デサント|特定子会社の異動を伴う株式譲渡に関するお知らせ

概要

当社は、2020年2月6日開催の取締役会において、当社が80%出資する子会社であるPEDESINVESTMENTS LTD.他同グループ子会社4社(以下、「イノヴェイトグループ」という)の全株式を譲渡すること、および、当該株式譲渡に先立ち、イノヴェイトグループの既存債務清算のため、イノヴェイトグループに増資を行い、一時的に特定子会社とした上で譲渡することを決定いたしましたので、お知らせいたします。

1.株式譲渡の理由
当社は、2013年より、「イノヴェイト」ブランドのシューズ、ウエア、エキップメントを日本・韓国・香港において販売を開始し、2015年8月にイノヴェイトグループの子会社化(80%出資)を行い、世界約60カ国でトレイルランニング用オフロードシューズを展開するイノヴェイトグループが持つ高い開発力を活用し、当社グループのシューズ事業全体の拡大を目指して事業運営してまいりました。
買収から4年ほど経過しておりますが、イノヴェイトグループの事業が、当社による買収当時の事業計画を継続的に大幅に下回って推移しており、2019年8月28日付「デサントグループ中期経営計画「D-Summit 2021」について」において言及しておりますとおり、前中期経営計画(Compass 2018)における目標売上高を達成できなかった要因のひとつとなっておりました。以上のような経緯から、当社現中期経営計画「D-Summit2021」における重点戦略との適合性を考慮した上で、イノヴェイトグループの事業性の再評価を行い、様々な選択肢を検討してまいりましたが、イノヴェイトグループ創業者であり20%の株式を保有するWayne Edy氏が設立する予定の会社に当社保有株式を売却し、イノヴェイトグループの成長を目指すことが、当社にとってもイノヴェイトグループにとっても最良の選択肢であると判断し、Wayne Edy氏が設立する予定の会社に対して、当社が保有するイノヴェイトグループの全株式を譲渡することを、本日取締役会において決議いたしました。
これにより、当社の中期経営計画「D-Summit 2021」の重点戦略Ⅱとして掲げておりますとおり、アジア(日本・中国・韓国)へより多くの経営資源を集中することが可能となるため、今後は当社のアジアにおける競争力の更なる強化に注力してまいります。

デサント【8114】の情報

IR情報

8114-20200206譲渡
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