八洲電機|八洲電機株式会社から株式会社立花エレテックへの 株式譲渡に関する契約締結のお知らせ

概要

2019年9月10日に開示致しました「八洲電機株式会社から株式会社立花エレテックへの株式譲渡に関する基本合意書締結のお知らせ」に関し、本日開催のそれぞれの取締役会において、八洲電機株式会社(以下「八洲電機」といいます)が保有する八洲電子ソリューションズ株式会社(以下「八洲電子」といいます)の全株式を株式会社立花エレテック(以下「立花エレテック」といいます)に譲渡する契約(以下「本株式譲渡契約」といいます)を締結することを決議し、本日付で本株式譲渡契約を締結致しましたので、下記のとおりお知らせ致します。

1 . 株式譲渡の理由
半導体市場は米中貿易摩擦などにより不透明感を増しており、今後は世界市場全体においてマイナス成長も予測され、非常に厳しい状況にあります。そのような状況下、両社は収益力の向上と企業価値の増大に向け、本株式譲渡契約を締結することと致しました。
立花エレテックは、電機・電子の技術商社として、FAシステム、半導体デバイス、施設、MS(マニュファクチャリング・サービス)及び海外の5事業を有しております。この中で主力事業の一つである半導体デバイス事業では、規格品からユーザー仕様品まで、ニーズに合わせた半導体や電子デバイス製品の販売、さらにマイコンやカスタムLSIの設計開発を行っております。
そのような状況下、八洲電子が立花エレテックグループの一員となることは、商材ラインナップの拡充による顧客満足度の向上、販売先の重なりも少ないことによるマーケットの拡大、また、お互いの得意分野における技術補完によるソリューション提案力の強化が図れるなど、大きなシナジー効果が得られるものと判断しました。
鉄鋼、石油、鉄道業界を中心に事業を展開する八洲電機は、事業の選択と集中により、エンジニアリング事業に経営資源を投下しております。一方、八洲電子は、2016年4月に分社化し、半導体事業に加え、IoT関連需要を中心にソフト事業の拡大などのビジネスモデルを展開してまいりました。
そのような状況下、八洲電機は、今後の事業運営において、グループ経営の安定化・効率化及び事業・財務リスクの回避が可能である等を総合的に勘案した結果、本株式譲渡が八洲電機にとって最善であり、その経営資源をエンジニアリング事業に集中展開することで、収益力の更なる強化につながると判断しました。

八洲電機【3153】の情報

IR情報

3153-20200121
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