ユニカフェ|当社キューリグ関連事業の会社分割及び新設会社の株式の譲渡に関する基本合意書締結のお知らせ

概要

当社は、本日開催の取締役会において、以下のとおり、本年 1 月 4 日付けでUCCグループより取得いたしましたキューリグ関連事業において、その販売機能(以下「対象事業」といいます。)につき吸収分割その他の方法で当社が設立する新会社が承継し、その株式の一部を親会社であるユーシーシーホールディングス株式会社(以下「UCCホールディングス」といいます。)に対し譲り渡すこと(以下「本件取引」といいます。)について、UCCホールディングスと基本合意することを決議し、UCCホールディングスとの間で基本合意書を締結いたしましたので、お知らせいたします。

1.本件取引の目的
コーヒーを取り巻く環境は、コンビニエンスストア各社によるカウンターコーヒーの拡大や小型ペットボトルコーヒーが清涼飲料市場で急速に存在感を強めたことにより、従来の缶コーヒーの購買客層とは異なる若年層や女性などへの販路が拡大、また家庭内においても一杯抽出型マシンやドリップコーヒーバッグなどの飲み方の多様化が進んだことにより、レギュラーコーヒー市場が加速度的に伸長しております。
このような市場環境におきまして当社は中期事業計画の中で、主力事業であるコーヒー豆を焙煎し大手飲料メーカーに提供させていただく『工業用事業』とカフェ・レストラン・コンビニエンスストアやオフィス・ホテル等にコーヒーを提供させていただく『業務用事業』に加えて、『一杯抽出事業(シングルサーブ事業)』と呼ばれる分野に進むべき方向を定め、本年 1 月 4 日付けでUCC上島珈琲株式会社(以下「UCC上島珈琲」といいます。)及びその子会社であったキューリグ・エフイー株式会社(以下「KFE」といいます。)から吸収分割及び事業譲渡の方法によってキューリグ事業を取得し、既存事業であるドリップコーヒーバッグと共に一杯抽出事業の中心となるカプセル型コーヒーシステムを中期事業計画の重要な事業の位置づけで展開をしております。
当社は、コアコンピタンスである『味の均一性・再現性』をキューリグ事業においても優位に展開すべく、コーヒーは基より紅茶・日本茶の分野において全国にチェーン展開している企業や地域に密着しているコーヒー焙煎業のトップブランド(以下「ブランドパートナー」といいます。)と組み、既に今年度末現在で 11 ブランド 13SKUのキューリグカプセルを発売し、キューリグ事業の価値向上に注力しております。来年度に向けても更に新たなブランドパートナーとの連携を鋭意すすめており、キューリグカプセルを市場に投入すべく各方面の販売会社(以下「ディストリビューター」といいます。)とも積極的に連携して参ります。
このような事業戦略の中で、一杯抽出事業を取り巻く市場環境は競争が激化しており、急速なスピードで拡大することが見込まれております。その環境の変化に対して、当社はブランドパートナー・ディストリビューターと共に企業価値向上策の実行が不可欠であり、それを実行するための組織強化を図るため更なる経営資源の確保、UCCグループ各社のリソースの活用が必要であると判断し、親会社であるUCCホールディングスと本件取引における基本合意を決議いたしました。

ユニカフェ【2597】の情報

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2597-20191227
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