コントラクトフードサービス事業子会社の株式取得に関するお知らせ

概要

当社は、本日開催の取締役会において、以下のとおり、西洋フード・コンパスグループ株式会社及びエムエフエス株式会社のサービスエリア、パーキングエリアにおけるコントラクトフードサービス事業を譲受ける目的で、西洋フード・コンパスグループ株式会社が新たに設立する会社の株式を取得することを決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

株式の取得の理由

SFCG社及びMFS社は、コントラクトフードサービス事業において世界最大手の英コンパスグループの一員であり、オフィスや工場などの食堂運営、学校給食や教育関連施設でのフードサービス、病院・有料老人ホーム・高齢者施設でのフードサービス、研修所・ホテルの運営・施設管理、ケータリングサービス、SA・PA等でのレストランの運営等、あらゆるジャンルで質の高いフードサービスを提供している企業であります。

SFCG 社は、1968 年に海老名 SA の運営受託を開始して以来、長年に亘り SA・PA におけるレストランやフードコート、売店等の運営を展開してきました。
現在では、SFCG 社及び MFS 社は、海老名 SA(下り線)、海ほたる PA や足柄 SA(上り線)を始めとした国内有数の SA・PA 合計 12 拠点において事業を運営し、SA・PA のコントラクトフードサービス市場における大手企業として確立されたポジションを有しております。

当社は、今般、SFCG 社及び MFS 社が運営する対象事業を譲受ける目的で、SFCG 社が新たに設立し、吸収会社分割により対象事業を承継する新会社の株式を取得(但し、第一段階は 50%を取得)することについて決議いたしました。
公共性の高い対象事業の安定的な運営を継続するため、円滑な承継を目的に新会社の残りの50%の株式についてはSFCG社が保有いたしますが、当社はSFCG社が保有する株式全てを段階的に追加取得し、今後 4 年を目途に新会社を完全子会社化する予定です。
なお、現時点における未定事項のうち、開示が必要なものについては、決定次第開示します。

当社グループは現中期経営計画において、次の 10 年間で起こりうる事業環境の変化に柔軟に対応する為の「成長の種まき」を行うことを重点施策として掲げております。
現在の当社グループの主力事業である外食事業が人口減少及び高齢化の進展、或いは食材・人件費や賃料等コストの継続的な上昇といった環境要因に影響されその不確実性が増す中、他の主力事業の早急な確立がより一層重要となる局面を迎え始めております。

本件対象事業の取得によって、グループ中核事業の一つであるコントラクト事業をより一層拡大し、SA・PAにおけるコントラクトフードサービス市場においてトップシェアの確保が実現します。
また、規模の追求のみならず、キャッシュレス決済の拡大等当社グループ内にて実績のあるノウハウを投入し引き続き生産性向上を図ると共に、地域貢献に繋がる取り組み等につき高速道路会社様と歩調を合わせながら取り組んで参る所存であり、本件は「質の成長」・「規模の成長」及び「CSR推進」等の観点から、企業価値向上に資する戦略性の高い案件と考えております。
今後は、当社グループにおいて 1973 年以降事業を継続している高速道路 SA・PA 事業の実績と、対象事業が長年蓄積してきたノウハウを融合させるべく、SFCG 社との連携強化に努め、利用者の皆様にとってより一層利便性の高い SA・PA 運営を目指したいと考えております。

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西洋フード・コンパスグループ株式会社が設立するコントラクトフードサービス事業子会社の株式取得に関するお知らせ

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