概要
当社は、本日開催の取締役会において、下記の通り繊維事業の構造改革を決議いたしましたので、お知らせいたします。
1.構造改革の理由
当社繊維事業部は、国内衣料品市場の低迷や繊維製品デフレ、海外企業との価格競争の激化などの厳しい環境のなか、これまで国内において一定規模の設備保有と雇用維持に努めてまいりました。
しかしながら、事業環境は今後より一層厳しさを増すものと予想される状況において、繊維事業の収益力を向上させるためには、高付加価値ビジネスへの転換とグローバルな視点での生産体制の抜本的な見直しが必要であると判断いたしました。その具体策として、丸亀工場の操業を停止し、国内の生産設備を安城工場に集約するとともにスマートファクトリー化を推進、さらに海外生産拠点を最大限に活用することで、グループ全体でのコスト競争力、開発力を一層強化し、繊維事業の収益基盤の再構築を図ってまいります。