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目次
はじめに
こちらの記事は、100株保有でもらえる株主優待を特集しております。
今回は、権利確定月が2024年12月の株主優待の中から、ZAi探編集部独自の視点でおすすめ銘柄を7選ピックアップしています。
各銘柄、優待利回り(%)、簡単に事業・業績など一言会社紹介を添えていますので、簡潔に優待銘柄をお探しの際に役立てれば幸いです。
なお、当記事掲載の2024年12月のおすすめ株主優待銘柄の優待利回りは、2024年11月26日終値で算出しております。
それでは早速、100株でもらえる2024年12月権利確定の株主優待おすすめ7選を紹介していきます
※当記事で提供する情報は特定の銘柄を推奨したり、投資勧誘を目的としたものではありません。投資をする際の最終決定は、必ずご自身の判断で行うようお願いいたします。
(2573)北海道コカ・コーラボトリング
権利確定月 | 6月末日・12月末日 |
株価 | 2,863円(11/26終値) |
優待利回り | 1.95% |
まずは、証券コード2573、北海道コカ・コーラボトリングです。
北海道コカ・コーラボトリングの株主優待は、毎年6月と12月の年2回が権利確定月となります。
100株以上保有する株主を対象に、保有株式数に応じて同社商品詰合せが贈呈されます。
詳細は、
- 100株以上1,000株未満の保有で「缶・小型ペットボトル商品が22本入った商品詰合せ」または「お好きな商品1ケース」
- 1,000株以上の保有で「缶・小型ペットボトル商品が28本入った商品詰合せ」または「お好きな商品2ケース」
となります。
お好きな商品カタログには、北海道限定商品も含まれており、お好みの商品を選択することができます。
優待利回りは、100株保有時で年間5,600円相当の商品がもらえるので、株価2,863円の計算で、1.95%となります。
北海道コカ・コーラボトリングの一言解説
同社は北海道地盤の会社です。大日本印刷の子会社で地元有力企業も出資。コカブランドの道内限定商品も展開しています。業績は良好。自販機、コンビニ堅調で節約ニーズの量販店やWebはまとめ買いが下支え。訪日外国人増で観光地売店も伸びています。原材料高や自販機投資増を吸収して営業増益が続くなど強い展開です。今期は価格改定効果で粗利良化が続く見通しとなります。
(3082)きちりホールディングス
権利確定月 | 6月末日・12月末日 |
株価 | 899円(11/26終値) |
優待利回り | 3.33% |
続いては、証券コード3082、きちりホールディングスです。
きちりホールディングスの株主優待は、毎年6月と12月の年2回が権利確定月となります。
優待内容は、同社グループの運営する店舗で利用できるお食事券となります。
こちらのお食事券は1枚につき飲食代金1,500円の金券として利用できるもので、保有株数に応じて年間2枚から26枚贈呈されます。
詳細は、
- 100株以上500株未満の保有で、飲食代金1,500円分として利用できる金券1枚(年間2枚贈呈)
- 500株以上1,000株未満の保有で、同様の金券を6枚(年間12贈呈)
- 1,000株以上の保有で、金券を13枚(年間26枚贈呈)
となっております。
優待利回りは、100株以上保有で年2枚、優待価値3,000円相当のお食事券がもらえるので、株価899円の計算で、3.33%となります。
きちりホールディングスの一言解説
きちりは高級居酒屋『KICHIRI』等を直営展開している会社です。関西から関東に軸足。自社管理システムの外販などを育成中です。業績は良好で連続増益中。店舗数も順調に増やしており、既存店は客数堅調増。宴会等の回復もあり、客単価の上昇も続いています。前期新店が通期で寄与しており、ふるさと納税の地方創生支援も貢献。原材料高こなして営業益続伸となっています。
(3197)すかいらーくホールディングス
権利確定月 | 6月末日・12月末日 |
株価 | 2,243円(11/26終値) |
優待利回り | 1.78% |
続いて、証券コード3197、すかいらーくホールディングスです。
すかいらーくホールディングスの株主優待は、毎年6月と12月の年2回が権利確定月となります。
優待内容は、すかいらーくグループ店舗で利用できる「株主様ご優待カード」となっており、保有株式数に応じて、2,000円から17,000円分のカードが贈呈されます。
