ユーグレナ|クロレラ細胞壁由来成分が免疫を介して、 結腸がんを抑制することを示唆する研究結果を確認しました

概要

株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、社長:出雲充)は、カンサス州立大学の田村正明教授との共同研究により、クロレラ細胞壁由来成分※1 が免疫を介して結腸がんを抑制することを示唆する研究成果を確認しました。
なお、今回の研究結果は、2020 年 2 月 1 日付で医学ジャーナル『Integrative CancerTherapies』に掲載されました(https://journals.sagepub.com/doi/10.1177/1534735419900555)。
※1 クロレラ培養液の上清に含まれる成分。

■研究の目的
日本で最も多い死因はがんで、特に大腸がんの罹患率は他のがんと比べて、男性では 1 番、女性では 2 番目に高くなっています※2。今回の研究では、大腸がんの一種である結腸がんに対するクロレラ細胞壁由来成分の効果について、ヒト細胞試験及び結腸がんマウスモデルにおける抗腫瘍活性及び免疫調節機能を評価しました。
なお、クロレラは、単細胞の微細藻類であり、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、カロテノイド、不飽和脂肪酸、葉緑素(クロロフィル)など豊富な種類の栄養素を含み、これまでもクロレラによる抗がん効果※3や生活習慣病改善効果※4などを示唆する研究成果が報告されています。
※2 国立がん研究センター2019 年のがん統計予測(https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/short_pred.html)。
※3 Tanaka K, Konishi F, Himeno K, Taniguchi K, Nomoto K(1984)Augmentation of antitumor resistance by a strain of unicellular
green algae, Chlorella vulgaris. Cancer Immunol Immunother 17: 90-94.
※4 Mizoguchi T, Takehara I, Masuzawa T, Saito T, Naoki Y(2008)Nutrigenomic studies of effects of Chlorella on subjects with
high-risk factors for lifestyle-related disease. J Med Food 11: 395-404.

ユーグレナ【2931】の情報

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2931-20200207
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