全国保証|劣後特約付ローンによる資金調達に関するお知らせ

概要

当社は、2020 年2月7日開催の取締役会において、劣後特約付シンジケートローン(以下、「本劣後ローン」という。)による総額 300 億円の資金調達を行うことを決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

1.本劣後ローンの目的・意義

当社は、住宅ローン保証を中核とした信用保証事業を行っており、保証債務残高 13 兆円超、保有契約件数約 80 万件を有する独立系の信用保証会社として、幅広い契約先と全国的に事業を展開しております。当社は、2017 年度から 2019 年度の3年度を計画期間とする中期経営計画「Best route to 2020」を策定しており、「今までに築き上げてきた事業基盤とネットワークを最大限に活用することにより、地域社会の発展に貢献し、住宅ローン保証会社としてトップたる地位を築く」をスローガンとし、①事業規模の拡大、②企業価値の向上、③事業領域の拡大、の3つの基本方針に基づき各種施策に取り組んでおります。
当社は、以上の基本方針に基づき、住宅ローン保証を中心とした事業の成長に努めているところですが、更なる保証債務残高の増加および企業価値の向上を図るためには、格付取得と強固な財務基盤の構築が必要になると考え、本劣後ローンによる資金調達を実施することとしました。上記格付取得により当社が格付Aレンジ以上を保有した場合、当社と保証基本契約を締結している金融機関においては、自己資本比率を算定するにあたって、当社保証付の住宅ローンに対して原債務者のリスクウェイトに換えて当社のリスクウェイトを適用することが可能となります。これにより、当社の提携金融機関は、信用リスクの削減効果を図ることが可能となるため、当社から保証を受けるインセンティブを高めることが可能となります。
当社は、上記施策により、当社サービスの付加価値を高め、「住宅ローン保証事業におけるトップ地位確立」に向けて一層の成長を遂げることができるものと考えております。

全国保証【7164】の情報

IR情報

7164-20200207-2
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