詳細は、
100株以上299株の保有で2,000円カード1枚(年2回で年間4,000円相当)
300株以上499株の保有で5,000円カード1枚(年2回で10,000円相当)
500株以上999株の保有で3,000円カード1枚と5,000円カード1枚(年2回で16,000円相当)
1,000株以上の保有で2,000円カード1枚と5,000円カード3枚(年2回で34,000円相当)
の株主優待ご優待カードがもらえます。
こちらのカードは、株式会社すかいらーくレストランツが運営するガストやバーミヤン、しゃぶ葉、ジョナサンなど、様々な店舗で利用可能となっております。
ほか、ニラックス株式会社が運営する店舗や、株式会社トマトアンドアソシエイツが運営する店舗でも利用可能となっています。
優待利回りは、優待価値4,000円、株価2,243円の計算で、1.78%となっています。
すかいらーくホールディングスの一言解説
すかいらーくホールディングスはファミレス業界で最大手の会社です。いまの主力は『ガスト』で、中華の『バーミヤン』や和食『夢庵』など多業態に展開しています。業績は好調そのもの。店舗数もしっかり増やしてきており、ファミレスは看板の視認性向上効果発現などで客足が想定超。食材費の増加はありますがこれをしっかりこなしてお営業益上振れ。配当も増額と好調です。今期もコラボ商品などを継続しつつ客数伸長の想定です。
(3696)セレス
権利確定月 | 12月末日 |
株価 | 2,308円(11/26終値) |
優待利回り | 4.33% |
続いて、証券コード3696、セレスです。
セレスの株主優待は、12月末が権利確定月となります。
優待内容は、暗号資産(仮想通貨)10,000円相当を贈呈となっております。
贈呈される暗号資産の内訳は、
- イーサリアム(ETH)5,000円相当
- ジパングコイン(ZPG)5,000円相当
2種類の暗号資産となっています。
また、こちらの株主優待は、セレス子会社である株式会社マーキュリーが運営する暗号資産販売所「CoinTrade」の株主様の口座に、10,000円相当の暗号資産(仮想通貨)を入金となっているため、「CoinTrade」の口座が無い場合は新規で口座開設が必要です。
同サービスに口座を開設できない方への贈呈はできないとのことですので、この点は注意しましょう。
優待利回りは、優待価値10,000円となりますので、株価2,308円の計算で、4.33%となっています。
セレスの一言解説
セレスはポイントサイト『モッピー』やアフィリエイト運営、広告が収益源の会社で、暗号資産販売所も運営しています。業績は好調。主柱のポイントサイトは会員数増えて拡大。DtoCも好調で数字を伸ばしています。暗号資産関連は今後に期待でここが伸びると更に数字の上積みが出来るでしょう。重い人件費増を吸収して営業益好転。上期に投資育成で営業投資有価証券の売却益があったり、営業外で持分法による投資利益などもあります。
(4927)ポーラ・オルビスホールディングス
権利確定月 | 12月末日 |
株価 | 1,384円(11/26終値) |
優待利回り | 1.08% |
続いては、証券コード4927、ポーラ・オルビスホールディングスです。
ポーラ・オルビスホールディングスの株主優待は、毎年12月が権利確定月となります。
優待内容は、「株主優待ポイント」を進呈となっております。
- 100株~399株保有:3年未満で15ポイント、3年以上で35ポイント
- 400株~1,199株:3年未満で60ポイント、3年以上で80ポイント
- 1,200株~1,999株:3年未満で80ポイント、3年以上で100ポイント
- 2,000株以上:3年未満で100ポイント、3年以上で120ポイント
上記のように保有株式数と保有期間に応じて株主優待ポイントがもらえます。
株主優待ポイントは、ポイント数に応じて、同社グループの商品と引き換えることが可能です。
こちらは2023年12月期株主優待商品の一例となります。
15ポイントですと、1,500円相当の商品と引き換えることができます。
また、継続保有した場合は、翌年に繰り越すこともできますので、ポイントを増やしてから商品と引き換えることも可能です。
優待利回りは、100株保有時で優待価値1,500円相当となりますので、株価1,384円の計算で、1.08%となります
