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はじめに

当記事は、2025年1月に権利が確定する高配当銘柄の配当利回りランキングです。

一般的に、配当利回りは4%以上=高配当銘柄とされている節がありますが、該当しない場合は基準を下げての選出となっています。

各銘柄それぞれ、株価、年間配当金額、配当利回りと、簡単に事業・業績など一言会社紹介を添えています。

なお、当ランキング作成にあたり、株価は2025年1月7日終値での算出となっており、1株あたりの配当金(年間配当金額)・および配当利回りは予想ベースとなっています。

では早速、2025年1月権利確定の配当利回りランキングを紹介していきます。

高配当銘柄探しにお役立て頂ければ幸いです。

第15位(7590)タカショー

株価 株価474円(1/7終値)
年間配当金額(予) 5円
配当利回り(予) 1.05%

第15位は、証券コード7590、タカショーです。

タカショーはガーデニング用品販売で国内トップ級の会社です。家庭用とプロ用で展開しており、中国にも工場を持ちます。また米欧で販路開拓中です

国内は柱のプロ向けが非住宅分野で外構材、照明ともに堅調維持。ただし家庭用がEC好調もHC向け苦戦続きます。

また円安で調達コストの増加が想定超。足元やや苦戦中です。

第14位(7097)さくらさくプラス

株価 2,228円(1/7終値)
年間配当金額(予) 24円
配当利回り(予) 1.07%

第14位は、証券コード7097、さくらさくプラスです。

さくらさくプラスは認可保育園運営をしている会社です。ほか保育園物件扱う不動産仲介、コンサルティングなども手掛けています。子育て支援事業に注力中です。

業績は良好で、既存園の園児獲得が順調に推移しています。研修サービス好調。保育士への処遇改善あるが離職率下げて採用費節減、営業増益となっています。

第13位(7683)ダブルエー

株価 1,333円(1/7終値)
年間配当金額(予) 17円
配当利回り(予) 1.27%

第13位は、証券コード7683、ダブルエーです。

ダブルエーは婦人靴の製造小売りを日本と中国、香港で展開している会社です。生産は中国協力工場に委託しています。

業績は良好。猛暑影響で秋冬物靴の立ち上がりやや遅れたりもありましたが高価格帯の商品が売り上げ牽引。更にEC好調。営業益続伸となっています。

第12位(3415)TOKYO BASE

株価 324円(1/7終値)
年間配当金額(予) 5円
配当利回り(予) 1.54%

第12位は、証券コード3415、TOKYO BASEです。

TOKYO BASEはアパレル小売りの会社です。日本ブランド商品のセレクト業態、純国産SPAを展開。中国沿海部にも進出しています。

業績は良好。値引き抑制しEC集客が減少気味。ただ国内既存店は訪日客が追い風です。正価販売増で粗利率改善。人件費増こなし営業益伸長となっています。

第11位(3193)エターナルホスピタリティグループ

株価 2,874円(1/7終値)
年間配当金額(予) 46円
配当利回り(予) 1.60%

第11位は、証券コード3193、エターナルホスピタリティグループです。

エターナルホスピタリティグループは鳥貴族の会社です。東名阪中心に全品均一価格の焼き鳥店『鳥貴族』を展開。地方都市の開拓推進中で、ほかバーガーなども育成中です。

業績は好調でしっかり伸びています。鳥貴族の国内店舗数は順調に増加。既存店は値頃感や期間限定商品が支持され客数の伸びが続いています。

また直近は値上げが寄与して、人件費や海外新店費用など増加こなして営業益続伸、大幅増配となっています。

第10位(1433)ベステラ

株価 1,050円(1/7終値)
年間配当金額(予) 20円
配当利回り(予) 1.90%

第10位は、証券コード1433、ベステラです。

ベステラは製鉄所や発電所、石油化学等のプラント解体工事マネジメント会社です。複数の特許工法を保有しています。

足元の業績は良好。前期買収プラント工事会社がフル寄与。不採算案件減少して営業益は大きく伸びるなど絶好調です。

来季は製鉄軸に受注好調で、不採算案件も解消していく見通しです。

第9位(7614)オーエムツーネットワーク

株価 1,450円(1/7終値)
年間配当金額(予) 30円
配当利回り(予) 2.06%

第9位は、証券コード7614、オーエムツーネットワークです。

オーエムツーネットワークは中国地方発祥の食肉小売業の会社です。ステーキ店など外食事業へ展開。関東、関西など手広く開拓しています。

ただ足元の業績面はやや苦戦気味。訪日客増寄与しステーキ等外食伸長。

ただ仕入れ値高の売価転嫁などが追いつかず営業益は後退。来季も小売り牽引でも横ばい圏程度の見通しです。

第8位(3421)稲葉製作所

株価 1,777円(1/7終値)
年間配当金額(予) 42円
配当利回り(予) 2.36%

第8位は、証券コード3421、稲葉製作所です。

稲葉製作所は鋼製物置で国内シェア4割強の会社です。オフィス家具は自社ブランドのほか内田洋行等へOEMを展開しています。

業績は良好。鋼製物置の工場集約で生産効率化に加え物流費が減る。オフィス家具では事務用いすのリコール対応の影響軽減、加えて生産移管の負担がなくなり営業増益が続いています。

