概要
2020年3月期第3四半期累計期間(2019年4月1日~2019年12月31日)において、特別利益及び特別損失を計上する見込みとなりましたのでお知らせします。
1.特別利益の計上
(1)防衛装備品関連損失引当金戻入額
2019年1月、防衛装備品に関わる防衛省との契約に関し、過去に不適切な工数調整を行い、過大に請求していた事実が発覚しました。当社は、防衛省に自発的な申告を実施し、本件過大請求に係る過払金、違約金等について、本日、防衛装備庁と合意の上、総額25億円について、国庫への納付を完了いたしました。
これに伴い、2019年1月時点において今後発生すると見込まれる過大請求額等の防衛省への返納に係る引当として、2019年3月期(2018年4月1日~2019年3月31日)に特別損失50億円を計上いたしましたが、今次納付額との差額約25億円について、防衛装備品関連損失引当金戻入額として特別利益を計上する見込みとなりました。
(2)投資有価証券売却益
資金の効率化及び財務体質の強化を図るため、当社が保有する投資有価証券のうち国内上場株式1銘柄を売却したことにより、投資有価証券売却益約2億円を計上する見込みとなりました。
2.特別損失(固定資産減損損失)の計上
当社が保有する固定資産のうち、利用方針の変更に伴い遊休となった埼玉県入間市の固定資産について、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、約5億円を減損損失として計上する見込みとなりました。