FRONTEO|米国預託証券の NASDAQ GLOBAL MARKET における上場廃止及び米国証券取引委員会の登録廃止申請の予定に関するお知らせ

概要

当社は、2020 年1月 23 日開催の取締役会において、NASDAQ GLOBAL MARKET(以下「NASDAQ」という。)における米国預託証券(以下「ADR」という。)の上場廃止、及び米国証券取引委員会(以下「SEC」という。)への登録廃止申請を行うことを決議し、NASDAQ に対して ADR の自主的な上場廃止を通知いたしましたので、今後の上場廃止及 び SEC の登録廃止に関する予定をお知らせいたします。

1. 上場廃止申請を行う理由
当社は、2013 年 5 月、祖業である電子証拠分析・開示(e ディスカバリ)サービス事業において、その市場の原点である米国での更なる認知とブランド力向上を目的として、NASDAQ に ADR を上場いたしました。以来、当社は、米国証券取引所法に基づく開示義務への対応、米国会計基準による連結財務諸表作成及び米国企業改革法の求める内部統制の構築を通じ、株主及び投資家に対する積極的な情報開示に努めてまいりました。
一方、日本の証券市場の国際化が進展し、海外投資家の国内取引が増加する等の環境の変化がありました。
当社は NASDAQ に上場以降、米国全土にオペレーション機能を広げ、ビジネスの拡大を果たすことができました。また、米国大手弁護士事務所との関係構築により、現在の AI レビューシステムの基盤を築くことができ、上場当初に掲げた目的は現時点で達成いたしました。
一方、上場継続のための決算対応等多額のコスト負担が発生している現状を踏まえ、AI を活用したビジネスモデルの転換に、経済的及び人的リソースを集中すべき状況であると、総合的に判断し、NASDAQ 上場廃止及び SEC 登録廃止の申請を行うことを決定いたしました。

FRONTEO【2158】の情報

IR情報

2158-20200123
スポンサーリンク
おすすめの記事