第7位(9632)スバル興業

株価 3,320円(1/7終値)
年間配当金額(予) 80円
配当利回り(予) 2.40%

第7位は、証券コード9632、スバル興業です。

スバル興業は道路メンテナンスが主力の会社です。公共事業依存度が高い点が特徴。ほか飲食店、不動産賃貸なども手掛けています。

業績はやや下向きで苦戦。不動産賃貸は前期取得物件が通年稼働して好調ですが、道路メンテは好採算の高速道路関連が減っています。レジャーも夢の島マリーナ管理運営終了で苦戦。

営業減益となっています

第6位(3071)ストリーム

株価 114円(1/7終値)
年間配当金額(予) 3円
配当利回り(予) 2.63%

第6位は、証券コード3071、ストリームです。

ストリームはPC、家電の通販サイト『ECカレント』を運営している会社です。化粧品や健食も展開しています。ヤマダデンキが筆頭株主です。

業績はやや苦戦組。柱のネット通販はPC、エアコン等が堅調ですが、節約志向が根強く想定は下回る数字でした。物流や販売支援事業は低調。競争激化で粗利率も低下しています。

また販促、広告費等がかさんで営業益回復が鈍化気味です。来季はOS切り替え需要でPC販売増となる見通し。

第5位(6654)不二電機工業

株価 1,139円(1/7終値)
年間配当金額(予) 32円
配当利回り(予) 2.80%

第5位は、証券コード6654、不二電機工業です。

不二電機工業は制御用開閉器で高シェアの会社です。電子応用機器に展開。電力向けが多めで一部直販制。海外市場も狙っています。

足元の業績はやや苦戦気味です。公共・民需は堅調で鉄道変電も新幹線関連に動意。ただ電力は一部在庫調整の影響が残り、下期にかけ修繕費などが発生。人件費も重く営業減益となっています。

来期は公共・民需が好調持続する見通しで、海外比率拡大に注力する予定だそうです。

第4位(3320)クロスプラス

株価 1,023円(1/7終値)
年間配当金額(予) 30円
配当利回り(予) 2.93%

第4位は、証券コード3320、クロスプラスです。

クロスプラスは婦人服製造卸大手で量販店向け首位の会社です。専門店も開拓中で、ガールズ服に強みがあります。婦人服売上で業界5位です。

衣料卸は機能性素材商品が堅調。小売りも外部モールEC、雑貨店など伸びています。ただ残暑長引き冬物出足遅れ。物流費や人件費増も重く営業減益幅は拡大中です。

来季は卸の客層広がってECは続伸する見通しではあります。

第3位(3246)コーセーアールイー

株価 778円(1/7終値)
年間配当金額(予) 24円
配当利回り(予) 3.08%

第3位は、証券コード3246、コーセーアールイーです。

コーセーアールイーは福岡都市圏中心にマンションや投資用ワンルーム開発・分譲を手掛ける不動産会社です。近隣県や首都圏で情報収集拡大しています。

足元の業績は苦戦気味です。マンション引き渡しは前期比約47%減。高単価のファミリー向けは堅調ですが、主力の投資用が大幅減となっています。

販売関連費も重く、営業益続落で大幅減となっています。来季以降はマンションの引き渡し戸数が着実に増える見通しということで底打ちを期待です。

第2位(1928)積水ハウス

株価 3,752円(1/7終値)
年間配当金額(予) 129円
配当利回り(予) 3.43%

第2位は、証券コード1928、積水ハウスです。

積水ハウスはハウスメーカー大手の企業です。戸建てから賃貸住宅、マンション等に展開。国内外で不動産開発も行っています。

業績は良好で上向きが続きます。買収の米国住宅企業分も上乗せ。米国は宅地開発売却が想定超で戸建ても順調と伸びています。

国内は戸建て着実、コスト低減も進んで営業益は上振れ。来季も米国戸建てが牽引して営業増益続く見通しです。

第1位(8142)トーホー

株価 2,943円(1/7終値)
年間配当金額(予) 110円
配当利回り(予) 3.73%

第1位は、証券コード8142、トーホーです。

トーホーは業務用食品卸の最大手です。九州・西日本地盤に食材店『A‐プライス』を展開しています。

足元の業績はやや下向きでしょうか。食品卸は飲食店やホテル向け拡大、A‐プライスも堅調。PB比率が上昇して利益率向上に向けて進んでいます。

ただ昨年11月に完全撤退した食品スーパーの赤字が重たく営業益反落に。来季以降は柱の食品卸中心に取引拡大していく見通しです。

まとめ

  • 第1位 (8142)トーホー
  • 第2位 (1928)積水ハウス
  • 第3位 (3246)コーセーアールイー
  • 第4位 (3320)クロスプラス
  • 第5位 (6654)不二電機工業
  • 第6位 (3071)ストリーム
  • 第7位 (3421)稲葉製作所
  • 第8位 (9632)スバル興業
  • 第9位 (7614)オーエムツーネットワーク
  • 第10位 (1433)ベステラ
  • 第11位 (3193)エターナルホスピタリティグループ
  • 第12位 (3415)TOKYO BASE
  • 第13位 (7683)ダブルエー
  • 第14位 (7097)さくらさくプラス
  • 第15位 (7590)タカショー

以上が、【高配当銘柄】2025年1月権利確定の配当利回りランキングになります。

なお、当記事で提供する情報は特定の銘柄を推奨したり、投資勧誘を目的としたものではありません。

投資をする際の最終決定は、必ずご自身の判断で行うようお願いいたします。

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