概要
当社は、2019 年 12 月 26 日開催の取締役会において、当社の連結子会社である株式会社アークミール(以下、「アークミール」という。)が発行し、当社が保有するアークミールの全株式を、株式会社安楽亭(以下、「安楽亭」という。)へ譲渡する(以下、「本株式譲渡」という。)ことを決議し、本日、安楽亭と株式譲渡契約を締結いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
1. 本株式譲渡の目的と理由
アークミールは、1970 年に大阪府で日本発のステーキレストランチェーンである「ステーキハウスフォルクス」を、1976 年に群馬県で北関東でのファミリーレストランチェーンの先駆けとなった「ステーキのどん」を、更には、1990 年に群馬県で牛肉を和風に楽しめる「しゃぶしゃぶどん亭」を中心としたファミリーレストランのそれぞれ 1 号店を出店し、それらを主な事業としており、現在では、158 店(2019 年 11 月末時点)の店舗網を有しております。2008 年2月に当社の連結子会社となった後、主要セグメントの1つとして、国内事業の成長に貢献を果たしてまいりましたが、一方で外食産業を取り巻く環境は厳しさを増し、大きな変革を求められている中、当社としては事業ポートフォリオの最適化を図り、成長事業へのリソース配分を戦略的に進めるべく、本株式譲渡を行うことが最善との結論に至りました。
また、アークミールにとっても安楽亭グループに加わることで、食材や店舗オペレーションの類似性により一層のシナジー効果が得られること、各地域での地盤を活かすことなどが見込まれることから、アークミールの持続的な成長と企業価値向上に資すると判断し、当社は、本株式譲渡について合意いたしました。