概要
当社は、2020年1月22日開催の取締役会において、以下のとおり、当社の連結子会社である株式会社トライフォート(以下「トライフォート」といいます。)が運営するアプリ受託開発事業を会社分割により、新設会社である株式会社ブリューアス(以下「ブリューアス」といいます。)に承継(以下「本新設分割」といいます。)させるとともに、トライフォートからブリューアスの全株式を取得の上、当社が保有するトライフォートの全株式を譲渡すること(以下本新設分割と併せて「本事業再編」といいます。)を決議し、同日付で株式譲渡契約を締結しましたので、お知らせいたします。また、本事業再編により、特別損失を計上する見込みとなりましたので、併せてお知らせいたします。
1.本事業再編の目的
トライフォートは、2012年の創業以来、スマートフォン向けゲームやその他のアプリ、Webサービスの開発・運営事業を展開しており、2018年10月に、当社グループにおけるゲーム事業の安定的な収益基盤構築への寄与を目的として、当社連結子会社となりました。しかしながら、当社グループ入り以降にリリースした新規ゲームタイトルの不振が続き、当初の目的が達成困難になる一方で、同社の経験豊富な開発組織については引き続き需要が高く、ゲーム以外のアプリ受託開発事業については収益貢献をしている状況にあります。
当社は、2018年8月3日に公表した中期経営計画「UNITED 2.0」において2020年3月期を「集中期」と位置付けていることから、本日公表いたしました「事業ポートフォリオの整理と今後の注力事業に関するお知らせ」のとおり、注力事業の絞り込みによる収益性の改善と事業ポートフォリオの整理を実施しております。
この一環として、トライフォートの上記状況及び国内ゲームアプリ市場の競争環境の変化を踏まえ、トライフォートのゲーム以外のアプリ受託開発事業を新設分割により分社化し、当社がトライフォートより新設会社の全株式を譲り受けた上で、当社が保有するトライフォート全株式を譲渡することといたしました。