ポーラ・オルビスホールディングスの一言解説
ポーラ・オルビスは化粧品で国内4位の会社です。高級品のポーラと、通販のオルビスが2大ブランドとして主力となります。ほか育成ブランド『THREE』なども展開中です。足元の業績はやや苦戦気味。肌ケア軸にオルビスが販売拡大。ただ主力のポーラが中国と免税向けの販売が想定以下。宣伝費は抑制できていますが営業減益となっており下向きとなります。ただ今期は中国の採算が改善して利益上向く想定です。
(4967)小林製薬
権利確定月 | 6月末日・12月末日 |
株価 | 6,036円(11/26終値) |
優待利回り | 1.65% |
続いて、証券コード4967、小林製薬です。
小林製薬の株主優待は、6月と12月が権利確定月となります。
優待内容は、100株以上保有している株主を対象に、5,000円相当の自社製品詰め合わせセットと、小林製薬の通信販売製品の10%割引となっております。
自社製品詰め合わせセットについては、社会貢献団体への寄付に変更することも可能です。
また、長期保有することで、追加で優待品をもらうこともできます。
こちらは300株以上かつ3年以上保有している株主が対象となっており、先ほどの優待品に加え、「復興支援 選べるギフト」を年1回追加進呈となっております。
優待利回りは、年2回の優待で価値は10,000円相当となりますので、株価6,036円の計算で、1.65%となります
小林製薬の一言解説
小林製薬は家庭用品製造販売が主軸の会社です。芳香消臭剤が首位。医薬品、健康食品などでのニッチ製品開発に定評があります。足元の業績はやや苦戦気味です。買収した米国の会社が貢献。ただ、広告停止影響で国内医薬品が停滞気味です。宣伝費が減りましたが、のれん償却費が重くて営業益は後退。製品回収関連の特損なども響いて純利益が急降下となりました。ただし今期は宣伝再開を見込み利益上向く想定です。
(7532)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス
権利確定月 | 6月末日・12月末日 |
株価 | 3,696円(11/26終値) |
優待利回り | 1.08% |
続いて、証券コード7532、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスです。
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの株主優待は、6月と12月が権利確定月となります。
優待内容は、100株以上保有する株主を対象に、同社グループの電子マネー「majica」のポイント2,000ポイント分となっております。
こちらのポイントは、「majica」アプリを通じて進呈となっておりますので、お受け取りにはmajicaアプリへの会員登録が必要となります。
優待利回りは、年2回の優待となりますので、優待価値4,000円相当、株価3,696円の計算で、1.08%となります
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの一言解説
パン・パシフィックは総合ディスカウント店ドン・キホーテを展開している会社です。子会社に長崎屋、ユニーなどを持ちます。ASEAN出店加速中です。業績は基本的に良好です。国内新店もしっかり伸ばしつつ海外も出店増やしています。柱の国内ドンキは既存店好調継続。高収益の免税、PB商品が伸長貢献しています。ほかユニー堅調。海外も底入れ。人件費、償却費増などをこなして営業増益が続いています。
まとめ
証券コード | 銘柄名 |
2573 | 北海道コカ・コーラボトリング |
3082 | きちりホールディングス |
3197 | すかいらーくホールディングス |
3696 | セレス |
4927 | ポーラ・オルビスホールディングス |
4967 | 小林製薬 |
7532 | パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス |
以上が、【優待銘柄】100株でもらえる2024年12月権利確定の株主優待おすすめ7選になります。
なお、当記事で提供する情報は特定の銘柄を推奨したり、投資勧誘を目的としたものではありません。投資をする際の最終決定は、必ずご自身の判断で行うようお願いいたします。