10月権利確定の株主優待おすすめ7選を紹介していきます。
(3329)東和フードサービス
権利確定月 | 4月末日・10月末日 |
株価 | 2,038円(9/25終値) |
優待利回り | 1.22% |
まずは、証券コード3329、東和フードサービスです。
東和フードサービスの株主優待は、毎年4月と10月の年2回が権利確定月となります。
最低必要株式数は100株となっており、東和フードサービスが運営するカフェや飲食店で利用できる割引券500円分を保有株式数に応じて贈呈されます。
以下、詳細となります。
- 100株以上保有で500円券を2枚(4月は500円券を3枚)
- 200株以上保有で500円券を3枚(4月は500円券を4枚)
- 400株以上保有で500円券を7枚(4月は500円券を7枚)
- 800株以上保有で500円券を14枚(4月は500円券を14枚)
- 2,400株以上保有で500円券を24枚(4月は500円券を24枚)
- 4,000株以上保有で500円券を36枚(4月は500円券を36枚)となっています。
または、希望の株主様には優待割引券に代えて自社製品の詰め合わせを贈呈とのことで、お近くに利用可能店舗が無い場合も優待を無駄にすることはありません。
優待利回りは、100株保有時で年2,500円分の割引券がもらえるので、株価2,038円の計算で、1.22%となります。
東和フードサービスの一言解説
東和フードサービスは、高級喫茶『椿屋』を筆頭にイタリアンなど外食を首都圏で直営展開している会社です。物販を育成。利益は下期偏重の会社となっています。目先の業績はやや苦戦気味。店舗数などはほぼ変わらず推移しており、訪日客需要は依然強いですが、コロナ禍明けのリベンジ消費が一服して既存店が横ばい圏に。食材原価の高騰分はメニュー改変等での補填だけでは厳しく、物流費や人件費も拡大傾向で営業益は反落となっています。
(9279)ギフトホールディングス
権利確定月 | 4月末日・10月末日 |
株価 | 2,670円(9/25終値) |
優待利回り | 0.74% |
続いては、証券コード9279、ギフトホールディングスです。
ギフトホールディングスの株主優待は、毎年4月と10月の年2回が権利確定月となります。
優待内容は、ギフトホールディングスのグループ国内直営店でのお食事券、またはグループオンラインストアの割引クーポンとして利用できるお食事優待電子チケットを贈呈されます。
贈呈内容は、保有株式数や保有期間によって異なります。
▼1年未満保有の場合
- 100株以上保有で1枚(年2枚)
- 200株以上保有で2枚(年4枚)
- 400株以上保有で3枚(年6枚)
- 600株以上保有で4枚(年8枚)
- 1,000株以上保有で5枚(年10枚)
▼1年以上継続保有の場合
- 100株以上保有で2枚(年4枚)
- 200株以上保有で3枚(年6枚)
- 400株以上保有で4枚(年8枚)
- 600株以上保有で5枚(年10枚)
- 1,000株以上保有で6枚(年12枚)
優待利回りは、1年未満100株以上保有で、年2枚、約2,000円相当のお食事券がもらえるので、株価2,670円の計算で、0.74%となります。
ギフトホールディングスの一言解説
ギフトホールディングスは横浜家系ラーメン『町田商店』などを直営展開している会社です。ほか麺やスープなど食材を提供するプロデュース事業も手掛けています。店舗数も順調に増えており、業績面は良好。直営店は『町田商店』などの客足が活況です。値上げの効果もあり粗利益率が拡大。プロ向け食材販売も伸びており、食材費や人件費増をこなして大幅増益となっています。25年10月期も町田商店が順調で、更に新店も貢献して増益続く見通しです。
(9251)AB&Company
権利確定月 | 10月末日 |
株価 | 956円(9/25終値) |
優待利回り | 8.36% |
続いて、証券コード9251、AB&Companyです。
AB&Companyの株主優待は、毎年10月が権利確定月となります。
優待内容は、シャンプーやトリートメントなど、AB&Companyのオリジナル商品を販売する公式オンラインストアで使用できる優待券を贈呈されます。
詳細は
- 100株以上500株未満の保有で8,000円相当
- 500株以上の保有で24,000円相当(8,000円×3枚)
となっております。
優待利回りは、優待価値8,000円、株価956円の計算で、8.36%となっています。
AB&Companyの一言解説
AB&Companyは純粋持株会社です。美容室『Agu.』などを運営。FC柱で内装工事も展開しています。またスタイリストと業務委託契約を結んでいます。足元の業績はやや苦戦気味で採用苦戦。継続客増えて客単価は向上しており、FC加盟金も増加傾向にありますが、インボイス経過措置費もあり営業増益幅は縮小気味になっています。今期は郊外、地方展開で140出店へ再挑戦する予定だそうです。
(9603)エイチ・アイ・エス
権利確定月 | 10月末日 |
株価 | 1,656円(9/25終値) |
優待利回り | 3.01% |
続いて、証券コード9603、エイチ・アイ・エスです。
エイチ・アイ・エスの株主優待は、毎年4月と10月の年2回が権利確定月となります。
優待内容は、保有株式数に応じた「HIS株主優待券」と「ラグーナテンボス入園割引券」が贈呈されます。
詳細は、
- 100株以上保有で「HIS株主優待券2,000円分相当」と「ラグーナテンボス入園割引券500円分相当」
