概要
■国内市場
・工作機械業界向けの大型平面研削盤や、電子部品業界、金型業界向けの成型研削盤は堅調も、経済活動の先行き不透明感から設備投資意欲に陰りが見られ、受注は前年同期を下回る
・半導体についてはデータセンター向け設備投資やスマートフォン需要は調整局面継続も、次世代通信規格5Gなど技術革新を背景にメモリ向け需要は拡大の兆しも
■海外市場
・北米は新型の平面研削盤や円筒研削盤の受注は順調に推移も前年には及ばず
・欧州も米中貿易摩擦やBREXITの懸念などから受注は前年に及ばず
・中国では米中貿易摩擦の懸念などあり、特に工作機械関連で大きく落ち込みが発生、また生産拠点見直しもあり、全体的に低水準に推移しているが、高精度の引合いは増加傾向
・東南アジアは中国からの生産移設の動きもあり、相対的に引き合いが活発