概要
当社は、2020 年2月3日の臨時取締役会において、下記のとおり海外事業の戦略的見直しを決議しましたので、お知らせいたします。
1.見直し内容と理由
当社の海外事業は、台湾を足掛かりに、香港、上海(中国本土)と、拠点拡大し、2021 年度までに当該地域で合計 20 拠点まで拡大させるべく、昨年 8 月には、子会社 Hong kong New Art Limitedの香港市場上場を一次的な目標として社内決定し、順調に計画を進捗させてまいりました。2020年1月末現在では既に7拠点が稼働済で着実に業績を伸長させております。
しかしながら、新型コロナウイルス感染拡大により新たな地政学的リスクが発生しており、計画策定時に比して状況は大きく変化し、今なお流動的であります。
かかる状況を踏まえ、当社は、これまでの台湾、香港、中国を軸とした海外事業方針を戦略的に見直し、中国本土における拠点拡大を一時据え置き、東南アジア(シンガポール、インドネシア、タイ、ベトナム等)を始めとしてインド、中東、オセアニア(オーストラリア、ニュージーランド)をも展望した、より広範なエリアでの事業推進を同時並行的に検討していくことといたしました。先般(2020 年1月 16 日)公表のシンガポール子会社における事業推進も加速いたします。