- 500株以上保有で「HIS株主優待券4,000円分相当」と「ラグーナテンボス入園割引券500円分相当」
- 1,000株以上保有で「HIS株主優待券6,000円分相当」と「ラグーナテンボス入園割引券500円分相当」
となっております。
優待利回りは、年2回で優待価値5,000円、株価1,656円の計算で、3.01%となっています。
エイチ・アイ・エスの一言解説
エイチ・アイ・エスは海外旅行中心の大手旅行会社です。またホテルや新事業育成にも注力しています。業績は上向きで明確に良くなっていそうです。ホテルなどが好調で増勢。柱の海外旅行は安価なアジア圏などが好調で、豪州も伸びています。高単価の欧州やハワイが円安の後退により想定以上に回復してきており、会社営業益を超過するなど見通しよりもずっと良い状況となっています。今期はこのままレジャー客が戻り、海外旅行順調増となる見通しです。
(2923)サトウ食品
権利確定月 | 10月末日 |
株価 | 7,900円(9/25終値) |
優待利回り | 0.12% |
続いては、証券コード2923、サトウ食品です。
サトウ食品の株主優待は、毎年10月が権利確定月となります。
優待内容は、自社商品の詰め合わせセットとなっており、保有株数に応じた額面の優待が贈呈されます。
- 100株以上保有で1,000円相当
- 500株以上保有で2,000円相当
- 1,000株以上保有で3,000円相当
- 3,000株以上保有で5,000円相当
- 5,000株以上保有で7,000円相当
優待利回りは、100株保有時で優待価値1,000円相当となりますので、株価7,900円の計算で、0.12%となります
サトウ食品の一言解説
サトウ食品は、包装餅、包装米飯の国内トップメーカーです。大手食品卸を通じて全国に販売を行っています。また餅の売上は冬場に集中しています。こちらも業績面は絶好調。主力の包装米飯は家庭での日常食化が進んで好調。コメの店頭価格上昇を嫌気した消費者の代替買い需要が加わり、販売数量が増えています。包装餅も堅調。仕入れ米価格の安定が前提ですが、償却費増をこなして最高純益圏が続いていく見通しです。
(3038)神戸物産
権利確定月 | 10月末日 |
株価 | 4,455円(9/25終値) |
優待利回り | 0.22% |
続いて、証券コード3038、神戸物産です。
神戸物産の株主優待は、毎年10月が権利確定月となります。
保有株式数と継続保有年数に応じたJCBギフトカードが贈呈されます。
▼継続保有年数が3年未満の場合
- 100株以上1,000株未満の保有でJCBギフトカード1,000円分
- 1,000株以上2,000株未満の保有でJCBギフトカード10,000円分
- 2,000株以上の保有でJCBギフトカード15,000円分
▼継続保有年数が3年以上の場合
- 100株以上1,000株未満の保有でJCBギフトカード3,000円分
- 1,000株以上2,000株未満の保有でJCBギフトカード15,000円分
- 2,000株以上の保有でJCBギフトカード20,000円分となっています
また、株主の希望に応じて、JCBギフトカードを自社グループ商品の詰め合わせと交換することもできます。
優待利回りは、3年未満100株保有時で優待価値1,000円相当となりますので、株価4,455円の計算で、0.22%となります
神戸物産の一言解説
神戸物産は冷凍品など食材販売の『業務スーパー』をFC展開している会社です。総菜店併設で中食も強化しており、輸入材料が多めです。業績は上向き良好。柱の業務スーパーはFC店がしっかり増えていますし、既存店は節約意識で集客の着実です。仕入れ高上昇を値上げで吸収。営業益続伸となっています。今期はFC出店で純増。客数高水準で営業増益続く見通しとなります。
(2375)ギグワークス
権利確定月 | 10月末日 |
株価 | 370円(9/25終値) |
優待利回り | ---% |
続いて、証券コード2375、ギグワークスです。
ギグワークスの株主優待は、毎年10月が権利確定月となります。
優待内容は、100株以上を保有する株主を対象に、グループ会社である日本直販株式会社の株主優待専用WEBサイト内で利用可能な30%の割引クーポンとなっております。
優待利回りは、割引クーポンとなっておりますので、算出不可とします。
ギグワークスの一言解説
ギグワークスはIT営業支援やPC導入等の受託・派遣が柱の会社です。またコールセンターも注力となっています。業績は反発気味で上向いてきている流れです。通販は苦戦が続いていますが、EV充電器工事や非IT関連の軽作業などの派遣案件が増加。システム受託も好採算案件が多く、シェアオフィスも黒字化するなど全体的に良化しています。営業益反発して増配。今期は人材派遣やコールセンター業務が安定増となる見通しです。
まとめ
証券コード | 銘柄名 |
3329 | 東和フードサービス |
9279 | ギフトホールディングス |
9251 | AB&Company |
9603 | エイチ・アイ・エス |
2923 | サトウ食品 |
3038 | 神戸物産 |
2375 | ギグワークス |
以上が、【優待銘柄】100株でもらえる2024年10月権利確定の株主優待おすすめ7選になります。
なお、当記事で提供する情報は特定の銘柄を推奨したり、投資勧誘を目的としたものではありません。投資をする際の最終決定は、必ずご自身の判断で行うようお願いいたします。