概要
銀座本店
売上高対前年増減率(%):-0.9
概況
11月の銀座店の売上高は、0.8%減と前年に僅かに下回りました。
消費税率引上げ後の反動があった10月と比較すると、11月においても海外のラグジュアリーブランド等でその影響が継続した一方、ここ数年、訪日外国人による買上げが顕著だった化粧品においては、免税を除く売上高(国内のお客様の買上げ額)が前年ベースで復調・推移する等、アイテムによって増税後の回復進捗の差異が見られました。
婦人衣料品においても、ボリュームゾーンを軸としたキャリアウェアはコート等の重衣料が苦戦し売上高が9.1%減に対し、国内外のデザイナーを軸とした高価格帯の婦人服は3.2%増になる等、強みとなる商品群は増税後等の影響も軽微に好調に推移しました。
免税売上高につきましては、一部のラグジュアリーブランドにおける特注等が全体を牽引したため一般品の売上高は前年比3.1%増、一方、化粧品を軸とした消耗品につきましては約3割減となりました。
なお、松屋は、11/3(日)に創業150周年を迎え「松屋の文化祭」(11/2~4)を開催、多くの来場者で賑わいました。
来年の8月までを創業150周年記念の重点展開期間と位置づけ、今後も様々な来店促進策で顧客動員を図ってまいります。
11月の浅草店は、主力の食品において鮮魚・青果の売上が鈍く、また、化粧品等も増税後の反動にて苦戦し、店全体としては売上高は前年を下回りました。