概要
当社は、2019 年 12 月 9 日開催の取締役会において、研精堂印刷株式会社(以下「研精堂印刷」といいます。)の株式の一部を取得し、持分法適用関連会社とすることを決議いたしましたので、お知らせします。
1.株式取得の目的
研精堂印刷は 1947 年 1 月に岡山県岡山市にて創業しました。
以後 本日至るまでに総合印刷業としての業態を確立し、岡山本社・東京の営業拠点と岡山市内の 2 工場の生産体制の下、事業活動を営んでおります。
徹底した生産部門における品質管理は定評が高く、永きにわたるお取引先様が多いのも同社の特徴であります。
一方、当社企業グループは、クリエイティブサービスを事業とし、お客様が創造性(クリエイティブ)を表現するために必要である多様なソリューションを提供するため、「クリエイティブをサポートする企業集団」として、幅広いビジネスを積極的に展開、推進しており、汎用的な一般情報用紙への印刷にとどまらずに、特殊素材・立体物への印刷に加え、多岐にわたる 「カタチあるモノ」、例えばノベルティ・フィギュア・3D プリンター造形、デジタルコンテンツなどのソリューションの提供を行っております。
研精堂印刷と当社企業グループは、多様化するクリエイティブ需要に対して、インフラ設備やノウハウ等を融合し、付加価値の向上および生産効率の向上、並びに新たなサービスの展開等に取り組んでいくことを企図しております。
また、研精堂印刷を当社企業グループの印刷製造部門の西日本地区における「拠点」と位置付け、営業と生産の最適なバランスを志向いたします。
研精堂印刷が当社企業グループに加わることで、事業規模の拡大並びに当社企業グループの様々な商材と同社の多様な印刷物製造に携わってきた経験値によるシナジー効果が期待でき、ワンストップサービスの拡充が図られることから、研精堂印刷および当社企業グループの企業価値の一層の向上を実現させることが可能であると考えております。
なお、研精堂印刷代表取締役会長兼社長の山川昌夫氏は、2020 年 1 月 29 日開催予定の弊社臨時株主総会にて弊社取締役に選任予定であります。選任された場合、弊社代表取締役会長に就任予定であります。