科研製薬|原発性腋窩多汗症治療剤「BBI-4000」の製造販売承認申請について

概要

科研製薬株式会社(本社:東京都文京区、社長:大沼 哲夫、以下「科研製薬」)は、厚生労働省に原発性腋窩多汗症治療剤「BBI-4000」(一般名:ソフピロニウム臭化物、以下「本剤」)の製造販売承認申請を行いましたのでお知らせします。
本剤は神経伝達物質であるアセチルコリンの作用を阻止する抗コリン剤に分類されます。アセチルコリンはムスカリン受容体と結合することにより、汗腺から発汗を誘発すると考えられており、本剤はムスカリン受容体と結合することでアセチルコリンの結合を阻害し、発汗を抑制します。
科研製薬は 2015 年 3 月に Brickell Biotech, Inc.(本社:米国コロラド州)より本剤を導入し、日本国内で外用剤として開発を進めてまいりました。本剤は、原発性腋窩多汗症の患者さんを対象とした国内第Ⅲ相臨床試験において良好な有効性と安全性が確認されており、多汗症治療の新たな選択肢として提供できるものと考えています。
なお、本件に関し、科研製薬の 2020 年 3 月期連結業績予想に与える影響はございません。

科研製薬【4521】の情報

IR情報

4521-20200110
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