概要
当社は、2020 年 2 月 10 日開催の取締役会において、オーダーメイドコート生産の効率化を目的として、ファクトリー玉野株式会社の縫製事業を、同じく連結子会社でオーダーメイドスーツ縫製事業を行っている日本ソーイング株式会社に移管することを決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
1. 事業移管の理由
ファクトリー玉野株式会社はカシミヤ素材を中心に高品質既製コートとオーダーメイドコートの縫製を行っている会社でございます。
当社は、紳士服・婦人服のオーダーメイドスーツを主力事業とし、服づくりのこだわり「メイド・イン・ジャパン」・「着心地と品質」を柱に「世界一のオーダーメイド企業をつくる」ことに邁進しており、そのため、オーダーメイドコートの企画・開発により新たな展開をしてまいりました。
しかしながら、季節性の影響が強いコートにおいて既製コートとオーダーメイドコートの効率的生産の低下や暖冬・消費者の購買意欲の低下など事業環境が厳しい状況で継続し黒字転換が難しい事からコート生産事業の移管を決定いたしました。
今後におきましてはオーダーメイド商品に一元化し生産することで、効率化によるコスト削減を図ることができるとともに、販売数量に合わせた生産体制を構築することによりグループ全体の最適化をはかってまいります。