日東紡|ニットーボーメディカル株式会社が低濃度域性能を改善した CRP 測定試薬を発売

概要

当社の100%子会社であるニットーボーメディカル株式会社は、低濃度域のC反応性蛋白(CRP)を測定することができる体外診断用医薬品「N-アッセイ LA CRP-U ニットーボー」を発売いたしました。

CRP は正常状態では血中に微量しか存在しませんが、感染症・膠原病・心血管疾患・腫瘍、その他の炎症性疾患などで血中に現れ、炎症により生じた体内の病的産物を除去する作用があります。
近年では血中 CRP の低濃度域変化が新生児感染症や心筋梗塞などの心血管系の疾患と関連があると報告されており、低濃度の CRP を測定できる高感度の CRP 測定試薬が必要とされています。

ニットーボーメディカル株式会社は、CRP 測定試薬で国内トップのシェアを有しております。
今般発売した 「N-アッセイ LA CRP-U ニットーボー」は、CRP の測定範囲が 0.005~40mg/dL となり、従来品に比べて低濃度域の測定感度が改善し、低域から高域まで広範囲の測定を正確に行うことが可能となります。

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