概要
当社は、2019 年 12 月期の連結決算(国際会計基準、以下 IFRS という)及び個別決算(日本基準)において、減損損失を計上する見込みとなりましたので、下記のとおりお知らせします。
1.減損損失の内容
(1) 連結決算(IFRS)における減損損失の計上について
当社は 2017 年より 10 年間を長期的な企業価値向上のための投資期間と定めています。海外事業におきましても、当該方針に基づいて進出するそれぞれの国において、圧倒的 No.1 のポジションを実現すべくチャレンジを行ってまいりました。この度、現状を鑑みて事業計画を再度保守的に検討し、プロダクトそのものの充実、開発に伴う採用強化、コミュニティの充実に繋がる熱狂的なファンの獲得等、グローバル一体となってプロダクト開発に集中するべきであるため、個別の国単位でのマネタイズをグローバルプラットフォーム充実の価値判断の軸としないこととしました。IFRS に基づく減損テストを実施した結果、当社の海外連結子会社ののれん全額である Cookpad Rus LLC(ロシア)、Cookpad Greece Single Member Private Company(ギリシャ)及び Cookpad Hungary kft(ハンガリー)総額 769 百万円について、減損損失を計上することになりました。
(2) 個別決算(日本基準)における減損損失の計上について
当社が個別決算上認識しているのれん全額である Cookpad Greece Single Member Private Company(ギリシャ)及び Cookpad Hungary kft(ハンガリー)総額 209 百万円について、保守的に回収可能性を検討した結果、減損損失を計上することになりました。