概要
トヨタ自動車株式会社(以下、当社)とパナソニック株式会社(以下、パナソニック)は、2019年1月22日付で公表しました「パナソニック株式会社との協業に関するお知らせ」にてお知らせいたしましたとおり、車載用角形電池事業に関する合弁会社(以下、合弁会社)の設立(以下、本事業統合)に関し、2019年1月22日に事業統合契約書及び合弁契約書(以下、本事業統合契約書)を締結しました。
本事業統合契約書に基づき、当社は、取締役会決議において、車載用電池の設計開発及び要素開発に係る事業(以下、本件事業)を、吸収分割によりパナソニックの完全子会社であるパナソニック出資管理合同会社(以下、パナソニック資産管理会社)により設立される合弁会社に承継させる(以下、本吸収分割)ための吸収分割契約書(以下、本吸収分割契約書)を締結すること、及びパナソニック資産管理会社から合弁会社の株式を譲受けること(以下、本株式取得)を承認致しましたので、下記のとおりお知らせ致します。
なお、本吸収分割は、当社の総資産及び売上の増減額が軽微基準に該当すると見込まれる会社分割であるため、開示事項・内容を一部省略して開示しています。
また、合弁会社の概要につきましては、添付資料「トヨタとパナソニック、車載用角形電池事業に関する合弁会社の設立を決定」をご参照ください。
1 本吸収分割及び本株式取得の目的
これからの社会において、電池は自動車をはじめとする様々なモビリティにエネルギーを供給するための、また各種の環境問題解決のためのソリューションとして、人々の暮らしを支える中心的な役割を果たすものと考えています。
このような認識の下、全てのお客様に安心してお使いいただける安全で優れた品質・性能(容量、出力、耐久性他)、ならびにコスト等を実現できる高い競争力のある電池の開発を目指し、当社はパナソニックとの合弁会社を設立することにいたしました。