概要
当社は、本日開催の取締役会において、下記のとおり役員退職慰労金受給権放棄の申し出を受け、2020 年3月期決算において特別利益を計上することといたしましたので、お知らせいたします。
1.経緯
当社は、代位弁済立替金に対する貸倒引当金の算定方法等の見直しに伴い 2018 年 12月 14 日付「2019 年3月期第2四半期報告書の提出及び過年度の有価証券報告書、四半期報告書の訂正に関するお知らせ」及び 2019 年 11 月 14 日付「過年度の有価証券報告書等の訂正報告書の提出及び過年度の決算短信等の訂正に関するお知らせ」にて公表いたしましたとおり、それぞれ同日付で過年度の有価証券報告書等の訂正報告書を九州財務局に提出いたしました。
また、本日付「証券取引等監視委員会による課徴金納付命令の勧告及び特別損失の発生に関するお知らせ」にて公表いたしましたとおり、これら過年度の有価証券報告書等の訂正に関して、証券取引等監視委員会から内閣総理大臣及び金融庁長官に対して、金融庁設置法第 20 条第1項の規定に基づき、当社に対する課徴金納付命令を発出するよう勧告が行われております。
これら一連の処理に対する経営責任を明確化し、今後の信頼回復への決意を新たにするため、下記2.記載の取締役から役員退職慰労金受給権の自主的返上について、本日、取締役会に申し出が行われたものであります。