ハイレックスコーポレーション|株式会社イノフィスの第三者割当増資の引受に関するお知らせ

概要

当社は、株式会社イノフィスの(以下「イノフィス」といいます。)の第三者割当増資を引受けることについてイノフィスと合意し、実行に至りましたので、下記のとおりお知らせいたします。

1. 第三者割当増資の引受の理由
当社グループは、主力事業である二・四輪車用、産業機器用、住宅機器用、船舶用等の遠隔操作のコントロールケーブル等の製造及び販売に加え、コントロールケーブルの製造により長年培ってきた素材知識・加工技術のノウハウを基に、マイクロカテーテル、ガイドワイヤ等の医療機器及び内視鏡の機能部品、各種カテーテルチューブ等の医療用工業品の開発、製造及び販売を行っております。また、近年では国内市場のみならず米国を中心とした海外市場拡大の潜在的な可能性が見込まれる補助人工心臓の開発、製造及び販売事業も展開しております。
イノフィスは、2001 年に東京理科大学小林教授(同社の株主及び取締役)の研究室において、人工筋肉を使用したウェアラブルロボット「マッスルスーツ」が開発され、2013 年に腰の補助に特化した同製品の実用化に目途が立ったため、同社が設立され同製品の国内販売が開始されました。そして、2019 年 11 月、さらなる軽量化と大幅な低価格化を実現した「マッスルスーツ Every(エブリィ)」を発売、従来品も合わせ累計販売台数は 5,000台(2019 年 11 月現在)を突破いたしました。
イノフィスは「生きている限り自立した生活を実現する」を企業理念に掲げ、人の動作を助ける装置の開発および販売を行っており、少子超高齢社会における課題先進国の日本から世界へ向けて、より多くの方が生涯にわたって活躍し続けられるよう、人によりそった製品の開発、提供するという、イノフィスの活動指針に当社は賛同しております。
当社は、このようなノウハウを保有するイノフィスに一部構成部品を供給しておりますが、このたびイノフィスへ新たに出資することで、当社グループのコントロールケーブル事業との相乗効果が期待され、グループの企業価値向上が見込めるものと判断し、同社の本第三者割当増資を引き受け、今後、業務提携の締結に向けて協議することといたしました。

なお、本出資により取得する当社の議決権割合は 20%未満であり、イノフィスは当社の連結子会社及び持分法適用会社には該当いたしません。

ハイレックスコーポレーション【7279】の情報

IR情報

7279-20191225
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